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残響のプレリュード  作者: erg
第2部

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63/82

第2部 間奏曲 第12.4項

 帰り道。


 ルナは、静かにうずくまった。


 モモの言葉は、衝撃だった。


 知らなかった。 本当に、何も。


 でも――知らなかったで、済むのだろうか。


 自分は、拓海の傷を、無邪気に、抉っていたのではないか。


 胸の奥が、じわりと痛む。 穴が、広がる。


「……はは」


 乾いた、自嘲の笑いが漏れた。


 軽い言葉を投げたのは、自分だ。


 重さを知らなかったのも、自分だ。


 重ければ、警戒する。でも、軽いから、身構える前に刺さる。


 知ってしまった今、 さっきまでの自分が、ひどく遠く感じた。

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