≪これはラノベ的な物語りの≫始まり
2024年7月22日
俺【新垣 奏】は、少しばかりの眠気と極度の性欲がある中目を覚ました。
「やべっ、今日もエベレストは噴火寸前か‥‥」
全ての電子回線が《STT》の回線になった2021年から急激にインターネットゲームが盛んになった。
10年程前なら、家庭用ゲーム器ででもこんなに良い出来のゲームがあるのだろうかと思うばかりのゲームが、インターネットで無料に出来る世の中になった。
当時中学生で、現実世界での女の子とあんなことやこんなことが野球というスポーツと≪他人より少しばかり≫エッチな性格のせいで何もなかった俺はこのインターネットゲームにどはまり。それが今まで続いているという有り様だ。
昨日も明け方までオンラインゲームと、今流行りのアプリ型のエロゲをやっていた俺はもちろん2、3時間の睡眠しか取っていない。だから、眠気と性欲ある目覚めになった。
「腹、空いたな。」これぞまさに、寝起きと言わんばかりの小さな小さな独り言を呟く。
寝癖だらけの頭をカキながらゆっくりと二階の階段を降り、リビングに向かうことにした。
こんな生活をしている俺だが、女の子には見捨てられたが別に友達がいないわけでもないし、部活をしていない訳でもない。
いや、実際には部活はやっていたがとある事故により出来なくなったという方が正しいな。
小さい頃から野球をやっていた俺は、他人と比べ少しばかし他の人よりは上手かったので、小中ではなかなか名は知れてた存在だった。そんなこともあり、今通っている高校にも推薦という最高の形での入学、そして一年生エースという、誰もが夢を観るような人生だった。しかし、一年の夏に肩を壊し、医者こら再起不能を宣告された。
が、野球のせいで女の子との関係がないと思っていた俺としては、こんなにも嬉しいことはなかった。
だって皆も考えてみろ、野球といえば坊主で男臭くて性欲魔神みたいなやつらの集まりだぜ?
そんなことがあって、中学の時から好きだったアニメやインターネットゲームに逃げ込んで来て今にいたる訳だ。≪こっちの女の子は皆俺を好きになってくれるからな。≫
なので、少なくとも野球部のやつはほとんどが友達だと俺は思っている。
まぁ、野球部以外にも友達は少なからずいる。なので、親もあまりアニメやインターネットゲームのことや学校のことし関しては殆ど何も言ってこない。
「イッツ・ビューティフォーライフスタイル‥‥。」こんなことを思いながら、こんなことを言う俺って少しキモいのか……
まぁ、何にせよ親にはあまり学校のことでは心配はかけてないということだ。
しかし、家庭の問題となるとそれは全く別の話しだ。
俺には三つ下の妹《新垣 あかり》がいるの。こいつは、スポーツ万能・成績優秀・容姿端麗。そして、ティーン誌の読者モデルというおまけつきだ。
こんなに、ラノベに出てくる妹で皆はさぞ俺のことを羨ましくがる。こいつとはある事件がきっかけで一切関係を持たなくなってしまったのだ。
その事件はあまり話したかないが、話さないと今後の物語りが続行出来なくなってしまうので話そう。
とある中学のある日、学校で性獣≪せいじゅう≫
〈性欲魔獣の略〉と呼ばれる友達に、「おへその下に付いているウインナーって、ずっと触ってるとアメリカンドッグみたいになって、それでも触り続けるとマヨネーズが出るんだよ!」
ということを聞き、いざ家に帰ってしてみるとこれにどっぷりハマってしまったわけだ。
そして、それを幾日かしていると≪おかず≫というまのがある方が楽しく出来ることを知り、俺はインターネット上にある≪あーるじゅうはち≫と呼ばれるサイトに良く出入りするようになった。
それを察した親達が、その神聖なる聖域に入場することを出来なくしやがった。
途方にくれ家の中を歩いていると、洗濯機の前に妹の大事な所を隠す白いキレイな布が!
「ごめんあかり。お兄ちゃん、動物としての本能が‥‥。」
それを部屋に街帰りベッドに置きアメリカンドッグを触っていると、「お兄ちゃん、この前借りた本なんだけどー。」妹が俺の部屋に近づいてくる足音が。
「ちょっと待て!今、扉をあけると世界が破滅するぞ!」見苦しい言い訳をした。
「もーっ、そんなことあるわけないじゃん!扉開けるよ。」
妹が扉を開けると同時に、俺のお兄ちゃんからそれはそれは白い温泉が沸き出た。
「おっ‥おにぃ‥ちゃん。何それ‥‥。」そこからは一切関係が途絶えている。
全く、どうしてこうなっちまったんだろーなー‥‥。
「バンッ!!」
それは、ここ何ヵ月か話していない妹のことを考えてる時、リビングの扉がいきなり強い音で鳴り響いた。
「あっ‥‥あか、あかりっ!おっ、おはよーーー!」
何ヵ月も話していない妹に俺は声をかけた。普通の兄妹ならあいさつくらいは普通なので、あろうが我が家の場合はたった一言話すのですら、相当の勇気が必要になってくる。
「あ‥‥どうも‥‥。」
そして、ひかりは黒く短いショートカットを軽く靡かせ外出した。
「まぁ、そうなるわな。」
俺は少しばかり残念な態度を取りながら朝食のあるリビングへ入った。
「奏へ、温めて自由に食べてください。」リビングの机の上には一通の手紙と作り置きの朝食が置かれていた。
「また、オムレツかよ。」俺の母親と父親は結婚20年目だというのに、今だにラブラブなのだ。
そんなラブラブな二人は、週末の休日になると毎回色々な所へ遊びに行ってしまうのだ。
そんな母親の作った朝食を温め、机の上に朝食とうし乳を用意し、その朝食のオムレツを口に運ぶ。
「味だけは上手いんだよな‥‥」母親は元々はイタリアン料理屋で働いていただけあり、料理はかなりの腕前だ。
朝食を食べてはうし乳を飲む。その繰り返しを何回かしたころ、テレビの電源をつけてないことに気づきテレビをつけた。
つけた矢先、一人の政治家が大手通信会社《STT》と大手ゲーム会社《CONY》の合同制作ゲームに関してのコメントをしていた。
「この《STT》と《CONY》の合同制作ゲーム《シークレット・データ・プログラム》は全国の高校生1000人のみがプレイすることの出来るフルダイブバーチャルゲームなんですねはい。このゲームがどのような形式かと言うとですね、《STT》が提供している地下の大型回線を軸に、《CONY》の作った新型ゲーム器という脳内を電子化するゲーム機で自分の脳内を電子化し、ゲームの世界へと入る。そして、今使っていない人はいないとも言えるSアカに自分がなりゲームをプレイする。このような形のゲームになってますねはい。」
「なるほどな。」
つまりは、今回《CONY》が作った新型ゲーム器≪リアルメモリー≫というのは、人間の脳の五感の部分を一時的にインターネット内でデータ化し、《STT》の回線を使い、ネットゲームの中に自分がSアカとしてプレイする。そういったものらしい。
「おい‥‥こんな夢みたいなゲームが出るのかよ。」思わず思ったことが口に出てしまう。
「だけどですねー。」政治家がまた、何かを言い出した。
「このゲームは販売はしませんし、誰もがプレイ出来るゲームではないんですよ。今、プレイ数が全国で1000万人を越えているゲームの二つ、ダンジョン系オンラインゲーム《オーロラ・ストーリー》とオンライン型バトルゲーム《RFO》(リアル・ファイト・オンライン)。この二つのゲームでの総ポイントの高い上位ランカー700人名と《オーロラ・オンライン》で特殊スキルを持った250名。そして、15歳以上18歳以下の高校生の方達しかプレイ出来ないんですよ。それと、残りの50名はこのような場所で言ってはいいのかわかりませんが‥‥。アプリ型のエロゲ≪妹とえっちな一年間≫でのギャラリーのコンプリート数が多い方となっています。」
リポートはエロゲのことをまるで聞かなかったかのように話を進めた。
「なるほど。では、このゲームげプレイ出来る高校生はいつ発表に?それと、このゲームはどこでサービスを開始するのですか?」気の強そうなリポーターが、弱そうに聞いた。
「高校生プレイヤーの発表は、明後日24日までに私達政治家や国の者がゲームのランカーランキングを見て決めようと思っています。あと、このゲームは東京国際展示場に今設置している最中なんです。まぁ、27日までには全てが決まり、27日の正午にはサービスを提供出来ると思っていますよ。もちろん、エロゲの方の締め切りも同時間帯です。」
このニュースが終わる時には既に自分の部屋のインターネットを開いていた。いや、もはやゲームをプレイするための条件を聞いた辺りから開いていたという方が確実だ。
「俺のランキング、俺のランキング‥‥」毎晩のようにこのゲームをやっていた俺にとってはこんな最高の機会を逃す訳にはいかなかった。
《オーロラ・ストーリー》のオプションには新たなオプション、《オーロラ・ストーリー、RFK合計ランカーランキング》というのが増えていた≪妹とえっちな一年間≫には何の追加もなし。
「ランキング、1275位。っておい、狙えるぞこれ!こうなったら、エロゲは捨ててオンラインゲームの方だけにかける!」そうとなれば、寝る間も惜しんでランキング700位以内を狙うしかない。
決心して24日になるまで、俺はネットゲームに打ち込んだそして、結果は‥‥。
「5617位‥‥。何で下がってんだよ!おいっ!俺がどんだけやり込んでたと思ってんだよ?二日だぞ?二日寝ないでやったんのによ‥‥。」いくら、寝ないでやっても灰燼勢にはもちろん勝てる訳がなかった。
「てかよ、このランキング一位のライトってやつはどんだけ金使ってんだよ?ありえねーだろ、合計ポイント18390752Pとか。」それは、灰燼だからこそわかる、人間的にあり得ない数値だった。
そして疲れていた俺は7、8時間程眠った。普段からあまり寝ないので、2日間寝ないで起きてても、これくらい寝れば平気な身体が出来上がっていた。
「しゃーない、エロゲでもやるか。」
そう思い開いたパソコンに、一通のメールが届いている。
「ったく、誰だよ?俺はあんまり機嫌の方がよろしくないのに。」
そこには、【新垣 奏】のSアカネームである【アイト】宛にメールか届いていた。
「残念ながら、アイト様はランカーランキング700位以内に入ることは出来ませんでした。しかし、あなたの≪妹とえっちな一年間≫でもギャラリーコンプリート数が多の方と比べとても優秀な成績だったのでアイト様には今回、国が《STT》と《CONY》の助けを借りて開発した《シークレット・データ・プログラム》への招待状をこのメールとさせていただきます。つきましては、下記の詳細をご覧ください。なお、このメールは招待状ですので、破棄せずようお願い申し上げます。」
少しの間、頭が真っ白になった。あまりの驚きと嬉しさで、メール内容をよく読み取れなかった。けど、わかったことは《シークレット・データ・プログラム》のゲームがプレイ出来るということ。嬉しい反面「でも、エロゲのおかげって」というような複雑な気持ちもあった。
しかしまぁ、出来ることに変わりはない。
なので俺は、このサービスご開催される27日まで多少の休憩と大量のネットゲームやエロゲに時間をとりながら27日の正午を待つことにした。




