わたしのしあわせ 113
顔洗ってお米磨いで。
お母さん起きてきた。
私「おはようございます」
お母さん「おはよう、今日は出掛けるの?」
私「はい、モールをブラブラしに行こうかって」
お母さん「帰りは夕方?」
私「そうですね」
お母さん「お昼は?」
私「向こうで食べようかって」
お母さん「どこまで行くの?」
私「チコちゃん買ったモールです」
お母さん「それじゃついでにチコちゃんのおやつ買って来てくれる?」
私「わかりました」
この前来た時はペットショップしか行ってないから、他のお店は始めて。
ブラブラしてたらバンドメイドの革製品のお店が有ったの。
入ってみるとかっこいいお財布とかカバンとかベルトとか、他じゃあまり見ない雰囲気の物ばかり。
ベルトを見るとバックルに凝った装飾が彫られてたり、かわいいデザインだったり、欲しくなるのがいくつも有ったの。バンドメイドだからちょっと高いけど、1本買おうかな。
こうちゃんはお財布見てたの、ベージュの2つ折りので、2センチ位のボタンが付いてるかっこいいの。
私がベルトを選んで決めてからも見てたの。
私「かっこいいお財布だね」
こうちゃん「うん、こんなのいいよね」
私「見せてもらう?」
こうちゃん「うん」
お店の人に言って見せてもらったの、内側とかも見たけど使いやすそう。
私「いいね、これ」
こうちゃん「めっちゃかっこいいよね」
私「誕生日近いよね」
こうちゃん「うん」
私「ちょっと早いけどプレゼントこれにしようか?」
こうちゃん「でも高くない?」
私「誕生日のプレゼントだからね」
選んだベルトとお財布買ったよ。ベルトはバックルに装飾が彫られてて赤い石が入ったかわいいデザインで、ベルトの端にも金具の飾りが付いてるの。
会計して早速締めてみたら、穴が合わなかったの。バックルの所で調整出来ない構造だったからお店の人に言ったら穴を開けてくれて、あまりの部分の長さも切って直してくれるって。オーダーメイドみたいにぴったりにしてもらえたよ。
そのままベルトしめて、モールの中のカフェに入ってお財布見てたの。
こうちゃん「こんな高い物じゃなくて良かったのに、でもありがとう」
私「年に1度の誕生日だもん、よろこんでもらえるのが1番嬉しいよ」
そんな事を話しながらお茶してたら、すぐ横から「あっ」って声がしたの。
そっちを見ると昨日会った福田さんだった。
福田さん「来てたんだ」
こうちゃん「うん」
福田さん「家ってこの辺だっけ」
こうちゃん「違うけど、この前ここのペットショップで犬買ってね、他のお店も行ってみようって来てみたんだよ」
福田さん「そうなんだ」
こうちゃん「うん」
福田さん「そ、それじゃまた」
こうちゃん「うん、明日」
傍から見てるこっちが気まずいよ。
福田さん、友達と来てたみたいでそのまま奥の席に座ってた。
私「そろそろ行く?」
こうちゃん「うん」
カフェを出て、チコちゃんのおやつを買いにペットショップに行ったの。
私「やっぱりキレイな子だね」
こうちゃん「昨日の事が有ったから、気まずかったよ」
私「大丈夫?」
こうちゃん「俺は大丈夫だけど、間が悪かったよね」
私「だね」
あの子の気持ち、わかるようでわからないな。
普通にフラれた事無いから。
ペットショップに行って、おやつ選んだの。
いろんな種類が有るんだよね、ジャーキーと大きな骨ガム買ったの。
チコちゃんってあごの力がすごいから私の顔位の大きさのを買ったの、そこで売ってる一番大きいの。他のも見てると犬用の流動食なんてのも有ったの、病気の時とかに飲ませるんだって。こんなのも有るんだね、猫用のも売ってた。
私「そういえばお昼ご飯どうしようか」
こうちゃん「フードコートでもいいけど、また福田に出くわすと気まずいよなあ」
私「外に出て食べる?」
こうちゃん「そうしようか」
モールを出て、途中に有るファミレスで済ませちゃった。
私「まだ時間早いね」
こうちゃん「そうだね、予定外に早く出ちゃったからね」
私「どっか他に行く?」
こうちゃん「どこがいいかなあ」
私「私に乗る?」
こうちゃん「最近こそこそしてたから、それもいいかも」
私「乗りたい?」
こうちゃん「乗りたい!」
私「じゃあ行こうか」
途中でゴム買って、ホテル行っちゃった。




