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残響のプレリュード  作者: erg
第2部

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66/82

第2部 第13項

 それから...... ルナは拓海の隣に立てなくなってしまう。


 自分の願望が、いかに小さかったか思い知った。


「デルタ、少し休んでいいですか?」


「デルタに決まりごとは無いよ。集まったらやる。そうでないならやらない。それだけ」


 一見冷たくも聞こえるが、


「でも、この3人じゃなきゃ、やらない」


 ルナは、デルタ以外の場所で、自分が立つための試行錯誤をする。


 拓海の隣に立つために、足りないものを必死で探す。


 自分の何がダメになったのか。


 拓海に音を、純粋でまっすぐな音を届けたかった。届けてきた。


 そこに、拓海の、感情が混ざってしまった。 最も、深淵の。


 混ざり気のない、純粋な音は、奪われてしまった。


 ある日、STAR DROPでのフリーセッションで、拓海の音に自分の音を届けようとして、 でも、届かなかった。


 今、自分はここにいる人間じゃない。


 フェードアウト。


 インシュロックとプラチナムーンの前座として、対外的にはたった一度きりのライブ。


 それは、主役を食うほどの熱狂を見せ伝説となったが、



 ......デルタは人前から消えた。

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