わたしのしあわせ 24
お母さんといろんなお話してたら、実家のお母さんに会いたくなったの。いろんな面でお隣のご一家に助けられてる事、いつも家族のように仲良くしてもらってる事を話しておきたいし。でも、お隣のお母さんとお話してて、実家のお母さんの顔が見たくなったのが一番かな。
週末の土日で、一度帰る事にしたの。
私「母の顔見に、実家に行こうと思うんですよ」
お母さん「いつ行くの?」
私「来週は土日で連休だから、そこで行くつもりなんです」
お母さん「行く前に寄ってね」
私「はい」
お土産何が良いかな、会社で誰かに聞こうかな。
やっぱり納豆かなって思ってたら同僚が「そぼろ納豆が美味しいよ」って教えてくれたからそれにしたの。食べたこと無いから私の分も。
帰る日の朝、8時頃お隣に寄って、
私「これから行って来ますね」
お母さん「これ、お土産に持って行ってね、おみたまプリンって言うんだけど、とっても美味しいのよ」
私「すみません、ありがとうございます」
お母さん「お母様によろしくね。」
私「はい、それとこうちゃんまだ寝てますか?」
お母さん「まだ寝てるよ、起こしてくれる?」
私「ちょっと起こしてみますね」
こうちゃんの部屋に行ってそ~っとドアを開けるとやっぱり寝てる。ベッドサイドに膝立ちして、こうちゃんの寝顔をながめたの。やっぱりかわいい。どうやって起こそうかな。
私「こうちゃん、起きて。」
起きない、鼻をつまんでみた、起きない、体を揺すってみた、起きない、脇腹を揉んでみた、脇腹つよっ、布団を剥いでみた、起きないけど弱点有ったよ。ズボンに手を入れて、朝から元気な部分をなでなでしてみた。
「う~ん」って言いながら目を開けたよ。
私「おはようダーリン」
こうちゃん「あれ?美佳ちゃんおはよう、朝からって?」
まだ寝ぼけてる。
私「息子さんがカッチカチだよ」
グッと握って言ったの、それから首に抱きついてキス。そのままギュッてされて、こうちゃんからもキス。
こうちゃん「美佳ちゃん大好きだよ」
私「私も大好きよ、こうやっていちゃつくのも楽しいけど私出発するからね、行って来るね」
こうちゃん「もう行くの?」
私「だって3時間かかるんだよ」
こうちゃん「そうだよね、俺も起きるよ」
立ち上がると私をギュッてしてベロチュー。
私「帰りは明日の夜になるから、それまでお別れだよ」
こうちゃん「それってけっこう悲しいんだけど。」
私「私もだよ」
軽いキス。
私「それじゃ、行って来るね」
こうちゃん「うん、気を付けてね」
玄関を出てクルマに乗ったの。
高速に乗って南下、やっぱり高速だと軽じゃつらいな、怖いし。そろそろ買い替えようかな、このクルマも5年乗ったし。こうちゃんとドライブ行くのも、高速使えればもっといろんな所に行けるしね。
早いクルマにビュンビュン追い越されながら走って、終点の一つ前の出口で降りたの。
高速降りてから10分位で実家到着。
鍵を開けてドアを開けて
私「ただいま~」
奥からお母さんが出てきたの。
お母さん「お帰り~、疲れたでしょ、上がんなさい」
一泊分の荷物とお土産持って上がって仏壇の前に。お父さんにお線香あげて手を合わせながら
私「お父さん、ただいま」
まずはお隣からのお土産渡して
私「これお隣の奥様から、おみたまプリンって言うんだって。それとこれは私から」
そぼろ納豆を渡して
お母さん「同僚に聞いたらこれが美味しいって、私も食べたこと無いから私の分も買ってきた」
それからいろんなお話したの。仕事の事、お隣ご一家には家族同然に可愛がってもらってる事、こうちゃんが受験生な事、晩御飯をよくご馳走になってる事、その分ってお金渡そうとしても受け取ってくれない事、せめて何か作ってと思うけど、料理ダメな事。
あちらのお父さんも、ほんとのお父さんみたいに気にかけてくれてる事、あちらのお母さんも優しくて、それも有ってお母さんの顔見たくなった事。
高校生の頃は、お母さんとこんなに話す事って無かった気がする。
お母さん、嬉しそう、私も嬉しい。
久しぶりだし、私も社会人だし、晩御飯は外食にしたの、私のおごりで。行ったのはそこそこお高いトンカツのお店。お値段高めだったけど美味しかった。こうちゃん達にも食べてもらいたいな。
夜もお話したの。
私「孫はもうしばらく見せられそうも無いな~」
お母さん「そんなの気にしなくていいよ、期待してないから」
私「それ、どういう意味よ」
お母さん「そういう意味よ」
せかされるより良いや。布団を並べて寝る時に
私「お母さん、ごめんね」
お母さん「何が?」
私「あんまり一緒にいれなくて」
お母さん「気にしないの」
私「うん」




