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ダンジョン学園サブカル同好会の日常  作者: くずもち


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第283話いろいろと心配

「……」


 僕としてはちょっとした親切心のつもりだったんだ。


 エルフの探索なんて半分僕らの趣味みたいなことにつき合わせてしまうリアルエリート探索者達に罪悪感もあったのだろうとも思う。


 そして僕は、劇場版ドラ〇もんが好きだった。


 例えば度々大活躍するキビ団子なんて動物達と仲良く出来る神アイテムは一度は使ってみたいなぁなんて思っていたし、ほぼほぼ同じものを作るつもりでキビ団子―――もといエルフ団子を練っていたのは間違いない。


 要するに、ちゃんと準備しすぎた。


 そして生徒会の人達はみんな優秀で―――すべてが噛み合ってしまった。


「そっち行ったぞ! エルフだ!」


「私達から逃げられると思っているの! 全員イケメンエルフにしてあげるわ!」


「これは必要なことだ! ダンジョンで生きていくためには必要な事なんだぁ! ヒャッハー!!!!!」


 ああうん。盗賊かな? 理性が蒸発したみたいだ。


 人間一皮むけば、エリートだろうと何だろうと動物なのかもしれない。


 天使達の力を得た生徒会のエリート探索者達は元より研ぎ澄まされていた能力を限界以上に発揮し、重ねてエルフ団子は効果抜群である。


 当然の結果として起こったのは……エルフの里での劇的なビフォーとアフターだった。


 さっきまで半分でっかいゴブリンの集落みたいだったのに―――。


「ああ……天然エルフ達があっという間に美男美女に……」


「なんという事でしょう。……動画に……いや、写真撮って雑誌にしようよ。何なら生徒会の会報にしてもいいと思わない?」


「浦島先輩? ……雑誌ってなんの雑誌作るんです?」


「どんな方向でも行けるくない? エルフだよエルフ? 天然のだよ? あの美形っぷりを見てごらんなさいな?」


「そのうち生徒会の会報がエルフのファッション雑誌になっちゃったら、いたたまれないでしょう?」


「何でよ? いいじゃないファッション誌。その時はバックナンバーをすべて、生徒会に請求しよう。今回の報酬にちょうどいいよ」


 なんてこと言うんですか浦島先輩。


 間違いなく生徒会のエルフ系テイムモンスター率急上昇中なんだから、洒落にならないです。


 そして安定して今回は我々の勝利。


 順調すぎるほど順調に生徒会モンスターテイム率堂々1位はエルフとなった。


 だがその時、再び連絡が届く。


『……! 大変です! アレは……ダークエルフだ!』


「!」


 スマホって便利ね!


 そして連絡の内容が行き渡ると、一部生徒たちが色めきだった。


 どうやら今回の遠征……ダークエルフ派も混ざっていたようだった。


「……どうします?」


 僕は考えるのがだんだん面倒になってきて浦島先輩に判断をゆだねたが……それでよかったのか後で不安になるかぶせ気味の即答が返って来た。


「続行よ。フフフッ……今回の遠征、どうなる事かと思ったけど、中々熱い戦いになりそうだね!」


 そうでしょうとも。


 連絡通り、追い込まれてきたのはよくわからない獣の騎獣に乗ったダークエルフ達。


 やはり見た目はなんだかモンスターだが、彼らもまた磨けば光りそうな逸材である。


「……行くぞ! こんなこともあろうかと! エルフ団子はピリ辛味も用意してある!」


「「「「「はい!」」」」」


 最後の方になると細かいことにいちいちツッコむ人もいなくなった。


 そしてモンスター達の殺気はいつだって、マックスだ。


 まだまだ僕らの戦いはこれからのようだった。

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― 新着の感想 ―
更新ありがとうございます∠(`・ω・´) どうしても女子相手だと服飾担当侍が日和るから例の店員さんに連絡取ってギリギリ露出の装備見繕ってもらおう(๑•̀ㅂ•́)و✧ きっと露出がヤバイのにちゃんと使え…
ダークといえばピロテース。最初の巨乳エルフww
褐色も良いよね
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