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ハーフエルフの父~エルフの里国編~  作者: タマツ 左衛門之介久


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さくらのチョコレート工房 イインジュ・ブュヤ・ギュオワン

 魔術者の国、ヘイイアンデユンズィギュオ国。

 その国にて一番の“力”を持ち、一番高い『シャンチィ(山)』で暮らす王、イインジュ・ブュヤ・ギュオワン。


 片や、膨大な“魔力”を持つとされる、エルフの里国の王、女王ユーカナーサリー。


 今、二人の王がトキヒコの目の前で対峙となる。

「あーダメダメ!」

 魔力と魔術の対決なんて、マンガや映画の世界みたいで興味深く、変な期待感!

 だけどダメ。何かがあったら大変だし、その切っ掛けがオレであったら、尚マズイ。


「して、題は如何とする?」

「そうね、スルガトキヒコよ、私達に競う何か良き題目を与えし。」

 えぇ~!お二人が競うお題なんて、、、何だろ?


 この二人、どっちも引きそうにないし、何か意地の張り合いみたいにも見えなくもないし、どうしてこうなった?

 でも、変な争いを平和的な競争にするチャンスかも。

 それなら、う〜ん、、、そうだっ!


「腕相撲、なんてどうです?」

 力と力のぶつかり合いだけど、腕相撲はちゃんとした競技にもなってたり、狭く限られた場所での対決だから、何かで周囲に影響を与えたり、とばっちりも来ないだろう。

「腕相撲、とな?」

「ええ、肘を下に着けたまま、お互いに腕をこう掴みあって、自分の方へ相手の腕を倒す!」

 どうでしょう?


「カカカカッ、まあ良い。成れどイインジュの腕が残ればな。」

 エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーの周囲に炎が現れれば、その体を取り囲む様に炎は回り出す。

「あら、其れも私の腕が掴めればの話し。」

 ヘイイアンデユンズィギュオ国の王、イインジュ・ブュヤ・ギュオワンは淡くピンクの霧に包まれだした。

 いや、腕相撲なんだけど!


「しかしなトキヒコ、つまらん。」

「以下に。」

 えっ、オレの平和的に競う提案が何か?


「我らはトキヒコの眼にどう映るやも知れぬが、王成るぞ。王とは民をその背にし、前を行く者。」

 はい、

「そう、下層の者を問わず、全ての族の前面に立ちし、時に外来よりの者を制しなければ成らないわぁ。其れが悪意を引き連れ様だったら、尚も制する行いへと繋がるまで。」

 外来の者ってオレ?悪意を持つならよっぽどオレ?!

 そんで制する?

「どうやら我らは、同意であるな。」

 だとすると?

「相手を制するに尽きる。」



 腕相撲だったら、狭い場所でやる事だから、周囲に影響が出なくていいと思ったけど。まあ、力勝負。

(いや、炎だとか霧だとか、既に周囲を巻き込んでいたけど)

 だけど、相手を制するって、何すんの?


「トキヒコ、制するとはな、単に相手を抑え込むであらば魔力を掛ければ良き。」

 ユーカナーサリーが持つとされる膨大な“力”?

「されど魔術であればな、コントロイヤ(抑制)に合わせリミート(制限)。結果として抑え込むは同様と成ろう共、対峙と成った対象に停止、留め、決まりを与え様。」


 ユーカナーサリーの魔力に依るコントロイヤ、イインジュ・ブュヤ・ギュオワンが興す魔術シェンティヒダリィアンウォーシュのケェゼヒィは共に『抑制』を指す。

 それは対峙となった相手(場合により複数)の持つ勢いや能力、感情、欲望、意思でさえも押さえつけ、停止させる事。

 そこには、行動や感情のコントロールに加え、物理的であれ、心理的な作用、生物学的な範囲に及ぶ。

 自身に向かえば、それは『支配』される事と変わらず。


 イインジュ・ブュヤ・ギュオワンが引き取る形でトキヒコへの説明は続く。

「シワェイ、ヨーヤァ、ヤースィヤズヒ(思考を削り潰し抑える)。先にケェゼヒィ(抑制)だ。ジィアンゼヒィ(制止)、ファンカン(反抵抗)、ザイングドー・ヤースィ(非行動)。続くはザイアンゼヒィ(制限)である。コンーガゼヒィ(支配)、フゥコォン(服従)、グゥーディングドー(固定)、事に拠らず猶予は許さず、最終的にはパイチュウ(排除)を含む。」


 リミート、ザイアンゼヒィ『制限』は『抑制』に続き相手に示される。

 限定させた範囲に留めさせたり、作り出した限界に達せさせなくする事。

 行動の制限、上限の設定など、ルールを設け相手を縛る。

 思考さえも縛られてしまえば、服従であり、まさしく支配下に置かれる事となる。


 ふぅ~ん、何を仰られていたのかサッパリ分かりません。

 多分魔術って、精神的な攻撃で、相手の思考や肉体を抑え込む事かな?


「さてでは、参ろうか。」

「ふむ、良くて。」

 うわぁ~何が始まる?何が起こる?

 ワクワク、ドキドキ、どうなる?!、、、「いや、やっぱ何かダメ!」

 悪い予感しかしない!


「こうも意識として相対と成るは、初めてとであろうか。」

「やも知れず。だがしかし、手加減などは知りもせず。」

 何か、お互いの牽制が始まった?


「イインジュよ、地の興す利は我に在ろう。成らばハンデキャップを与えても良いぞ。」

「其の程度の事で補助的なる修正など。不利益となる倆の差異はどちらが持とう?甚だ可笑しく。」


「エルフ王よ、我らは似た者やも知れぬな。」

「ああ、何処ぞで有るな、其は近き事やも知れぬ。」


「トキヒコの前であるならの強がりか。」

「其れは返そう。」


「我は大きくイインジュを包もう事。伸ばす範囲で足掻けば良き。」

「業也り倆、私の類に種、其が数多あまたとすれば、何者が抑え込め様か?」

 あー、ダメだなこりゃ。まぁ、何とかなるでしょ。

 いやいやいや、ダメでしょっ!

 二人の王は構えた。



 突如として、そのイインジュ・ブュヤ・ギュオワンがガタガタと震え出す。

 構えた足が内向きとなり、踏ん張りが効かなくなってしまったかの様に。


 おっ、先手はユーカナーサリー?

「エルフ王よ、この接近!何が在るのだ!何が来ると申す!何が!」

 えっ、ユーカナーサリーの先制攻撃では無く?


「イインジュ・ブュヤ・キュオワンよ、待つ刻も無き。時期に現れ様ぞ。」

「しかし!この迫り来る圧!この流れ!波動に飲み込まれる如きにっ!」

 イインジュ・ブュヤ・ギュオワンは、恐怖を覚えたのでは無く、自身が接した事の無い未明な“力”の接近に意識が“不安”に満たされた。それは自身の体の震え出しを起こしていた。

「抑え込まれる?!迫り来るっ!」

 イインジュ・ブュヤ・ギュオワンの震え、止まる事を知らぬかの様に。


 何だ?この二人の慌てっぷりと落ち着きの対比は?

 ユーカナーサリー、来るって何が?

 迫り来る、そんで波動って、、、ザーララさんが来るのか?


 程なくして、イインジュ・ブュヤ・ギュオワンの震えの原因が姿を現す!


「ああ、さくら。どうした?」

 現れたのは、さくらだった。


「うん、新作のチョコレートが上手に出来たので、女王様にお召し上がり頂こうと思ったから、チョコレートが溶けない様に急いで来たの。」

 あ〜、“魔力”を行使したのか。

「こんなに近いんだから、」歩いて来いよ。魔力の無駄使い。



「ああイインジュさん、私の娘のさくらです。ほらさくら、挨拶して」相手の方は、外世界の王様だぞ。


「スルガトキヒコの児?!」

「はい」

「スルガトキヒコの児?!」

「ええ、」

「スルガトキヒコの児?!」

「、、、」


「なんて、」

「?」

「なんてステキな事でしょう!凄くステキな事!であれば、私達の間でも児を持つ事が適うのね!」

 何でそうなる?

 以前イインジュさんから、エルフは一夫多妻とも聞かされましたけど、イインジュさんエルフじゃないじゃん!


 どうやらさくらの登場で“二人の王”の対決はお預けとなったようだ。


「しかし、先程のあの波動はどうして、何とするの?!スルガトキヒコ、教えて!」

「あ〜えぇ~、さくらの持つ“力”の事でしょうか?」

 さくらがその持つ力が解放された時、リーザもユーカナーサリーも、ザーララさんでさえ立っている事が出来なかった。

 あの時の感覚をイインジュさんは受けたのかな?

 私、何にも感じられなかったんですけど。


「確かに我が娘、さくらは何やら力を持ちます。ですが、なんででしょうね?」私は知りません、イインジュさんだったら、分かる?


「さくらが“力”を持つは、トキヒコの児で有るが故。それで良き。他に何も疑う事も無かろう。」

 エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーはさくらの『育ての親』に等しくも、さくらが持つ力の因は分かっていない。

 だが、トキヒコの児である為にさくらはその身に力を宿すとの根拠が無く、意味不明な回答であっても、ユーカナーサリーは受け入れていた。


 それはトキヒコとさくらが出した、ひとつの答えであったから。


「初めまして、ヘイイアンデユンズィギュオ国の王であられますイインジュ・ブュヤ・ギュオワンさん。私はスルガさくらと申します、スルガトキヒコの娘と成ります。」

 あ〜さくら、王様を“さん”付け呼びだなんて。


「あなたより示され足る波動、目を見張りました。どれだけの修練を続けての鍛錬の先となったのか。」

 さくらはエルフの里国へと移住を果たしたが、その日はまだ浅い。

 尚も“魔力”を現し、秘めたる“力”を示した刻もつい先日の事と変わらない。

 ヘイイアンデユンズィギュオ国にて魔術を身に纏う時間的な感覚としては、皆無に等しい。


「私の“魔力”はつい先日の興りと申しましょうか。ですので今は修行の身に変わりません。学ぶべき事がどれ程で或るかさえ、理解に届いておりません。」

 

「スルガさくら、頼もしく。ですが私でも、あなたに伝えし事は有りそうだわぁ。」


「ありがとうございます。行って、ええ、ヘイイアンデユンズィギュオ国、お伺いしてみたいです。」

「あら、いつでも大歓迎よ。私の国は来る者拒まずですから。」

 あー、それオレのセリフじゃんか。


「しかしさくら」何で会った事も無い相手の事を知ってるの?

 言い難くって長ったらしい国名とか、変に複雑に感じちゃうお名前とか。

(「お父さんからよ。」)

「え、そうなの」

(「でもお父さんが、相手のお名前を正しく覚えているなんて珍しいわぁ。何かあったの?」)

「いや、別に、」

 変に勘ぐるなよ、、、何が伝わった?何がバレた?


「それでさくら、リーザと研究だかしたチョコの新味って何?」

 ちょっと気になってた。

「あっと女王様、こちらをお召し上がり頂きたく。」

 さくらが広げた包みの中から現れたのは、真っ赤なチョコレートだった。


「イインジュ・ブュヤ・ギュオワンさんも、如何でしょうか?」

「あら、私も宜しくて?」

「ええ、ぜひ」

「では、」


 さくらの研究の成果としてこの場に持ち込んだのは、真っ赤な色をしたチョコレート。

 エルフの里国には食紅など無い。

 食用バラ相当とシゼコラダの実の赤い外皮の色素を抽出したそうだが、チョコレートの黒茶の色がどうしたらこんなに赤くなる?表面コート?


「お父さんもどうですか。」

「おっ、オレの分も有るの?ではでは、」カリッと。

 真っ赤なチョコレートはキューブ型で、噛み割った中まで赤かった。表面が赤色の飴でコーティングされているモノではなかった。

 そして味の方は、チョコのいつもの甘さに加え、ほんのりと花の香りが伝わって来た。


「すっげぇ、なにこれ?!さくら、凄くいい!100点満点!」

「へへっ」お父さんに褒められた。

 あー、イインジュさんも美味しい顔!


「でもさあ、どうしてこんなにも赤いのに、しっかりとしたチョコレートの味?」

 どうやった?

 カカオマスの代替品となった“シゼコラダ”に赤い実の種類が有るとか?

「赤色のチョコレートを作るには、赤色の色素を持ったレッドカカオマスやルビーカカオを使ったり、ホワイトチョコレートに赤色の色素で着色して作る事が出来るの。」

「へぇ~、そんなのあるんだ」

 ほら、赤いシゼコラダ!


「でもそれは、向こうでの事。ホワイトチョコレートもまだ作った事は無いの。」

 ホワイトチョコレートも好きだが。

「じゃあどうやって?もしかして、さくらの『魔術』だったりして?」

 何が赤いチョコレートの原料になったのだろう?

「それはね、お父さん、」

「何、なに?」

「企業秘密よ。」


 イインジュ・ブュヤ・ギュオワンは、トキヒコとさくらが並び立つ姿を見て、トキヒコから伝わる父親感に衝撃に近い感情が働いていた。

(「私には、フウキュイン(父)としての親の記憶、存在が希薄だ、、、」)


 イインジュ・ブュヤ・ギュオワンは、早熟なままに、王の座に就いた。それはユーカナーサリーであっても似た立場であった。

 二人はお互いの境遇にどこかで引き合う共通意識を持ち合っていたのかも知れない。



(「スルガトキヒコはモォファシュ(魔術力)など持たず示しを行わず、何もせず共、あの力を持つ者を制するとしている、、、」)

(「其れが自身の児であるとしても、適わぬ事と成るまいか、、、親とは、そうであるべき存在でも良いのか、、、ウムーヒェ・ハイジィ、、、親子であれば、」)


 イインジュ・ブュヤ・ギュオワン、その国にて一番の力を持つ者。それを制する者など、同国には存在しなかった。

 魔術力が上席と成るが常であり全て、、、それがヘイイアンデユンズィギュオ国における常識であり、国を成す形である。

 例え自身の親であっても、示される席は同様であった。

 親子の関係、世界が違えば確かに同じでは無い。

 トキヒコとさくらの親子としての関係性にイインジュは羨ましさと憧れを抱いた。


(「スルガトキヒコの待つ親としての面、それはステキな事。尚更私の国へと来るべき理由だわ。」)


「やはり、スルガトキヒコは私の国へと来るべきよ。」

(「そして、私と共に」)


「尚もチョコレート、私の国でも必要だわ。」

 あー、人間社会の食文化が、エルフの里国の外にも広がっちゃう、いいの?

 まぁ、イインジュさんのお気に召したなら幸いです。

 イインジュさん王様だもんな、王様が良いとしたなら許可とか関係ないな。

「ただ、私の国でどう作る?手に入れるには如何とする?」

 さくらに『チョコレート教室』として出張でもさせるか。


「で無くば、エルフ王の物を奪いに来ねば為らなくなる。」


 それだと『チョコレート戦争』勃発じゃんか!





 エルフの里国にチョコレートを配って周り、帰宅となった風童達はさくらの前に整列しだした。


「これ、何の儀式?」

「労働の報酬ね。」

 この世界では対価を求めないって、

「それは我らの里国での事。トファノキブーミは外の里よ。」

 まぁそうかも知れないけど。


 クシャカラナ・バクチャ・ブフォミ・マウキュイクダヴァがまるで勿体ぶるかの様に大きな器を持って現れる。

「あれ、何が入ってるの?」

「見てのお楽しみ。」


 取り出した大きな器の蓋が開けられた。覗き込めば、

「うわっぷ、スゲーチョコ臭い!」

 漂い出したチョコレートの匂いで、部屋はあっという間に満たされる。

「コレは特別製、高濃度なチョコレートなの。」

 何だよ、高濃度なチョコレートって。でも、ソソられる匂いが広がって行く。


 さくらとクシャカラナ・バクチャ・ブフォミ・マウキュイクダヴァは配達の報酬として、風童達にチョコレートを配る。

 そのひとつの大きさは、風童の顔の半分ぐらいある!

 特別製チョコを両手で受け取る風童達は笑顔に満たされて行く。

 いや、受け取る前から、皆んな嬉しそうだ。


 そして受け取った風童達は、各々思い思いの場所へ向かうと、大切そうにゆっくりと渡されたチョコレートを頬張り出す。

 そして風童の皆が美味しい顔!

 その光景は、何とも言えない、平和で温かな空気に満たされる。

「クーリャが言っていた、チョコレートを食す刻かぁ」



「ドギビゴ〜」

 名前を呼ばれて見下ろせば、

「なんだよ、クーリャかよ」

 クーリャもしっかりと、大きなチョコレートを抱えている。

「どうだドギビゴ〜、労働の報酬なのさ〜」

 クーリャは抱えるチョコレートを頭上に掲げ、私に見せ付けて来た。

 クーリャはチョコレート配りの班長だかをやってるそうだけど、

「クーリャも皆と同じにチョコを貰える程、働いていたのか?」

 その具体的な姿を見てないから、何をしていたのかは知らない。


「あたいはー、一番働いている。それはさくらもクシャカラナ・バクチャ・ブフォミ・マウキュイクダヴァもそう言った。だからこのチヨコレイトはあたいの働きに値するのさー。エヘン。」

 クーリャはそう言うと、私に見せつける様にチョコレートを頬張った。

「『チヨコレイトは一日1個』も守っているのさー。」

 『チョコレートは一日1個』オレの言いつけは守らなかったのに。それにその1個、大き過ぎだろー!

 でも、クーリャも美味しい顔だ。


「やっぱチョコレートはいいよなぁ」

 チョコレートを想像すれば、喜びが生まれる。

 そして食べれば幸福な時間が訪れる。

 風童達が得た、新たで改な喜びであった。



「それで、この高濃度で美味しそうなチョコのオレの分は?」 

 誰かがチョコレートを食べる姿を見ていると、当然自分も食べたくなる。

「お父さんの分は無いわよ。」

 へっ、何で〜

「働かざる者食うべからず、よ。」

 ええー!そんな事を言われちゃうと、、、泣きたくなる!


「リーザ〜、さくらに言ってくれよ〜」

 目の前で、誰かが高濃度だとか特別製のチョコを食べる姿を見せられるだけだなんてぇ〜

 オレの分のそのチョコレートが無いなんて〜!

「トキヒコさんご心配無く。後に届きますよ。」

 さくらからの何やらのメッセージがリーザに届いているのかなぁ。


「ではトキヒコさん、向いましょう事。」

 へっ、何処へ?

「ロビックスコーラの工房と成ります。」

 ああーそっか!オレの靴!




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