11/13
情報屋
短めですみません
今日も今日とてぼっちで登校すると、教室で立花さんが待ち構えていた。
「それで、何か彼のことについて分かったかしら?」
「それが、なかなかにガードが固くて...」
「そう。なら明日に期待しておくわ」
「善処します」
そういうと立花さんは自分の席に座り、本を読み始めた
(ふぅ。あぶねー)
そう僕は嘘をついた。昨日IDを交換した後、好みを聞こうとしたのだが「これでいいだろうか?」と悩んでいるうちに夜が明けて聞き出せなかったのである。
(立花さんには悪いけどちょっと待ってもろて)
僕は内心そんなことを思いながら、飲み物を買いに教室を出た。すると、
「お困りのようだね?」
「だ、誰だ!」
「誰かと言われれば名乗ってやろう!俺の名前は羽山 茂吉。人は俺のことをこう呼ぶ情報屋ってな!」
「いや、誰やねん。知らんがな」
「おいおいおいそれはねぇよ。同じ組だぞ!」
「そうだったのか。全く気付かなかった」
「暇を持て余した?」
「神々の」
「「遊び」」
(初めて会ったけど、こいつめっちゃ僕と気が合うやん)
これが、高校3年間お世話になる羽山 茂吉。通称情報屋とのファーストコンタクトだった。
最後らへんのは唐突に思い出して、なんとなく書いた




