わたしのしあわせ 91
2時になって、女の子がいる私の部屋でコーヒー淹れたの。
みんな香りを楽しんでくれたよ、みんな100均でフィルターとか買うって。山本さんがお盆にのせて男子の部屋に持っていってくれた。
それからは女の子達からいろいろ聞かれたよ。
佐藤さん「やっぱりこれは同棲なんでしょうか」
小林さん「間違いなくそうだよね」
山本さん「お母さんとも仲良くしてますよね」
佐藤さん「そう言えば森田のお母さんが、うちの嫁って言うよね」
鈴木さん「やっぱりそうなんですか?」
私「まあ、そんな感じの話しには、なってたりするかな~」
逃げ切れない~。
私「そう言えば、加藤君は佐藤さんの事、なんて呼んでるの?」
佐藤さん「下の名前の優華とか優ちゃんとか」
私「佐藤さんは?」
佐藤さん「信一君とか信ちゃんとかですよ」
小林さん「美佳さ~ん、逃がしませんよ~」
山本さん「やっぱりここまでになると、将来の話なんかもするんですか?」
私「そうだね、でもそれ以前に、お父さんもお母さんも娘みたいに接してくれるし、落ち込んだ時に慰めてくれるのは、こうちゃんよりもお母さんが多いよ」
小林さん「完全に嫁扱いですね」
私「実はね、チコちゃんの名前も私の案が採用されたの」
鈴木さん「もう完全に夫婦ですね」
私「でも歳が歳だから、こうちゃんが就職するまでは部屋も別々だよ」
佐藤さん「でもお互いに行き来してるんですよね?」
私「うん、毎晩寝る前にどっちかの部屋でお話してから寝てるよ」
鈴木さん「やっぱりその時にはチューとかしちゃうんですか、そうなんですね」
私「それはねえ、もうねぇ」
みんな「キャー」
私「大げさだよみんな、佐藤さんも山本さんもキス位するでしょ?」
佐藤さん「それはまあ、キス位は、帰り道とか、ねぇ山本ちゃん」
山本さん「それがですね、古賀君って手をつなぐ以上の事ってしないんですよね、私はもうOKなんだけど」
私「古賀君は急ぎたくないのかもね、山本さんの事が大事過ぎて、どうしたら良いのかわからないのかも、多分古賀君の初彼女だろうし」
山本さん「初彼女とは言ってました」
私「ちなみに山本さんには?」
山本さん「初です」
小林さん「それだよそれ、古賀は優し過ぎなんだよ、今度山本ちゃんから言ってみれば?」
山本さん真っ赤になっちゃったよ。
鈴木さん「それはそれとしてですね、森田からのプロポーズは済んでるんですね」
私「一応ね」
みんな「お~」
佐藤さん「それっていつされたんですか?」
私「最初はこうちゃんが子供の頃だけど、はっきり言われたのは最近だよ」
佐藤さん「ご両親は知ってるんですか?」
私「うん、でもこうちゃんがまだ高1でしょ?だから責任取れるようになるまでは正式な婚約じゃなくて、親公認のお付き合いって扱いにしたの」
山本さん「それで同居ですか?」
私「それはまた別の理由が有るんだけど、それも有るよ」
佐藤さん「アパートはどうしたんですか?」
私「今はまだ借りてるよ、荷物もそれなりに有るしね。でも服は着なくなったのも多いから、処分しようとは思ってるよ」
佐藤さん「だったら下さいって言いたい所だけど、美佳さん細いから私じゃ着れないなぁ」
小林さん「山本ちゃんなら着れるんじゃない?」
私「そうかもね、後で見てみる?」
山本さん「良いですか?スカートかわいいから良いなって思ってたんですよ」
私「でも私のスカートじゃ短かすぎでしょ」
山本さん「とりあえずはいてみて良いですか?」
私「それじゃ後で行こうか」
山本さん「お願いします」
私「さあ、勉強再開」
それにしてもみんな難しい事やってる、私じゃ1ミリもわからない。




