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わたしのしあわせ  作者: mikataka
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わたしのしあわせ 78

翌日月曜日、前日に沢山寝たせいか早い時間に目が覚めたの。熱を測ると36度4分、すっかり平熱まで下がってたの、良かった。

顔を洗いに行くと少しクラクラしたから、やっぱり仕事は休んだ方が良さそう、8時には誰かいるから後で電話する事にしよう。


部屋に戻るとこうちゃんが起きてきて

こうちゃん「おはよう、熱下がった?」

私「うん下がったよ、でも今朝は早いね、びっくりだよ」

こうちゃん「うん、気になって目が覚めた」

私「心配だった?」

こうちゃん「そりゃそうだよ、大事な美佳ちゃんが熱出して寝込んだんだから」

私「うん、ありがとう」

一緒に下に降りるとお母さんも起きてきて

お母さん「おはよう、熱は下がった?」

私「はい、すっかり平熱です、でも頭がクラクラするからやっぱり仕事は休みます」

お母さん「その方が良いね、今日はおとなしく寝てなさいね」

私「はい」

お母さん「朝ごはんまで寝てなさい」

私「はい」


部屋で横になってるとこうちゃんが

こうちゃん「それじゃ学校行ってくるね」

私「うん、行ってらっしゃい、気を付けてね」

こうちゃん「今日はおとなしく寝てるんだよ」

私「うん」


少ししてお母さんが「お粥出来たよ、ここで食べる?」

私「下に行きます」

リビングでお粥、やっぱり梅干し美味しい、それとおかかと塩昆布、やっぱり弱ってるんだね、お粥が美味しい。

私「今度美味しいお粥、教えてもらえますか?作った事無いからわからなくて」

こうちゃん「いいよ、元気になったら一緒に作ろ」

私「はい」

なんか嬉しい。

足元にチコちゃんが来て、私を見上げてお座りしてる。

お母さん「チコ、昨日は時々クンクン言ってたから美佳ちゃんが心配だったのかもね、犬ってそういうのわかるみたいだからね」

私「チコちゃん心配してくれたの?ありがとう」

首をなでてあげたの。

それからお薬飲んで寝たの、今日はおとなしく寝てなきゃ。


その日、晩御飯食べながらこうちゃんが、先生のすすめで上段の稽古を始める話をしたの。

こうちゃん「先生自身は上段の経験が無いけど、先生の叔父さんが上段なんだって、その人が教えに来てくれる事になったよ、いつからかは明日にでも教えてくれるって、それまでは片手素振りと、左足の踏み込み練習しとけって」

私「どんな人なの?」

こうちゃん「現役の警察官だって」

私「そしてあの高橋先生の叔父さん?」

こうちゃん「うん」

私「そして現役の警察官?」

こうちゃん「うん、県警の機動隊だって」

私「怖いな怖いな~」

こうちゃん「なんか怖くなってきたよ」

私「大丈夫・・だよね」

こうちゃん「いやっ大丈夫!絶対に上段マスターする!」

私「そうだよ、こうちゃんなら出来るよ」

こうちゃん、またかっこよくなっちゃうよ。


翌日会社に行くと、みんな心配してくれてたみたい。同期の男性にも

「もう大丈夫なの?キツかったら言ってよ、今の時期なら何とでもなるからさ」

「うんごめんね、キツくなったら言うよ、ありがとう」

こんな感じで気を使わせてしまったよ。


その日晩御飯食べながら、こうちゃんが教わる先生の話をしてたの。仕事の空いてる時間に来てくれる事になって、今週の木曜日からだって。まあ、こうちゃんだってかい木刀で軽く片手素振りが出来てるし、左足で踏み込む練習もしてるから、きっと大丈夫、だと思う、たぶん。


片付けの途中でお母さんが

お母さん「もうお風呂入って寝ちゃいなさい、病み上がりなんだから」

私「そうですね、そうさせてもらいます、すみません」

お言葉に甘えてお風呂。

大事にされてるな、ありがたい。


木曜日、帰ってからお母さんと晩御飯の準備、少ししてこうちゃんが帰ってきたの。

私「お帰り~」

こうちゃん「ただいま~」

私「上段の先生今日からだよね、どうだった?」

こうちゃん「思ってたより優しかったよ、基本の打ち方が中心で、みんなとは別メニューだった」

着替えに上がって行ったの。


晩御飯食べながら

こうちゃん「今日は構え方から始めて片手面と片手小手の形をずっとやってた。形と一緒にイメージを教えてくれて、すごくわかりやすかったよ」

私「やっぱり中段とは違う?」

こうちゃん「うん、かなり違う、遠い間合いから打てるけど、決められないと次が打てない、連続技が出来ない」

私「小手面みたいなの?」

こうちゃん「そう、相手の届かない所から一発で決めないと厳しい」

私「難しそうだね」

こうちゃん「うん、守りは難しいね」

私「頑張らないとね」

こうちゃん「うん、難しいけどやりがいは有るよ、かっこいいしね」

どうしよう、またこうちゃんがかっこよくなっちゃうよ。



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