わたしのしあわせ 82
ファミレスについて、やっとお茶とケーキ。
私「山本さん、落ち着いた?」
山本さん「はい、隣に古賀君がいる安心感で落ち着きました」
私「ホント最強のボディガードだよね」
こうちゃん「古賀がみかたで良かった、さすがに古賀相手じゃ勝てる気がしないよ」
古賀君「いや、俺なんかより強いのはいくらでもいるよ、それでも守りたい人は守るよ」
言いながら山本さんを見る。
山本さんが古賀君を見る目、完全に恋する乙女の目だよ。
私「あの金髪、手を痛そうにしてたけど握っただけなんだよね」
古賀君「はい、でも俺素手でリンゴジュース出来る程度には握力有るんで、骨まではいってないと思うけど」
私「そんなすごいの?」
古賀君「柔道やってればそんなもんですよ」
こうちゃん「その腕だもんなあ、見習わなきゃ」
古賀君「筋トレは柔道の基本ですからね、ベンチで200はいけますよ」
こうちゃん「やっぱゴリラだ」
古賀君「そんなに褒めるなよ」
こうちゃん「古賀って、顔以外はイケメンだよね」
山本さん「古賀君はかっこいいよ、顔だってかわいいじゃん」
古賀君、また真っ赤。
私「こうちゃん、これは誰が見ても確定だよね」ニヤニヤ
こうちゃん「これはもう告白の必要もないよね」ニヤニヤ
古賀君「いやいや、するって」
私「するって何を?」ニヤニヤ
古賀君「そりゃあ、告白に決まって・・・」
下向いちゃった。
山本さん「私からでもいい?」
古賀君「いや、俺からする」
山本さん「ここで?今?」
古賀君「初めて見た時から好きでした、付き合って下さい」
山本さん「こちらこそよろしくお願いします」
恋する乙女は強いね、人前で告白させちゃったよ。
私「それじゃ、私たちが見届け役という事で」
こうちゃん「早速加藤に報告しなきゃ」
古賀君「かんべんして」
さっきからずっと真っ赤。
こんなにマッチョなゴリラなのにかわいいって。
こうちゃん「ところで美佳ちゃん、けっこう落ち着いてたよね」
私「そりゃあナンパ位何度もされてるよ、25歳なんだよ私。あんなのは無視するの、しつこかったら怒るの、それでもだめなら大声出すって脅すの、それでもだめならほんとに大声だすの。あんな連中はその場限りだから、めんどくさい女演じれば逃げて行くよ。私ナンパって大嫌いだから、全部撃退してるからね、慣れてるよ」
こうちゃん「そんなにナンパされてたの?心配になっちゃうんだけど」
私「短いのばっかりはいてたからかもね、若く見えるし。でも撃退率100パーセントだよ」
こうちゃん「でも美佳ちゃんかわいいから心配」
私「ありがとう、でも大丈夫だよ、私はこうちゃんだけだからね」
こうちゃん「それならいいけど」
私「こうちゃん心配しすぎ。そういえば、古賀君については私が言った疑惑が有ったよね、こうちゃんは否定したけど」
こうちゃん「なんだっけ」
私「あれだよ、古賀君が剣道部に来た理由」
こうちゃん「そういえば言ってたね」
私「初めて見た時からって事はさ、その可能性も有るんじゃない?」
こうちゃん「確かに」
私「古賀君」
古賀君「はい」
私「古賀君が剣道部に来た理由って、山本さんがいるからっていう説が有るんだけど、どうなの?」
古賀君「それだけじゃないですよ、武道を続けたいっていうのが一番の理由です」
私「否定はしないの?」
古賀君「入学式の時に見て、一目惚れです」
山本さん「そうだったの?」
古賀君「うん、でも接点無いし、俺見た目に自信無いし、剣道部入るの決まってから山本さんがいるって思い出して、接点が出来たって思って嬉しかったよ」
私「こうちゃんの説が正しかったんだね」
こうちゃん「でしょ、古賀はストイックに頑張るタイプだから、女子目当てなんて無いよ」
私「それを聞いた山本さん、感想は?」
山本さん「かっこいいし、かわいいです」
こりゃもうベタボレだよ。
私「こうちゃん、早く2人だけにしてあげなきゃだよ」
こうちゃん「そうだね、邪魔しちゃ悪いよ」
私「どこまで送ればいい?どっかの公園とか?」
2人顔を見合せて
山本さん「ここから歩いて帰ります」
私「うんわかった、古賀君頼んだよ」
古賀君「はい」
ここはお祝いって事で私のおごり。




