むかしむかしの和風乙ゲー(終)
「凛音様」
「わからないのよキッカケが・・・ここは私の大好きな世界って事は理解出来たのに、どうしてここに来たのかわからないの」
「・・・凛音様、本当の名前は思い出せますか?」
「いいえ」
「家族の事は?」
「断片的に、すごく断片的に」
「暮らしていた生活は?」
「・・・っ何が聞きたいのよ?」
質問の意図する意味がわからず声を荒げたところで真が頬に手を触れて来た。
「貴女様は主人公であり彼女を見ていた1人であったのです」
優しく温かい手が伝える事実はあまりにも辛辣で息が詰まりそうになった。
つまり
ゲームの世界の2人が彼女にプレイされある感情を持ち一方は何度もプレイされるうちに何が起こるかの記憶を身に付け脇役と理解した上で全うしようとした。
一方は彼女と完全に同化してしまい自分を彼女だと思い込んでしまったのだ。
所詮は2人ともゲームのキャラクターだったのに・・・
そして捨て置かれたゲームはパラレルワールドで勝手に感情を身に付け独自のルートへと突入しようとしていたのだ。
これから何が起こるかもわからない未知のルート。
「真」
「はい」
「傍にいてくれる?」
「はい、私は貴女から離れるわけには参りません」
一応の完結を見せました。
終わりました(;_;)
まさかの長さにただただスライディング土下座!!
明日は全く違うお話が始まります。
1日1話チャレンジこれからもよろしくお願いします!




