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悪なるミタマ  作者: 九尾
最終幕 悪なるミタマ編
85/100

挿入・??? 彼方の記憶

 ドクンと、心臓が跳ねた。

 ドクンと、心臓が脈打った。


 それは、これから生まれいづる、奇跡の胎動。


 ――お前は、何を望むのか。


 天使は、彼に一つ、願いを言えという。

 彼は、己の胸に手を当てた。すると、あの夜に消えたはずの、本来の心臓があった。けれど、そこに、彼女はいない。

 ならば、そんな世界に、彼は価値など見いだせない。

 であれば、彼が望む世界は、ただ一つ――。


        ☆


 ――馬鹿ね。あなたは、わたしがいない方が幸せになれるわよ、きっと。


 ――そうかもしれんな。だが残念ながら、俺は恋で人が変わっちまうタイプらしい。


 ――本当、馬鹿な男ね。でも、あなたが馬鹿なのは今に始まったことではないもの。仕方がないから、わたしが傍にいてあげる。


 ――ああ。傍にいろ。俺たちは、一人では弱いから。


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