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ラスティア群像劇~第2章~  作者: niseimo38
第2章~和美とイザヨイ、二人の神童~

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025、荒野の案内人

AI作成、セリフ筆者

荒野を渡る風が、乾いた砂を巻き上げる。

和美とイザヨイ、卯月の三人は、砂の化身コーエンの後ろを歩きながら、広大な大地を眺めていた。

視界には起伏のある砂丘、遠くに見える岩山、そして揺れる陽炎が映る。


「コーエン! 先程言っていた新しく来た者とはこの方たちか」

高く伸びた砂丘の上から、ディルの軽やかな声が響く。

堕天使らしい中性的な容姿と、風のように柔らかくも鋭い目が特徴的だ。


コーエンは足を止め、微笑んだ。

「ええ。紹介しますわ。こちらはディル。荒野の巡回をしてくださっているわ。そちらの方はクー。ディルとともに荒野の巡回をしています」


クーは砂丘の影から現れ、静かに微笑む。鏡の化身らしく、光を反射する髪と瞳が美しい。

「よろしく。あなたがたのお名前を聞いてもよろしいですか?」


和美は深く一礼した。

「私は橘和美」


イザヨイも続く。

「神楽イザヨイです」


卯月も落ち着いた声で挨拶をする。

「月代卯月と申します。ところで、ディルさんの背中で優雅に寝てるこの方は?」


ディルは軽く肩をすくめる。

「あー、今起こす。おい、ヘル、起きろ」


背中で丸まっていた人物が、ゆっくりと体を起こす。伸びをひとつして、眠そうに声を漏らした。

「んああ。おはよう」


「もう昼だ。それに、客人だぞ」

ディルの声に、男はようやく背中から降りると、腕を組み、仁王立ちする。


「我が名はヘルガイト。この荒野の主だ。ようこそ」

その声は低く、力強く、荒野全体に響くような重みがあった。


クーは小さく笑う。

「さっきまで寝てた人とは思えない」


コーエンは目を細め、嬉しげに微笑む。

「この動じなさが彼の魅力ですわよ」


和美は興味深げに眉を上げた。

「ねえヘルガイトさん。ここ、好き?」


荒野の主は笑みを浮かべ、深くうなずく。

「おお、いい質問だ嬢ちゃん。簡潔に言おう。大好きだ」


コーエンも楽しげに笑った。

「フフフ、さすがヘルガイト様」


イザヨイは慎重に尋ねる。

「荒野ではどう暮らしているんですか?」


ヘルガイトは低く笑い、砂丘の風を背にする。

「クックックッ、では、我が居城へと案内しよう」


荒野に、三人の足音と砂を踏む音、そして微かな風のざわめきが混ざり合う。

未知の地に、彼らの冒険の幕が静かに開かれた。


荒野の主ヘルガイトさん登場。新キャラ、ディルとクーも登場。

このまま荒野の住人たちとの交流が始まっていきます。

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