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幕間ーⅠ

幕間-Ⅰ


 とある森の中。

 一通りの殺戮を終えた少女は、世間話をするように切り出した。

 少女は黒髪で小柄。純白のパーティドレスに身を包む。ドレスには一切の返り血は受けていない。

「アクエイスの封印が解かれて、聖霊剣が何者かに持ち出されたみたいよ?」

「あの結界を越えた、ということ? あれ、かなり厳重に作ったつもりだったのだけど」

 相方の女性は、驚き、そして困惑の表情となった。かつての力のほとんどを失ってはいるが、それでもあの結界術式には自信すらあった。事実、あの結界は数百年もの間、誰も越えることがかなわなかったのだ。

 腑に落ちないことは他にもある。

「それに、わざわざ聖霊剣の伝承を否定する偽文献を作り、文面にも懐疑的になるように魔法的な細工を施していたのに、それを破って真実に辿り着いたというのも……」

「どうする? 殺っちゃう? ねえ殺っちゃう??」

 黒髪の女の子の、いつもの口癖を聞いてから、女性は続けた。

「静観するわ。今はまだ、ね。魔族側に落ちていないだけましな話。……或いは、事態は好転する可能性もあるわけだし。マイは、魔族側を警戒して頂戴。一旦キメラ関係は中断しても良いわ」

「御意に」


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