039、終わった世界の調査
筆者半分AI半分作成
アキバスは鉄と砂の匂いが強い世界を歩いていた。
「ふむ……裂け目も多いし、あちこちに未知の機械が転がっているな。おそらく科学は発展していたが、科学では証明できない裂け目によって滅んだと推察できる」
近くに転がっていた板状のパネルを拾い上げ、慎重に観察する。しかし、使い方が分からないため、元の場所に戻した。
「さて、もう少し先に行くとするか」
歩みを進めると、枯れ木の下で休む老人の姿を見つけた。死んでいる様子はない。
「驚いたな。このような世界でも人は生きているのか」
老人は目を細めてアキバスを見た。
「おや……私もついに幻覚が見えてきたかな。人がいるように見えるぞ」
「いえ、大丈夫ですよ、ご老体。幻覚ではありません。私は調査のためにやってきました」
老人は少し間を置き、うなずいた。
「そうか。あなた、‘外’からきなすったか」
「あなたはなぜここに?」
「もうそんなことは忘れてしまったよ。さてと、そろそろ水と食べ物を探してくるとしよう」
「道中、お気をつけて」
「ありがとうよ」
老人は荒れた大地を歩き始めた。アキバスは周囲を確認し、廃墟となった建物へと足を向ける。
「さて、この建物には何があるかな……」
建物を探索していくと、彼はひとつの物を見つけた。
「これは……。確か一度だけ支部長が見せてくれたことがあったな。‘USBメモリ’だったか……。しかし、なぜこんなところに?」
アキバスはUSBメモリを慎重に扱い、状態を確認する。
「かなり時間が経過しているが、錆びを取れば使えそうだな。持ち帰っておくか……しかし、本が全くと言っていいほど無いな。風化したか、本が必要ない世界だったのか……いずれにせよ、このUSBメモリぐらいしか収穫はなさそうだな」
彼はUSBメモリを袋にしまい、自分が来たゆがみへと歩を戻した。荒れた世界での短い探索はこれで終わりだった。
終わった世界の調査を時空管理局ラスティア支部調査部長アキバスが行っています。
USBメモリにはどんなデータが入っているのでしょうか? また、読み取ることは出来るのでしょうか?
調査の結果が気になりますね。




