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義母って、もはや 詰んでます?  作者: 美麗
第三章 前世って…

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ああ、ワタシって…

前世の記憶ってやつでございます

そうよね。子どもは好きだったみたい。

だから、子どものお世話はしてのよね。


キレイなものが好き。

ヒラヒラ揺れるフリルやレースが素敵。

見ているだけで幸せな気持ちになる。


だって現実はこんなにも厳しい。


毎日、毎日お腹が空いていた。泣けば怒鳴られて、部屋から出された。

どんなにドアを叩いても一晩中、そのドアは開かなかった。

そんな毎日が続いて、ワタシは知らない大人に連れて行かれた。

今になれば分かるわ。あれは、育児放棄。

児相の方なのかなワタシを連れて行ってくれたのは。

そこからは、施設に入ったワタシ。


あんまり、楽しいところではなかったけど毎日ご飯を食べるとことができた。毎日布団で眠ることができた。

優しいお姉さんがいて、ワタシにいろいろ教えてくれた。

お姉さんに懐いて、少しずつ勉強も教えてもらった。


その、施設から学校に通った。

勉強は嫌いではなかったけど、大きな声や荒っぽい言葉遣いが苦手だった。

だから、基本本を読んで大人しく過ごしていた。

施設ではワタシが大きくなり、下の子のお世話をするようになっていった。


学校でも施設でも男子とあまり話をしないワタシは、遠巻きにされていたけどイジメられたり、イジワルされることはなかった。


毎日学校に行って勉強して本を読んで、そんなふうに過ごしていた。

そんな中でも、本当は他の女の子のカワイイ服がとっても羨ましかったわ。



ヒラヒラ揺れるフリルやレース。

それはワタシの手に入らない。

ハサミが怖いと嘘をついて伸ばした髪だけがワタシの自慢。


だって…

ワタシ、

男の子だから。




お読みいただきありがとうございます。


改めて、この作品を★で評価していただけると嬉しいです。ブクマもお願いいたします。


明日も10時に投稿予定です。よろしくお願いします。

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