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『平成ギャルが公爵令嬢に転生したら、貴族社会がマジでだるすぎた件』  作者: qp46


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46話 王立アイドル、宣戦布告!?

「本日はありがとうございましたー!!」


 王都広場


 平民アイドルグループ

“シャイニング☆ミルキー”の握手会は、

大盛況だった


「今日もビジュ良すぎ〜!!」


「こっち向いてぇぇ!!」


「ファンサ神!!」


 めちゃくちゃ盛り上がっている


「……すご」


 少し離れた場所


 りなが呟く


「人気えぐ」


「完全に今の王都の流行ですね」


 エミリアが頷いた


「握手会まで行列です」


「会える推し、

 つえ〜……」


「ふふふ」


 その隣


 フィリアがサングラスをかけていた


 首にはカーディガン


「完全にプロデューサー気取りですね」


「雰囲気大事だから」


「なんのですか!?」


「よし」


 りなが立ち上がる


「乗り込むか」


「えっ」


「挨拶大事っしょ!」


「嫌な予感しかしません」


「ありがとうございました〜!」


 シャイニング☆ミルキーのリーダーが、

笑顔で手を振る


「ちょっと待ったぁ!!」


「「「!?」」」


 会場が静まった


「誰だ!?」


「レティシア様!?」


「フィリア様まで!?」


 ざわつく観客たち


 りなはサングラスを外した


「いや〜人気すごいね」


「……これはこれは」


 平民アイドル側も笑う


「まさか王族側が、

 わざわざここまで来るとは」


「でもさ」


 リーダー格の青年がニヤッと笑った


「もう“遠くから眺めるだけの推し”って時代じゃないんだよ」


 周囲が沸く


「逢えないアイドルなんてもう古い!」


「今は“会えるアイドル”に、

 時代は傾いてるんだ!」


「うぉぉぉぉ!!」


 観客達も大盛り上がりだった


「……なるほどね」


 りながニヤッと笑う


「だったらさ」


「王族が会いに来たら、

 最強じゃね?」


 沈黙


「……は?」


「えっ」


 フィリアまで固まった


「レティシア様?」


「決めようじゃん」


 りなが笑う


「どっちが“推される側”として強いか」


「……面白い」


 リーダー格の青年も笑った


「つまりライブバトルってこと?」


「そゆこと!」


「負けませんよ?」


「こっちも〜」


「なら決まりですね!」


 フィリアが勢いよく前へ出た


「次のライブ!」


「どちらが“推される側”に相応しいか、

 決めましょう!」


「うぉぉぉぉ!!」


 歓声が響く


 王都の推され界隈が、

 本格的にざわつき始めていた

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