わたしのしあわせ 48
まずは黒から。
私が目測で印を付けてそこまで内側に折り込んで、イメージを確認してみたの。
私「このくらいでどう?股下4cm位だけど」
佐藤さん「良さそうですね」
私「処理はどうする?」
フリンジ加工のスカートを持って
佐藤さん「こっちかなぁ」
私「フリンジの長さはどうする?最初だからこのくらいがいいかな?」
フリンジが15mm位のを見せて言ったの。
佐藤さん「これにします」
私「そしたら印を付けようか」
作業中に印が消えるとめんどうだから安全ピンを1本刺して、定規で裾からの距離を測りながら一周印を付ける、その印の下側に15mm幅のマスキングテープを印に沿って一周貼る、そのテープの下側にそって切る、ここで一度試着。
私「長さはどう?ここから15mm短くなると思って」
佐藤さん「良いと思います」
私「じゃあフリンジ加工に入ろうか」
貼ってあるテープを一度剥がして裏返す、端から15mmの所に一周テープで印を付ける、ここからが本番。カッター台の上でカッターを刺して、スカート側を引っ張る。こうすると横糸だけが切れて、縦糸はほとんど切れずに残るの。間隔は決まって無いから適当になるけど、だいたい3~4cm位がやりやすいかな。切り込みを入れたら手芸用の千枚通しを端に近い所に刺して、スカートを引く。これも正解は無いから千枚通しを動かしてもいいし、疲れて来たらやり方を変えるのが正解かな。そんな感じに一周終わったら一度試着。
私「どう?イメージ通りに出来てる?」
佐藤さん「めっちゃいいです、かわいいです」
私「そしたら仕上げで洗濯なんだけど、ここでしちゃうと乾かないから、それは自宅でやってね」
佐藤さん「はい」
私「じゃあ次」
もう1着はほつれ加工にしたの。それと、もう少しだけ短くしたいって。
私「今度はフリンジ付けないでしょ?そうすると少し短く見えるからそれでやってみる?」
佐藤さん「はい」
今度はブルーの方。同じように試着して長さを決めて、同じように印を付けたの。ほつれ加工の時も決めた長さの下にテープで印を付けるんだけど、今度は裏返さない。決めた長さよりもテープの分長く切って試着。
私「これも15mmくらい短くなるよ」
フリンジの時と同じように横糸を切るんだけど、今度はその後が違うの。カッターの刃が付いてない所を使って、ガリガリと削るみたいに横糸を取りながら、縦糸をちぎり取る感じ。そうすると、自然な感じに仕上がるの、一周できたから試着。
私「こんな感じだけど、長さはこのくらいでいいかな?」
佐藤さん「めっちゃいいです、ちょうどいいです」
私「これも洗濯して、残った糸屑を取って完成。面倒だけど簡単でしょ?」
佐藤さん「はい、でも1人じゃ出来なかったと思います、ありがとうございます」
私「これで少し出かけてみる?」
佐藤さん「その前に、お願いが有るんですけど・・」
私「なに?」
佐藤さん「Tバックって見せてもらえますか?」
私「興味有るの?」
佐藤さん「直に見るの初めてだったから」
私「いいけど、佐藤さんには早くない?」
佐藤さん「でも、なんかかわいいかなって」
あれがかわいいかあ、面白い感性。
私「ちょっと待ってね」
確かこの前買った新品が有るはず。
私「これなんてどうかな」
薄いピンクの新品、袋から出して渡したの。
佐藤さん「おー、めっちゃ小さい」
前から後ろから、興味津々で見てる。
私「それ新品だから、はいてみる?」
佐藤さん「いいんですか?」
私「いいよ、そこの脱衣場使っていいから」
佐藤さん「行ってきます」
しばらくして『おー!』って声がした。わかるよ、その気持ち。
出てきたから「どう?」って聞いてみた。
佐藤さん「なんかすごいです、食い込んで。でも気持ちいいかも」
私「でしょ?止められなくなるのよ」
佐藤さん「なんか、大人になった気分です」
私「それ、気に入ったらあげるよ」
佐藤さん「いいんですか?」
私「いいよ、1枚位」
佐藤さん「ありがとうございます!」
お尻の辺りをさわりながら楽しそう。わかるよ、その気持ち。
Tバックのまま、今日作ったブルーのスカートはいてみる。
佐藤さん「お尻に当たる感じが気持ちいいですね」
私「でしょ?」
わかるよ、その気持ち。
私「それでコンビニでも行ってみようか」
うんうんってうなずいてる。
私「座る時は気をつけてね」
佐藤さん「見えちゃいますか?」
私「クルマのシートって滑らないのね、お尻が前にずれるとスカートが上がっちゃって見えちゃうのよ。」
佐藤さん、試しにやってみる。
佐藤さん「ホントだ、これ居眠りとか出来ないですね」
私「気をつけてね、時々下見て見えてないか確認した方がいいよ」
佐藤さん「ありがとうございます」
佐藤さん、かわいいなあ。




