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ガドネア歴九九八年 七月一四日 ホリー・スナー
我らは父の命により一路聖龍島を目指している。厳密にいえば我の実家だ。本来は我一人に命じられることだったが、丁度アリーナが訪ねてくる日だったこともあり、なし崩し的に二人で向かうこととなったのだ。
最初は任務だからということもあってあまり考えてはいなかったのだが、王城を二人で飛び立って、パルスの街を通過してから思い当たったことがある。
これ、恋人を連れて実家に行くってことは、じじいに恋人を紹介するってことだろ?
こ、これはこっぱずかしいぞ!
もう海に出てしまったところだ。今更アリーナを追い返すわけにも行かないし……ああもう、なるようにしかならんな、これは。




