表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常  作者: くずもち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

279/290

第278話ロマンを求めて

「よし! 秘境探索にGO!」


「おー!」


 いつもの衣装をバッチリ着込み、僕と浦島先輩はエルフ探索に向かうはずだったのだが……僕的にも予想外だったのは、今回探索に向かうのは僕ら二人だけではなかったことだった。


「「「「「「おー……」」」」」」


 ここにいる人達は生徒会の知っている顔ぶれというわけでもなく―――ほとんど知らない顔が並んでいる。 


 うちの学校の生徒会ってかなり沢山いるみたいである。


 現在在学中の学生の中でも精鋭中の精鋭である彼らはしかし、今は顔面を蒼白にして少し震えているようだった。


 だがそれも無理はない。


 今いる密林の階層はそんな彼らでも容易く命を落とすレベル帯である。


 借りてきた猫みたいになっている彼らがここにいる理由は一つ、とある企画に参加させられたからに他ならない。


 僕らは恐々声をそろえる彼らを見て、どうにも不憫さを感じてしまった。


「えっと生徒会って……こんなにいるんですね」


「30人くらい? まぁ一部だよね」


「30人で一部かぁ……」


「人員は十分すぎるってことに……なるのかな?」


「少しレベリングすれば?……」


「いやー急な話だし……かなり気を付ければ何とかって感じ?」


「そうですねぇ」


 正直に言えばちょっと危なっかしいけど、何とかはなるはず。


 少し慎重にやらなきゃいけないなとこっそり相談していると、僕らの代わりに場を取り仕切り始めたのは今回のイベントの発案者だった。


「よし君達! 今日はよく集まってくれたね! 無茶な話だと思った者もいるだろうが決して損はさせないと約束しよう!」


 おそらく自分のレベルも足りてはいないだろうに、ずいぶん元気ハツラツな彼は、演説でハードルを上げていた。


 生徒達に語り掛けている男子生徒。


 彼は生徒会会計長 烽火 ケンジ氏その人である。


 エルフを探そうという大雑把なテーマはこちらの提案だけど、急遽組み込まれたファイアーボールヘッド生徒会指導編は彼の持ち込みだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
生徒会役員となると人数は少ないけど、生徒会関係ならそれなりに人数は増えるか 各クラスとの連絡要員や実行委員なんかも生徒会業務だし
やべぇ…強火ファンが沼に引きずり込みだしたな
更新ありがとうございます∠(`・ω・´) 信者を増やすための企画(゜A゜;)ゴクリ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ