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『平成ギャルが公爵令嬢に転生したら、貴族社会がマジでだるすぎた件』  作者: qp46


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60話 国祭!!!!

公爵家


いつもの茶会


今日はフィリア

エミリア

そしてセレスティアもいた


「……また普通にいるね?」


りながジト目になる


セレスティアは静かにケーキを食べていた


「聖教国では甘味を控えているので、

 こういう時に食べておかないといけないのです」


「言い訳が雑!」


フィリアが嬉しそうに笑う


「もう仲良しです!」


「違います!!」


◇◇◇


「文化祭やりて〜」


りなが突然呟いた


「ぶんかさい?」


フィリアが首を傾げる


「まぁ、あるわけないよね〜」


りなが頷く


「どういうものなのですか?」


「簡単に言うと!」


りなが机を叩く


「みんなで準備して!」


「みんなで盛り上がって!」


「終わったあと、

 ちょっと寂しくなるイベント!」


沈黙


「……エモいですわ」


フィリアが目を潤ませた


「まだ始まってもいませんよ?」


◇◇◇


「でね!」


りなのテンションが上がっていく


「屋台とかやるの!」


「食べ物売ったり!」


「ゲームしたり!」


「ステージやったり!」


「好きなこと全部詰め込む感じ!」


フィリアの目がどんどん輝いていく


「楽しそうです!!」


「でしょ!?」


◇◇◇


「つまり」


エミリアが整理する


「祭りと催し物と交流会を混ぜたような感じですか?」


「そんな感じ!」


「しかも準備が青春なんだよね〜」


「せいしゅん」


フィリアが復唱した


「みんなで夜まで準備したり!」


「看板作ったり!」


「なんか失敗したり!」


「完成した瞬間めちゃくちゃテンション上がるの!」


「……やりたいです!!」


フィリアが勢いよく立ち上がった


◇◇◇


数十分後


王城


「文化祭?」


エリック王が首を傾げる


「はい!」


フィリアがキラキラした目で頷いた


「みんなで準備して、

 みんなで盛り上がるイベントなのです!」


「ふむ……」


りなが腕を組む


「でも国でやるなら、

 文化祭ってより……」


沈黙


「王国文化祭じゃね?」


「おお……!」


フィリアが感動したように目を輝かせる


「略して国祭ですわ!!」


「略すんだ」


◇◇◇


「他国も招待しましょう!」


「規模デカっ」


「我が国の文化を見せつけるのです!」


ルーク様が笑う


「面白そうじゃん!」


「屋台とかやりてぇ!」


「何売る気なんすか」


「ノリ」


「絶対ダメっすね」


◇◇◇


「……ふむ」


エリック王が笑った


「面白い」


周囲が止まる


「王城の一部を開放しよう」


「陛下!?」


「どうせやるなら、

 国の祭として盛大にな」


「王国文化祭――国祭」


エリック王が立ち上がる


「この国を見せつけてやろうではないか!」


「「「おおおおお!!!」」」


◇◇◇


「創ちゃん!」


黄金の光。


神々しい紋様。


『創造神スキル起動』


『新規創造候補を解放』


『屋台』


『看板』


『模擬店用品』


『ステージ機材』


『文化祭装飾』


『クラスTシャツ』


「最後だけ急に学園すぎるだろ!?」


次の瞬間。


王城の広間へ、

大量の道具が現れた


「うわぁぁぁ!!」


フィリアが目を輝かせる


「国祭っぽいです!!」


「でしょ?」


りながニヤッと笑う


「――よし」


一歩前へ出る


「国祭準備、

 スタートっしょ!!」


「「「おおおおお!!!」」」

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