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わたしのしあわせ  作者: mikataka
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わたしのしあわせ 62

洗い物しながら「時間が有ったらのぞいてみますか?」

お母さん「そうね、お昼の準備の前に行こうか、今日のお昼は応援も来るから」

私「それ助かりますね」

お母さん「日曜日だから、来れる人も多かったのよ」


見に行くとかかり稽古の真っ最中、ホントにかかり稽古中心なんだ。

既にみんなフラフラだけど大声出しながら頑張ってる。先生に当たるとたいへん、面取りゲームみたいに剥ぎ取られて、それでも終わらない。こうちゃんなんか胴まで取られてる。必死な顔のこうちゃんもステキ!


11時になったからお昼ごはんの準備を始めるのに戻ったの、お母さん方が集まってしょうが焼き開始。ベテラン主婦が大勢だから私は戦力外、キャベツと格闘したよ。

お昼になってみんなが来はじめたの、やっぱりみんなヘロヘロになってた。お母さん方が配膳しながら「次が最後だよ、しっかり食べな!」って励ましてた。私もこうちゃん達の所に行って「今日も生姜強めだから、頑張って食べて!梅干しも食べなさい!」みんな頑張って詰め込んでたよ。


みんなが食べ終わって洗い物してたら、先生方がみんなで来て「3日間ありがとうございました、おかげさまで最終日まで脱落者ゼロでした、ありがとうございます」って。

お母さんが「こちらこそご指導ありがとうございます」って。


洗い物も人数が多いからすぐに終わって、みんなで見学に行ったの。

最後は学校対抗の練習試合。うちの学校は先生がいないから、部長が中心になってチームのメンバーを変えながら3試合。こうちゃんも出てたけど2勝1敗だって、すごいじゃない!最後に打ち返しで終わり。

最後に先生方からお話が有ったんだけど、その中に「みんなにとって、この3日間は地獄の3日間だったと思う。この地獄を最後までやりきった事はこの先の稽古だけではなく、その先の人生の中で大きな自信につながる。今回誰も脱落せずよく頑張った、これを自信につなげて欲しい」そんな事を言ってたの。

なるほどって思ったよ。


稽古が終わって、借りてた体育館と寝るのに使ってた道場の掃除、他校の生徒達も一緒に手分けしてやってたよ。体育館は広いからたいへんみたいね。その間に私達は、借りてた調理実習室の掃除。


全部終わってようやく着替え。私はお母さん方とお話してたんだけど、他校の生徒達が学校ごとに「3日間お世話になりました、ありがとうございました」って言いに来てくれたの。なんか嬉しかった。

着替え終わったこうちゃん達も来て同じようにお礼してくれたの。

私「女の子達は帰って来るの?」

加藤君「今日はそのまま家に帰るみたいです」

私「佐藤さんに聞いたの?」

加藤君「はい」

みんなにからかわれてた。

お母さん「そろそろ帰りましょうか」

私「そうですね、帰りに晩御飯のお買い物します?」

お母さん「そうね、こう、トンカツでいい?」

こうちゃん「勘弁して」

お母さん意地悪。


暑いしあっさりした物にしましょうって事でお刺身と山芋買って帰ったの。山芋はスライサーで千切りにして、刻み海苔かけてお醤油かけて。お父さんのおつまみにもなるし、ごはんのおかずにもなるしね。

佐藤さんにLINEして「お疲れ様でした」って送ったら「死にそうでした~」って。向こうもハードだったんだね。

みんな明日から3日間お休み。ほとんど寝て過ごすんだろうね、みんなお疲れさま。


合宿明けの月曜日、当然私は仕事。みんな程じゃ無いけどやっぱり疲れてたみたい。そうだよね、30人分の食事ってすごい量だったからね、体がちょっと重かったよ。


定時で上がってお隣に行ったら、お母さんも疲れたって。そうだよね、お母さん毎日だったからね。だから「今日はサボっちゃおか」って外食することに。

私「でもお父さんはどうするんですか?」

お母さん「ぬかり無いよ、今日は定時だからすぐに帰るって」

私「それじゃこうちゃん呼んできますね」

ドアを開けると、やっぱり寝てた。

私「こうちゃん、今日のごはんは外食だって、起きないとおいてくよ」

やっぱり起きない。

鼻をつまんでみたけど口開いたけど起きない。開いた口に舌入れて、こうちゃんの歯茎をなめてみた、やっと起きた。ギュッてされて

こうちゃん「美佳ちゃん大好き~」

まだ寝ぼけてる。

私「晩御飯食べに行くよ、もう起きなさい」

やっと起きたよ。

私「ほら、顔洗って目さまして」

こうちゃん「美佳ちゃん」

私「なあに?」

こうちゃん「チュー」

たっぷりベロチュー。

私「ほら、起きなさい」

やっと起きたよ。


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