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【外伝】魔女エルサ・フェルム⑦

第七話



教会。

人も減ってきてる。

最高。

全てが私の味方している。

森の時間移動もそうだ。

…そうか。

そうだ!

私は今日女神になるんだ。

あーやばいやばいやばい。

めっちゃ興奮する。

最高だよマジで。



ーーよし。

落ち着こう。

まずは爆発を前提として、B型で物理防壁。

C型で魔力障壁。

吹き飛ばされるのは、まあそれくらい仕方ないか。

B型で身体囲ってれば大丈夫でしょ。

ていうかそれくらいの力じゃないと困るんだよね。


『隠り世との狭間に残滓する魔の子に捧ぐ詩』


だっけ?


さようなら、リブルムンドのみなさん。


ーー展開。


ーーー


ーーその魔法陣は、エルサの予想が虚しくなるほど、巨大な陣を形成する。


(やっば!なにこれ!やっぱ最強の魔法じゃん!

今、魔力流し込んでやるよ!私の魔法陣!)


ーー完璧なコントロールで満たされていく魔法陣。


祈りの仕草より速く、拳が振られるよりは遅く。


その軌跡は紅紫の白夜の如く輝き、百年の大樹が折れるように軋みを上げる。


やがて満たされ完成する魔法陣。


百色の光がエルサの恍惚と感嘆に満ちた表情を照らす。


(ついに、私は、神に…)


ーーー


ーーー


ーー『あそぼ』


…え?


『ねぇ、あそぼ』


…なに、だれ?


『あそぼうあそぼうあそぼうあそぼう』


まって、なにこれ…


『さみしいの』



ーーー


「ラグ君、ジョージと先に車に行っててくれる?」


「おーいいけど、どこ行くんだ?」


「ちょっとお祈り!久しぶりに実家帰ってきたんだし、女神様にご挨拶しなきゃ」


「へー、なるほどなぁ。じゃあ後でな」


「ミレイ早く来いよー!」


「ジョージ、呼び捨てやめなさい!」


ーー久しぶりだなぁ。


教会。


宿舎も何も変わってない。


こんなに天井低かったっけ?


わたしも大人になったんだなー。


大人かぁ。


ラグ君、そろそろ何かしてくれもいいのに…な。


ーー


えっと…。


教会…なにこれ…。


魔力…?


ーー!


誰か中にいる…!!!


「大丈夫ですか!?」


ーーー


ーーそこには、


ひとりの女の子。


と、


無数の何か。



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