わたしのしあわせ 88
翌日、小林さんと鈴木さんを迎えに行くと
小林さん「あれ?森田も来たの?」
私「うん、どうしても来たいって」
鈴木さん「このリア充め、爆発してしまえ~」
そんな感じでモールに。
モールに入るとこうちゃんは本屋さんに、私達は服選び。
小林さん「こういうのが好きなんですよ」
ストレートのデニム、色落ち無しの黒。
私「かっこいいよね、これに長めのフリンジ良さそうだな」
鈴木さん「私はこのロングの裾をフリンジにしたらかわいいかなって」
少し裾が広がる感じのマキシ丈。
私「それ良いかも、おしゃれな感じになるよ」
鈴木さん「これにしよっと」
それぞれ買ってこうちゃんがいる本屋さんに行ったの。
途中、この前の金髪と茶髪がいたの。鈴木さんの後ろに隠れたら
鈴木さん「どうしたんですか?」
私「この前のナンパ事件の2人がいるの」
小林さん「どれですか?」
私、指さして「あれ」
そしたら小林さんと鈴木さん、顔を見合せて
小林さん「あれ佐野じゃない?」
鈴木さん「もう1人は伊東?」
私「知ってるの?」
小林さん「知ってますよ」
鈴木さん「おい!佐野!」
金髪の方がこっち向いたの。
小林さん「やっぱ佐野と伊東だ」
鈴木さん「こっち来いよ!」
2人が近づいて来た。
小林さん「お前ら、この前このお姉さんにちょっかい出したんだって?」
金髪「いや、声かけただけだよ」
鈴木さん「もう1人の子の腕つかんで脅したんだろ?」
金髪「・・・」
鈴木さん「どうなんだよ」
金髪「・・・」
小林さん「この人はうちらの大事な人なんだよね、もう1人の子も大事な友達なんだよ、もう1人の子なんか泣いてたってよ、どこが声かけただけなんだよ」
金髪「・・・」
鈴木さん「なんか言うことあんだろ」
金髪「すみませんでした」
鈴木さん「てめえは」
茶髪「すみませんでした」
小林さん「この人達になんかしたら会動員しててめえら潰すよ、忘れんなよ」
金髪「わかったよ」
鈴木さん「佐野、偉そうだな」
金髪「わかりました」
小林さん「ところで、掴まれた腕大丈夫か?骨いかなかった?」
金髪「骨まではいってない」
鈴木さん「じゃああいつ手加減したんだ、あいつが本気で握ったら骨潰す位わけないからね、殺されなくて良かったな、あいつにかかればお前らなんて瞬殺だよ」
小林さん「ところでさ、うちらもこのお姉さんもここよく来るんだよ、でもお前らいると安心できないの、わかる?」
金髪「・・・」
小林さん「わかるよな」
金髪「・・・」
鈴木さん「もう来んなって事だよ、わかった?」
金髪「わかりました」
小林さん「今日は?」
金髪「帰ります」
鈴木さん「忘れんなよ、うちらの関係者になんかしたら、またデートだぞ」
小林さん「そうなったら、あん時みたいな優しいデートじゃ済まないよ」
金髪「・・・」
黙って行っちゃった。
何が起きたの?!
2人が見えなくなってから聞いたの。
私「小林さんと鈴木さんって、もしかして元ヤンなの?」
2人顔を見合わせて笑いながら
小林さん「違いますよ」
鈴木さん「全然違います」




