↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられた花嫁は「魔法の手紙屋」を開きました ~公爵様、あなたへの恋文だけは代筆できません~  作者: あとりえむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/16

第五話 書けない言葉と、待ってしまう人

ヴィクトルが置き去っていった真白い羊皮紙を、私は三日間、引き出しの闇の奥へ封じ込めていた。

端の方にポツンと刻まれていた、


『父上へ』


という、硬質で不器用な三文字。


夜、瞳を閉じるたび、その文字が鮮明に脳裏に浮かび上がってくる。

あの冷徹と恐れられる男は、既にこの世を去った父親へ、何を注ぎ込もうとしていたのだろう。

伝えきれなかった深い感謝か。血の滲むような葛藤か。それとも、胸を焼き尽くす後悔か。


──あるいは、そのどれでもない、名もない慟哭なのだろうか。


「……また、深読みばかりしてしまうわね」


私は小さく息を吐き、帳簿を閉じた。

静寂のなかで店内をぐるりと見渡す。


この「月灯り郵便店」を開業して一か月。殺風景だった古い空き店舗は、いつの間にか優しい生活の色彩に満たされていた。

潮風になじんだ新しい木製看板。カウンターに整然と並ぶ上質な便箋。棚を飾る、近所の子供たちが届けてくれた小さな貝殻や可憐な野の花。

なぜかパン屋のおかみさんから押し付けられた、とぼけた表情の木彫りの人形まで鎮座している。


そして、窓際で静かに寄り添う二脚の椅子。


かつては誰の記憶にも留まらない廃屋だった。

けれど今、ここは間違いなく……私が私の意志で守り育んできた、愛おしい居場所なのだ。


「リディアちゃん!」


からん、と勢いよくベルが鳴り、躍り込んできたのは近所のパン屋の女主人・マーサだった。


「大変なんだよ!」


「まあ、どうされたのですか?」


「パンを焼きすぎちまったのさ!」


「……はい?」


「朝から手と頭がバタバタしててねぇ。数を完全に間違えちまったんだよ」


マーサはどっしりとした籐籠をカウンターへドンと置いた。焼きたての香ばしい匂いがふわりと立ち上る。


「ほら、お食べ。あたし一人じゃ到底腹に収まりきらないからね」


「そんな、こんなにたくさん……きちんとお金を払わせていただきます」


「いらないよ! 昨日、遠くの息子に涙が出るほど素敵な手紙を書いてもらったんだ。そのお礼さ」


「あれは私の仕事ですから」


「いいかい? これはパン屋の女将からの『感謝状』なんだよ。受け取りな!」


嵐のようにそう言い残し、マーサはからからと笑って去っていった。

残された籠からは、焼き立てのパンの温もりが愛おしく立ち上っている。


「……感謝状、ですか」


誰もいない店内でぽつりと呟く。悪くない響きだ。

ひとつ手にとり、ふんわりとした生地を口へ運ぶ。香ばしい麦の甘みが口いっぱいに広がった。


「……美味しい」


自分の口からこぼれ出た素直な声に、ハッとした。


王都で王太子の婚約者として息を詰めていた頃の私は、こんな風に時間を使うことができただろうか。

焼き立てのパンの温もりに目を細め、ただ「美味しい」と慈しむためだけの時間。

何かの成果を生むわけでもなく、誰かの役に立つわけでもない。

けれど──魂が生き返るような、あまりにも贅沢で愛おしい時間。


「……なんて幸せな無駄でしょう」


窓の外へ目を向けると、今日のルナール港の海も、息をのむほど青く澄み渡っていた。


◇ ◇ ◇


その日の午後、老漁師のグレアムさんが静かに店を訪れた。


「いらっしゃいませ、グレアムさん。……奥様への手紙は、無事に届けることができましたか?」


「ああ」


彼は刻まれた皺を深めて深く頷いた。


「あいつの眠る墓前に置いてきたよ」


「ミラさんは、何とおっしゃっていましたか?」


「返事なんてあるわけねぇさ」


「ふふ、それもそうですね」


「そんな事は分かってる」


グレアムさんは窓際の椅子に深く腰掛けた。


「だがな……帰りの坂道を下りている時、長年胸にのしかかっていた重荷が、すっと軽くなった気がしたんだ」


「……本当に、良かったです」


「だからな、今日は……これを書きたいと思って持ってきた」


彼が差し出した紙には、不器用な文字で宛先が書かれていた。


『息子へ』


「息子さん宛て……ですか? 何か緊急のご用事でも?」


「いや、何もねぇ」


「何もないのですか?」


「何もないからこそ、書くんだよ」


私が目を丸くすると、グレアムさんは気恥ずかしそうに白髪混じりの頭を掻いた。


「……ミラなら、絶対にそう言う気がしたんだ。『生きているうちに、伝えられる人に言葉を遺しなさい』ってな」


胸の奥がじんわりと熱くなる。私はペンを強く握り直し、思わず微笑んだ。


「……本当に、ミラさんらしいお導きですね」


「まったくさ」


グレアムさんも目元を柔らかく崩した。


「逝っちまってからまで、俺に説教を垂れやがる」


誰かを失ったとしても、その人との愛の物語が終わるわけではないのだ。

思い出を抱きしめ、心の中で語りかけ、受け取った愛の言葉を糧に生きていく。

それもまた、この世界で最も美しく頑丈な「愛の形」なのだろう。


◇ ◇ ◇


夕暮れ時。グレアムさんを見送った後、私は無意識のうちに店の外に出ていた。

最近、陽が傾くこの時間になると、心が勝手にあの緩やかな坂道の先を追ってしまう。


「……」


決して、誰かを待ち焦がれているわけではない。

まさか、そんなはずはないのだ。

ただ……前回の去り際、あの人が「また今度」と言っていたから。

公爵という立場上、再びこの店を訪れる可能性がほんの僅かにある、それだけのこと。


「……やっぱり、お見えにならないわね」


ぽつりと零れ出た独り言に慌てて口を押さえ、周囲を見回す。誰も聞いていないことに胸をなでおろした。


「当たり前でしょう、リディア」


自分自身に言い聞かせるように呟く。

相手は一国の北西辺境を統べる、多忙を極める公爵なのだ。事故の処理や公務で身を削るような毎日を送っているはずの男が、こんな小さな郵便店に何度も足を運ぶ余裕などあるはずがない。


「そうよ、来られるはずがないわ」


納得させようと深く頷いた──その時だった。


夕闇の静寂を切り裂いて、坂道の向こうからパカパカと澄んだ馬蹄の音が響き渡った。


──心臓が、跳ねた。


私はその場に動かず、じっと息を殺した。

振り返らない。絶対に振り返るものか。ただの通行人かもしれないし、この港町で馬に乗る者など珍しくもないのだから。


「……リディア」


低く、耳朶を震わせるような重厚な美声。


私は胸の鼓動を押し殺しながら、ゆっくりと振り返った。


「……いらっしゃいませ、ヴィクトル」


そこには、夕闇を纏ったヴィクトルが立っていた。氷のような青い瞳が、まっすぐに私を捉えている。


「どうぞ、中へ」


扉を開ける私を、彼は立ち止まったままじっと見下ろした。


「……待っていたのか」


「いいえ」


「そうか」


「はい」


「今、坂道をじっと見つめていたように見えたが」


「……景色の美しさに見とれていただけです」


「あちらには古びた石造りの壁しかないが」


「その壁が、とても風情があって立派な景色なのです」


「……」


私がもう一度「どうぞ」と店内を促すと、ヴィクトルの厳しい唇の端が、ほんのわずかに押し上げられた気がした。

あまりにも一瞬のことで、幻だったのかもしれないけれど。


◇ ◇ ◇


今日のヴィクトルは、前回よりもどこか痛切な疲労を漂わせていた。

重厚な黒い外套を脱ぎ捨て、椅子に沈み込む姿には、肩に背負ったものの重さが透けて見える。


「温かいお茶をお入れしますね」


「いや、気を使わないでくれ」


「無料ですから」


「……ならば、いただこう」


「ふふ、そこは一切遠慮なさらないのですね」


「本当に……商売に向いていないな」


「ふふ、前にも言われましたね」


湯気がふわりと立ち上るカップを差し出すと、ヴィクトルは何も言わず、ただ窓の外の群青色に染まる海を見つめていた。


「……鉱山の事故の件ですか?」


静かに尋ねると、彼は深く息を吐き出した。


「ああ。……鉱山は一時閉鎖の処置をとった。信頼できる新たな監督官を現地に置いている」


「大変なご心労でしたね」


「それが俺の『仕事』だ」


「ヴィクトルは、あらゆる出来事をすべて『仕事』として処理しようとなさるのですね」


「領主だからな」


「ええ、そうですけれど……」


彼の向かいに腰を下ろし、まっすぐに向き合う。


「ですが……今日は『お仕事』の話をするために、ここへ来られたのですか?」


ヴィクトルの大きな手が、ピタリと止まった。


「……違う」


「では、なぜ?」


「……分からない」


「また、ですか?」


「ああ」


「本当に、困ったお方ですね」


「……ああ、実に困っている」


二度目となるこの不器用なやり取りが、愛おしくてたまらなかった。

こんなにも頑なで冷徹に見える男が、自分の心を持て余して私の前で佇んでいる。その事実が、胸の奥をキュッと甘く締め付けるのだ。


「手紙は……」


「まだ、書けない」


「そうですか」


私は引き出しの奥から、あの一枚の白紙を取り出し、彼の前に静かに置いた。

『父上へ』と刻まれた紙。


「……こちら、前回お越しの際に落とされていましたよ」


「……読んだのか」


「申し訳ございません。気づいて拾った際に、目に入ってしまいましたので……」


ヴィクトルは深い青い瞳で、じっと私を射抜いた。


「なら、なぜ聞かない。気にならないのか?」


「気になることと、踏み込んで良いかどうかは全く別の問題だからです」


彼はとしばし言葉を失い、やがて「……そうか」と静かに呟いた。その声には、深い安堵と信頼が滲んでいた。


「……父親というものは」


不意に、彼が口を開いた。


「……恐ろしい存在だったか?」


息を呑んだ。あの男が、自ら父親の話題を口にするなんて。


「私の父……ですか? ええ、とても厳格で、恐ろしい存在でした」


「今でもか?」


「そうですね……以前よりは、少しだけ和らぎましたが」


ヴィクトルはカップに長い指を滑らせた。


「俺の父は……恐ろしい人ではなかった」


「そうなのですか?」


「ああ。……人を強く叱ることすらできない、心優しい人だった」


「一国の公爵様でありながら? それは珍しいお方ですね」


「だからこそ、母がいつも怒っていた」


その言葉に、私は思わず笑みをこぼした。


「ふふ、なんだか目に浮かぶようです」


「何がだ」


「ヴィクトルのお父様が、奥様に叱られて困り果てていらっしゃるお姿ですよ」


「……なぜ俺の顔から想像する」


「ふふ、なんとなくです」


ヴィクトルは不満そうに眉を寄せたが、その瞳に拒絶の色はなかった。


「父は……俺に『公爵家を継げ』とは一度も言わなかった」


彼の声が、急に静かな哀愁を帯びる。


「跡を継ぐことが宿命だったはずなのに……父は『お前が望む人生を選べばいい』と俺に言ったんだ」


「……」


「だが、当時の愚かな幼い俺には、その言葉の真意が理解できなかった」


彼がふっと視線を落とす。


「……父が亡くなった後、俺は当然のように家督を継いだ。直後に……戦争が勃発した」


部屋の空気が、痛いほど重く張り詰める。


「領地と民を守るため、必死で剣を振るった。多くの人間が死に、俺の手も血に染まった……」


彼の大きな手が、苦しげに固く握り締められる。


「俺は……父のような優しい男にはなれなかった。……優しいだけでは、大切なものを何ひとつ守れないと知ってしまったからだ」


戦争の残酷さも、命を背負う重圧も知らない私が、安易に「そんなことはありません」と慰めることなど許されない。

彼が背負ってきた傷跡は、それほどまでに深く、重いのだ。


「……『父上へ』」


私がその名を呟くと、ヴィクトルはハッと顔を上げた。


「あの手紙で……あなたはお父様に、何を伝えようとされているのですか?」


彼はすぐには答えなかった。けれど、その沈黙は決して拒絶ではなく、自分の魂の声を必死に手探りしている時間だった。


「……謝りたいんだ」


「何について……ですか?」


「俺は……父の優しさと、残してくれた言葉の意味を理解できていなかった」


ヴィクトルの声が、痛みに震える。


「父が死んで……自分がその立場になって初めて知ったのだ。俺がどれほど……自由であったかということを」


「……自由」


「公爵になることも、別の生き方を選ぶことも、俺には許されていた。……それなのに俺は」


彼は自嘲気味に、痛々しく唇を歪めた。


「……何も選ばなかった。ただ流されるままに、この立場に座り続けたんだ」


──流された。


その一言が、私の胸を激しく突き穿った。

期待されるままに振る舞い、敷かれたレールの上を歩み、都合の良い人形として生きてきた過去の自分。


「……ヴィクトル」


私は己の手元を見つめながら、静かに紡いだ。


「私自身も……つい最近まで、自分の人生で何ひとつ『選択』してきていませんでした」


彼が息を呑んで私を見る。


「王太子の婚約者になることも、完璧な淑女として振る舞うことも、すべて与えられた役割をこなしていただけ……選んだつもりになっていただけだったのです」


「……リディア」


「だから、王都を追われ、この港町で自分の店を開こうとした時……死ぬほど恐ろしかった。初めて、自分の意志で人生を選んだから」


窓の外で、静かな波音が寄り添うように響いている。


「自分で選んだ道なら、失敗したときに誰のせいにすることもできませんもの。……でも」


私はまっすぐに、彼の冷たい青い瞳を見つめ返した。


「ヴィクトル。あなたは本当に『何も選ばなかった』のでしょうか?」


「……何?」


「公爵位を継いだ後、過酷な戦争で民のために戦い抜いたこと。領地を守り抜き、今も事故の責任から逃げずに苦しんでいること……それらはすべて、あなたがご自身の意志で『選び続けてきたこと』ではありませんか?」


ヴィクトルは言葉を失い、呆然と私を見つめた。


「お父様と同じ人間になれなかったからといって、あなたが間違っているわけではありません。……ご自身を『優しくない』と傷つけ、悩むその姿こそが、あなたが誰よりも深く傷つき、誰かの痛みを背負おうとしている証拠ではありませんか」


張り詰めた静寂のなか、彼の吐息がかすかに震えた。


「……お前は時折……恐ろしいほどに俺の心を見透かすな」


「あら、それは褒め言葉として受け取っても?」


「……分からないな」


「ふふ、困りましたね」


「ああ、実に困っている」


今度は、確信できた。

ヴィクトルの唇が柔らかく緩み、その青い瞳に温かな光が灯ったのを。見間違いなどではなかった。


◇ ◇ ◇


「……書いてみるか」


不意に、彼が呟いた。


「手紙を……ですか?」


「ああ。……今からだ」


「喜んで!」


ペンを握り締め、私はじっと待った。

彼の心の中で、長く止まっていた時が動き出すのを、急かすことなく待つ。


「……父上」


彼の低く切ない声。


「俺は──」


けれど、言葉はそこで再び途切れた。

ヴィクトルは自嘲気味に息を吐き、首を振った。


「……やはり、駄目だな。何も進んでいない」


「いいえ! 素晴らしい進歩ですわ!」


「どこがだ。たった二文字増えただけだろう」


「前回は『父上へ』だけでした。今日は『俺は』まで辿り着いたのですから、大進歩です!」


ヴィクトルは呆れたように私を見つめた。


「お前は本当に……何事も前向きに捉えるのだな」


「ふふ、昔の私は違いましたよ。今の私は、焼きたてのパンが美味しいだけで心から幸せになれる、安上がりな人間になりましたの」


「……安上がりだな」


「あら、それも褒め言葉ですね?」


「違う」


「違いますか?」


「違う」


くだらない押し問答を重ねるうちに、夜の闇は深まり、暖かなランプの光が二人を優しく包み込んでいた。


◇ ◇ ◇


馬車の迎えが到着し、店を出る彼を入口まで見送る。


「リディア。今日の料金は」


「有料相談ですから、銀貨五枚です」


「そうか」


彼は財布から銀貨を取り出し、カウンターへ置いた。……十枚。


「ヴィクトル、多すぎますわ」


「茶代だ」


「お茶は無料です」


「ならばパン代だ」


「パンも貰い物ですから」


「……」


「お釣りをお返しします」


私の差し出した手を、彼の手が優しく包んで制した。


「……次回分だ」


「え……?」


「また、来る」


──ドクン、と胸が甘く跳ね上がった。

たったひとことの約束が、どうしてこれほどまでに胸を打ち鳴らすのだろう。


「……お待ちしておりますわ」


私が答えると、彼の一瞬迷うように言葉を探し、


「……悪くない時間だった」


と、照れくさそうに吐き捨てた。


「ふふ、ヴィクトルも少しずつ人を褒めるのがお上手になられましたね」


「……気のせいだ」


彼はそっぽを向いて馬車へ乗り込み、ゆっくりと夜の街へ去っていった。


◇ ◇ ◇


静まり返った店内に戻り、カウンターの上の用紙を見つめる。


『父上へ』

『俺は』


たった五文字。けれど、そこには彼の魂の確かな歩みが刻まれている。


「……また来る、か」


ぽつりと呟いた自分の顔が、信じられないほど柔らかく綻んでいることに気づいた。


かつての私は、誰かを「待つ」という時間が大嫌いだった。

自分が停滞しているように思えて、誰かの都合に振り回される自分に耐えられなかったから。だから常に完璧なスケジュールで自分を縛りつけていた。


けれど……今は違う。


坂道の向こうから、あの黒馬と漆黒の外套が姿を現すかもしれない──そう予感して胸を躍らせる時間は、こんなにも愛おしく、温かい。


「命令されて待たされるのと……自分の意志で誰かを『待つ』のは、全く違うのね」


誰のためでもなく、私が私の意思で、あの人を待ちたいから待つのだ。


窓の外では、満月が青い海を幻想的に照らし出していた。

「月灯り郵便店」で、紡がれ始めたたった一通の手紙。

そして私の心の中にも、まだ名前のつかない甘く切ない感情が、静かに書き始められていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

t_title_novel.png
t_novel_ainado.png t_novel_at.png t_novel_ws t_novel_saihate.png
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。