表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『平成ギャルが公爵令嬢に転生したら、貴族社会がマジでだるすぎた件』  作者: qp46


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
40/68

39話 隣国の聖女様?仲良くなりてぇー!

「隣国の聖女様が来る?」


 りなが首を傾げる


「はい」


 エミリアが頷いた


「隣国“ルミエール聖王国”より、

 聖女様が視察へ来られるそうです」


「へぇ〜」


 りなは少し考える


「聖女ってあれ?」


「清楚でおしとやかで、

 神聖な感じの」


「概ね合っております」


「うわ仲良くなりてぇ〜!」


「……レティシア様」


 フィリアが少し不安そうな顔をした


「たぶんですが」


「ん?」


「聖女様、

 ギャル文化苦手だと思います」


 沈黙


「……あ〜」


 りなも少し察した


「まあ確かに、

 露出多いし騒がしいし?」


「王族までかなり染まっておりますし」


「でも別に無理に勧めなきゃよくね?」


 りなは肩をすくめた


「仲良くなれたらそれでよくない?」


 数日後


 王城


「初めまして」


 現れた少女は、

まさに聖女だった


 長い白銀の髪


 透き通るような白い肌


 露出の少ない純白の服


 静かで、

落ち着いた声


「聖女セレスティアと申します」


 周囲の空気まで静かになる


 だが


「うわ髪キレー!!」


 りなだった


 空気が止まった


 貴族たちも固まる


 セレスティアも目を瞬かせた


「え」


「それ地毛!?」


「は、はい」


「めっちゃサラサラそう」


 りなが近づく


「普段なに使ってんの?」


「なに……?」


「オイルとか!」


「おいる」


「え、もしかして使ってない!?」


(近い……)


 セレスティアは困惑していた


 初対面で


 この距離感なのか


「いいな〜その髪」


 レティシアは、

本当に嬉しそうに笑っていた


(……ですが)


(悪意は、

 感じません)


「レティシア様」


 エミリアが小声で止める


「聖女様が困っております」


「えっ」


 りなが振り向く


「ごめん!」


「い、いえ」


 セレスティアが慌てる


「その……」


 少し迷う


「嫌では、

 ありませんので」


「っしゃ!」


「そこ喜ぶところなんですか?」


「ですが」


 セレスティアは周囲を見る


 笑う王族たち


 騒がしい空気


(……本当に)


(このような空気が、

 許されるのでしょうか……?)


 風で、

セレスティアの白銀の髪が揺れる


「うわ〜」


 りなが目を輝かせた


「やっぱその髪めっちゃ綺麗」


 セレスティアは少しだけ目を丸くした

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ