表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わたしのしあわせ  作者: mikataka
81/287

わたしのしあわせ 81

4人でフードコートに行ったの、お昼過ぎてたから席もちらほら空いてた。

私「私と山本さんで席取りしとくよ、私レアチーズケーキとアイスティー」

山本さん「私もそれが良いな」

男子2人に買いに行ってもらって、私達は席取りして山本さんと2人で座っておしゃべり。

私「古賀君どう?」

山本さん「ずっと優しくて面白くて、ドア開けてくれたりするんですよ、めっちゃ優しいです」

私「ドアはこうちゃんも開けてくれるんだよ、2人とも勉強したんだね」

山本さん「なんか大事にしてくれてて嬉しいです」

そんなことを話してたんだけど、いきなり話しかけられたの。

「君たち2人なの?」

見ると茶髪と金髪の男の子2人、うわ~ナンパかよって思って無視してたんだけど「シカトすんなよ」って、金髪が山本さんの腕をつかんできたの。

私「ちょっと、やめてよ」

金髪「いいじゃん、一緒に遊ぼうよ」

私「その気無いからやめてよ」

山本さん、怖がってる。

こうちゃん達の方を見ると、ゴリラがすごい顔して歩いて来た。

金髪の手首をつかんで山本さんに「知り合い?」山本さん、ブルブルと首を横にふったの。

古賀君すごい顔で「触んなよ」って静かに言ったの。

茶髪が「なんだてめえ」って言ったらこうちゃんがその肩をつかんで、すごい顔で見下ろしたの。

金髪が「痛え」って言って手を離したけど、古賀君は手首を離さない。

金髪が「離せよてめえ」とか言ってたけど、古賀君静かに

「お前、長生きしたいだろ?ここで死にたくないよな」

金髪の顔色が変わって「わかった、悪かった、やめるよやめる」

古賀君「この子に近づいたら殺すよ、覚えたか?」

金髪「わかった」

そこでやっと手首を離したの、2人とも走って逃げて行ったよ。

それから古賀君が床に膝ついて「怖い思いさせてごめん、もう大丈夫だから」って言って山本さんの手を取ったの、山本さん涙流してた。

山本さん「うん、ありがとう」って言って古賀君見てた。

こうちゃん「美佳ちゃん大丈夫?」

私「うん、私は大丈夫だよ、少し怖かったけど。山本さんはすごく怖かったみたい」

こうちゃん「並んでたら古賀が急にいなくなって、すごい勢いでこっちに来てたから俺も気づいたんだよ」

私「古賀君の顔すごかったよ、そのまま殴りかかるんじゃないかと思った」

こうちゃん「俺も頭にきたよ、美佳ちゃんは怖くなかった?」

私「私は経験有るし対処できるから。でも悪そうな感じの2人だったからちょっと怖かったよ」

こうちゃん「ごめんね」

私「助けに来てくれたからいいよ、それより山本さん」

見ると古賀君が隣に座って、山本さんが丸太みたいな腕にしがみついてる。

私「山本さん、大丈夫?」

山本さん「はい、古賀君が助けてくれたから大丈夫です、古賀君ありがとう」

古賀君「いや、怖い思いさせちゃった、ホントにごめん」

山本さん「そんな事ないよ、ありがとう」

私「場所変えようか、ここ出てファミレスでも行こうよ」

こうちゃん「それが良さそうだよね、気分変えようよ」

私「2人はここまでどうやって来たの?」

古賀君「バスで来ました」

私「それじゃ私の車で違う所行こうよ、ここじゃ落ち着かないでしょ?」

みんなで私のクルマでファミレス行ったの。


クルマに乗っても山本さん、ずっと古賀君の腕につかまってる。

私「それにしても古賀君すごかったね、まわりの人たちがサーっとよけて道が出来てたよ」

こうちゃんも「あのままケンカになるかと思ったよ、よく我慢できたな」

古賀君「俺柔道部だったろ、中1の時に先輩がケンカしちゃってさ、1年間部全体で出場停止になった事があるんだよ。その時の先輩は俺たちに土下座してさ、柔道もやめちゃったんだよ、強くて優しくてみんなに好かれてた先輩なのに。事情きいたら先輩は、絡まれてた女の子助けただけで全然悪く無かったのに。それ以来、静かに収められる時は静かに収めるって身についてるんだよ。でも大事な人守る為ならやるよ、お前らに迷惑かける事になるけど」

こうちゃん「おまえって心もマッチョだよな、かっこいいよ。どうしてもって時は俺たちの事なんて気にするなよ、お前が意味も無くケンカする奴じゃ無いってみんなわかってるから、加藤もそうだと思うよ」

古賀君「2年の先輩には恨まれるかもな」

こうちゃん「そうなっても俺たちはお前の味方するよ」

古賀君「高橋先生には怒られるよな」

こうちゃん「それでもお前の味方するよ、怖いけど」

古賀君「ありがとな」

こうちゃん「まあ俺も美佳ちゃんの為ならやるだろうし」

私「それにしても2人とも怖く無いんだね、あの2人、不良っぽかったでしょ」

こうちゃん「ああ、あんなの怖くないよ」

古賀君「おれは試合でもっと怖いのと戦ってたし、あいつら弱そうだったからあれで収まると思ってましたよ」

私「さすがだね」

古賀君「でも山本さんに何か有ったら、やりすぎてたかも」

後ろで山本さん、古賀君の腕にしがみついて

山本さん「本当にありがとう、すごくかっこよかった」

古賀君真っ赤になってたよ。

青春してるな~


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ