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前日譚1.6
ある日の拓海とモモの雑談。
モモの高校進学を機に拓海がバンドに誘って間もなく。
幼馴染だが、モモから声をかけることはあっても、拓海から声をかけるのは数年ぶりのことで、モモも少し戸惑っている。
「うちの部に、女子が一人入ったよ」
「ええっ!?あんな怖いところに?」
「怖がって引き返そうとしてたから、『来てくれてありがとう』って言ったんだ。モモも怖がってたから、まず感謝してみた」
「どんな子?」
「結月って言うんだ。あ、小鳥遊結月。バリサキだよ」
(いきなり名前呼び?)
「怖がってたから、この前モモが来た小さい部屋、逃げ場として女子専用の部屋にしたんだ」
(随分過保護だな)
「その子の事、そんなに気になるの?」
「部の男子が浮足立ってたから、ちょっと助け舟出しただけだよ」




