表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『平成ギャルが公爵令嬢に転生したら、貴族社会がマジでだるすぎた件』  作者: qp46


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/68

29話 おねだりするならパパ活しかないっしょ!

 いつものように、

公爵家でのお茶会


「フィリアってさ」


 りなはクッキーをかじりながら首を傾げる


「お父様におねだりとかしないの?」


「お、おねだり……?」


 フィリアが目を丸くした


「したことありません」


「マジで!?」


「欲しい物は基本的に用意されますので……」


「うわ、ガチお嬢様だ」


 りなは感心する


「じゃあ“パパ活”したことないんだ」


「ぱ、ぱぱかつ……?」


 フィリアが固まった


 エミリアも嫌そうな顔をする


「なんですかその不穏な単語は」


「いや普通にリアルパパへのおねだり活動だけど?」


「紛らわしいです!!」


   ◇◇◇


「まずは見本ね」


 りなが立ち上がる


「お父様〜」


 バタンッ!!


「どうしたレティシア」


 エドワードが即座に現れた


「来るの早っ」


「呼ばれたからな」


「お茶しよ〜」


 りながエドワードの腕へ軽く抱きつく


「今日めっちゃ天気いいし〜」


「……ふむ」


 エドワードの口元が少し緩んだ


「たまにはそういう時間も悪くないな」


「っしょ?」


「欲しい物はあるか?」


「早っ!?」


 エミリアがツッコむ


「いやでも〜、

 この前見たアクセちょっと気になってて〜」


「買おう」


「即決!?」


 エドワード、

満更でもなかった


   ◇◇◇


「……これが」


 フィリアが衝撃を受けていた


「パパ活……」


「違う気もしますけどね!?」


 エミリアが必死に軌道修正する


「ポイントはね」


「甘える」


「頼る」


「褒める」


「これ」


 りなはドヤ顔になる


「な、なるほど……!」


 フィリアが真剣に頷いた


 そして。


 勢いよく立ち上がる


「レティシア様!」


「ん?」


「ついてきてくださいませんか!?」


「え、今!?」


   ◇◇◇


 王城


「お、お父様……」


 エリック王が呼び出された


「どうしたフィリア!?」


 秒で来た


 さらに


「なにかあったのか!?」


「誰か泣かせたか!?」


 レオンとルークまでいる


「来るの早すぎん?」


 フィリアは少し緊張しながら口を開く


「あの……その……」


「うむ!」


「い、一緒にお買い物へ行きたいです……」


 沈黙


 次の瞬間


「かわいい!!!!」


 エリック王が叫んだ


「フィリアがお願いを!!」


「お父様落ち着いてください!!」


「店ごと買おう!!」


「いや父上」


 レオンが真顔で口を開く


「フィリア専用の商店街を作るべきです」


「なるほど!!」


 エリック王が立ち上がる


「それだ!!!」


「いいえ父上」


 ルークも真顔で続ける


「街を作りましょう」


「採用!!!」


「規模がどんどんデカくなってんだけど!?」


   ◇◇◇


「陛下!!」


 バンッ!!


 宰相が飛び込んできた


「予算会議が悲鳴を上げております!!」


「えぇい細かい!!」


「国が傾きます!!」


 会議室がカオスになる


 りなはお茶を飲みながら呟く


「あー、歯止め効かない系ね」


「完全に親バカですね……」


 エミリアが遠い目をした


   ◇◇◇


「なるほど」


 ベルモンドが静かに頷く


「これが“パパ活”ですか」


「そうそう」


「甘えることで相手を喜ばせる高度技術」


「言い方」


 エミリアがツッコむ


 その時


 ベルモンドが、

すっとりなの前へ跪いた


「では」


「ん?」


「私にもそのパパ活とやらをやってくれませんか?」


 沈黙


「執事長まで来たーーー!!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ