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ラスティア群像劇~第2章~  作者: niseimo38
第3章~王国を巻き込むゆがみ事情~

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50/83

050、船上で揺られながら

AI作成セリフ筆者

船はゆっくりと波をかき分け、狐火和国へと向かっていた。甲板の上では風が心地よく頬を撫でる。


「ふむ。交渉しようと思ったら、定期船が出ているとはな」

エレンは穏やかな海を見つめながらつぶやく。


「楽できて良かったじゃない」

エレシィが小さく微笑む。


「これなら割とすぐに狐火和国へ着きそうですね」

タイラントは宝剣の柄に手をかけながら、少しだけほっとした表情を見せた。


「ああ、そうだな」

エレンは軽くうなずく。


その時、どこからともなく声が聞こえた。

「Hey! Are you enjoying the trip?」


エレンは振り返る。「ん?」


「I'm Kiery! What's your name?」


タイラントは目を丸くしながらつぶやいた。「キーリさん?」


「Yes! Kiery! I'm samurai! My katana is cool!」

甲板の端でキーリは刀を振り回し、得意げに叫ぶ。


「何言ってるかさっぱり分からないですわね」

エレシィは肩をすくめる。


「刀が気に入ってるみたいだな。しきりにアピールしている」

エレンは冷静に観察する。


「You're attractive! Have a good day!」


あっという間に、キーリは去っていった。


「……あ、去っていった」

タイラントはぽつり。


「なんだったのかしら?」

エレシィは首をかしげる。


「大方観光客かなんかだろう。気にするな」

エレンは淡々とそう答えた。


「ですね」

タイラントは少し苦笑した。


甲板に再び静けさが戻る。


「こうして船に揺られていると、この世界は平和そのもののように感じるな」

エレンは遠くの水平線を見つめた。


「ですね。裂け目とかそういうのを全く感じさせないですよね」

タイラントも同意する。


「でも実際はゆがみはたくさん存在しているわ。それだけ裂け目もある、と考えて良いでしょう」

エレシィは冷静に付け加えた。


「ああ。狐火和国では、鬼が出るか蛇が出るか。腕が鳴る」

エレンは少し楽しげに微笑む。


「僕は平和に終わればいいかなあ」

タイラントは小さく息をつく。


「ゆがみの調査が最優先よ。アングリアでは何もできなかったのだから」

エレシィは真剣な眼差しを向ける。


「分かったよ」

エレンは力強くうなずき、船は狐火和国へと進んでいった。


狐火和国へと向かう船の上での一幕。キーリさんはアングリアの住人でした。

彼女なりに情報を集めて侍がいるという狐火和国へ向かったようです。本人は移住したいようですが?

エレン達はゆがみを調べるために動きますが、国の人たちはどう思うでしょうね?


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