わたしのしあわせ 90
小林さんのパンツはくるぶしから下をフリンジにする事にして、フリンジの長さは無難に2センチ位に、左右の長さに注意しながら加工したの。
鈴木さんのスカートは長さはそのままで、下3センチのフリンジ加工。すそが広がってるから横糸抜くのが大変だったけど、きれいにできた。
どちらもすごくかっこよく出来たの、今度私も作ろうかなあ。
さっそくお母さんたちとこうちゃんに見せたら好評だったよ。
それから私が、昨日買った豆でコーヒーを淹れたの。
2人ともひと口飲んで気に入ったみたい。
小林さん「コーヒーって苦くて飲めなかったけど、これ苦く無くておいしいですね」
私「マイルドな豆を選んだからね、苦いのダメな人でも飲みやすいと思うよ」
鈴木さん「ほんと美味しいです、私もコーヒー苦手だったけど、これ美味しい」
私「挽きたてなのも有るのかな、挽いた豆は酸化して渋くなりやすいからね」
小林さん「私も家で挑戦しようかなあ」
私「挽いてある豆買えば、あとの道具は100均でも買えるから簡単だよ」
鈴木さん「よし、帰りに買っていこう」
こんなに喜んでくれると、私の方が嬉しいよ。
やっぱりこの2人もかわいい。
次の日、日曜日。
今日は朝から集まって勉強会、剣道部の一年生がみんな集まったの。
チコちゃんが大きくなっててみんな驚いてた。
男子3人がこうちゃんの部屋で先生役はこうちゃんなんだけど、古賀君もなかなかの成績なのが判明、どこに欠点が有るのかわからない子だよね。
女子4人が私の部屋、佐藤さんと山本さんは昨日の2人と同じ反応だったよ。
小林さんも鈴木さんも昨日作ったのはいてきて、女の子達からほめられてたよ。こちらの先生役は佐藤さんと山本さん。
私はコーヒー淹れてあげてから、お母さんとお昼の買い物に。
簡単にたくさん作れる物となると、手っ取り早いのは麺類。お母さんと相談して、中華麺でつけ麺。
今日のつけ汁は温かいのにしたの。
太ったおじさんが笑ってる赤い缶にラーメンスープの分量が書いてあるけど、それを1.5培の濃さにするの。ただのお湯じゃあ味が物足りないから、玉ねぎをおおざっぱに刻んで豚バラと一緒に煮るの、玉ねぎがトロトロになるまで。
そこに作っておいたタレを入れて、そのままだとしょっぱい位にするの。そのつけ汁は熱いまま食べるの。
実家のお母さんに教わった数少ないレシピ。私は好きなの、簡単だから。
今回合わせるのは、トンカツと唐揚げ。
お昼になったからみんなを呼びに行ったの。みんな降りてきて、にぎやかに食べたよ。
食べながら昨日の話が出たの。
小林さん「山本ちゃん、この前のかたき取っといたよ」
山本さん「何が?」
鈴木さん「この前のナンパ事件の2人だよ、中学の時に私らがボッコボコにしたヤツらだったよ」
古賀君「どういう事?」
2人が説明したの。
加藤君「2人ってそんなに強かったの?」
鈴木さん「それはともかく、あいつらにはモールに来るなって言っといたから、いるの見たら教えて、デートに連れ出すから」
加藤君「怖いデートだなぁ」
鈴木さん「昨日森田が同じ事言ってたよ」
小林さん「そう言えば、あいつ骨は無事だってよ」
古賀君「そりゃ手加減したからね」
こうちゃん「フルパワーなら?」
古賀君「多分折れる」
鈴木さん「だろうね」
古賀君「山本さんにあれ以上なんかしてたら、多分フルパワーだったよ」
佐藤さん「まだ山本さんって呼んでるの?」
古賀君、山本さんを見て「言っていい?」
山本さん「うん」
古賀君「夏菜ちゃんって呼んでるよ」
鈴木さん「こんにゃろ」
私「山本さんは?」
山本さん「誠也君って」
小林さん「あ~!私の山本ちゃんが~!このゴリラめ~!」
大笑いだよ。
私「そろそろ始めた方がいいんじゃないの?」
女子達が洗い物運ぶの手伝ってくれて、みんな勉強再開。
さすがは進学校だよね、みんなしっかり勉強してるよ。




