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時空龍殺し2

風を切る感触。 目の前には巨大な龍。

ヘイムダルのリロードを済ませ、敵を見据える。



「あいつにも強力な魔法障壁がある。 どう対処するつもりだ?」


「とりあえず、先に強度を確かめる!」



ヘイムダルの引き金を引き、数発の弾丸を発射する。

敵との距離30m程で、やはり魔法障壁と接触した。

しかし、本来ならば貫通出来る弾丸が、そのまま塵と化す。



「あれは防ぐバリアってより、もう結界の域だな……」


「私が接近して奴の障壁を中和する、あとはやれるな?」


「やるしかないでしょ!」



”コールダークネスⅢ!”



相手が何もしてこないわけもなく、こちらに向かって複合魔法を唱えてきた。

銀華さんが魔法障壁を全開にして突撃していく。

相手の魔法障壁の前に辿り着くと、両手を突き出して爪を立てる。



「ひらけぇぇ!」



魔法障壁同士が干渉し合う。

ありえない量の魔源(マナ)が飛び交い、吹き飛ばされそうになる。



「させぬぞ!」



”ユニオンエクストリーム!”



中和の最中で動けない銀華さんに対して攻撃してくる。

まずい、このままでは二人共やられる。

俺が止めるしかない!


集中して、魔源(マナ)を――



”ユニオンエクストリーム!”



同じ魔法をぶつける。

力に差がある分こちらが不利だ。

だからこそ、上乗せしてやればいい。


俺はヘイムダルの引き金を引き、撃ち出した弾丸を加速させる。

ぶつけ合い、混じり合った魔源(マナ)で魔法を発動させる。



”ユニオンエクストリーム!”



ユニオンエクストリームの重ね掛けだ!

その威力は相手の魔法に届いた。


大きな爆発の光が起こり、対消滅を起こす。



「銀華さん!」


「おぉぉぉ!」



ガラスが割れるような音が響いた。

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