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瀬戸内の春、君と閑《しずか》の谷から旅を始める【完結】  作者: ねねこ


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9 居場所の終わりと尾道

 改めて、椿のことを椿と呼ぶことになり、吹矢ふるさと村での観光を終えると、そろそろ戻らないとバイトに間に合わないからと帰ることにした。一度家に帰るより、適当に晩御飯食べてまっすぐバイト行くほうがよさそうだな。

 疲れてはいるけど、充実した感じのおかげか眠くはなってないけど、夜勤終わったらさすがに帰ってすぐ寝よう。


 それから途中のハンバーガー屋でハンバーガーを食べた。

 初めてハンバーガーを食べる椿が「これはどちらの国の食べ物ですか?」と聞くので、遠い海の向こうが発祥だけど、日本人の舌に合うように色々改造してるよ」と言うと驚きながらも笑っていた。

 

「食べるものが美味しいことは、人が生きる上で必要不可欠なとても幸せなことだと思います」



 そしてそのまま家には帰らずバイトに向かった。

 いつもの夜勤、いつもの品出し、いつものレジ。

 そうして仕事をしていると、明け方にオーナーがやってきた。

「おはよう、石井さん」

「おはようございます。今日、朝の勤務は、オーナーでしたっけ?」

「そうだよ」

「お疲れ様です」

「ちょっとみんなに話があって早めに来たんだ。とりあえず、今お客さんもいないし、夜勤組だけ集まって」

 

 何だろ……?

 私を含めた夜勤組3人がオーナーの前に立つ。


 「ええと、ね。突然で申し訳ないんだけど、4月の7日でこの店を閉めることになりました」


 え……?


 一瞬、言われた意味が頭に入ってこなかった。

 オーナーは少し気まずそうに視線を外しながら続ける。

「急な話で申し訳ないんだけどね。諸事情で、この店舗は4月7日で閉めることになって。もしこの近辺でバイト募集しているほかの店舗に行きたいなら話は通すよ」

 夜勤の空気が、ほんの一瞬だけ固まった。

 隣のスタッフも「え、マジで……?」と小さく声を漏らす。


 いつものバックヤード。

 いつもの蛍光灯。

 いつもの段ボールと、補充途中の棚。


 その全部が、急に“終わりの景色”みたいに見えた。

 私は、ぼんやりと店内を見た。

 見慣れた職場だ。

 ここに勤め始めて5年になる。夜勤専門、土日祝日に入れる、ということで面接時に大歓迎されたことを思い出した。


(……閉店)


 その単語だけが、やけに重く響く。


 明け方のコンビニはいつもと同じはずなのに、今日はなぜか、少しだけ違って見えた。


 ふと、頭に浮かんだのは椿のこと。


 今日一日、倉敷や城や吹屋ふるさと村で、あれだけ笑っていた椿。

 知らないものを怖がらず、全部「知りたい」と言っていた椿。


 あの子にとって“終わる”って、どういう意味なんだろう。


 私はまだ、何も返事ができないまま立ち尽くしていた。




 

 退勤時間になっても、あの言葉が頭から離れなかった。

 今日これから来る勤務の人に話をしないといけないからと、オーナーは少し寂しそうだった。


 「4月7日で、この店を閉めることになりました」

 

 もう一か月もない。

 5年間、私の「居場所」の一つだと思っていた場所が来月にはなくなってしまう……。


(……閉店、か)


 いつも通り帰って、いつも通り寝て、いつも通り椿とおしゃべりしたらいいはずなのに、その“いつも通り”が少しだけ信用できなくなっている。


 運転席でスマホの画面を開く。


 椿は、昨日撮った吹屋ふるさと村の写真をまだ見ていた。

「おはようございます、椿さん。これ何度見ても良いです……。赤い街……まるで夕焼けの色です」

 その言葉に、私は少しだけ安心して、そして少しだけ怖くなった。


 この子は、ずっと“変わらないもの”や”記憶”を大切にしている。


 でも現実は、そうじゃない。


 変わる。

 終わる。

 消えていく。


 私は小さく息を吐いた。


「椿……」


 言おうとして、やめる。

 画面の向こうで笑っているその顔に、まだ“終わり”を持ち込んでいいのか分からなかった。




 それからオーナーの提案で、閉店までにそれぞれ好きな日に連休を取れることになった。

 つまり夜勤明け、連休、翌日夜勤で実質三日休みだ。


 土日は希望が集中したが、私は平日が良かったのであっさり決まった。三月の3週目、火曜日と水曜日。


(……ちょうどいいな)


 そう思った瞬間、なぜか少しだけ胸が軽くなった。


 それが決まると、私は次に行く場所のことを調べ始めた。


 行き先は尾道。

 猫のいる町。海の町。坂の町。


 そして、あの時とは違う瀬戸内の風景が見える場所。


 日帰りはきつい。

 だから今回は泊まりだ。


 それを椿に伝えると、スマホの中の椿はぱっと顔を輝かせた。


「どちらへ行くのですか?」

「尾道。猫の町。海も近いし、ラーメンも有名」

「まあ……!」


 私は少し笑って続ける。


「この間渡った瀬戸大橋とは違う橋も見えるよ。四国までかかってるやつ」

「まあ! あのような大きな橋がまだあるのですか!?」


 椿の反応は、いつも通り素直だった。

 その“いつも通り”が、少しだけ救いに思えた。

 

 今回はさすがに高速使おうかな……。

 それに、高速のSAって楽しいんだよねえ……。

 

 ホテルの予約はできた。

 最近ではホテルもインバウンドで高いところが増えたけど、平日ならまだそこまでじゃない。

 それから一泊分の荷物をバッグに詰めて準備すると、連休の前の夜、明日の朝は早いからと早々にベッドに入った。


 実は尾道に行くのは2度目だ。

 子どもの頃、家族旅行で言った思い出がある場所だ。

 うちは共働きだったので、なかなか家族旅行なんてできなかったが、年に一度くらいはどこかに連れて行ってもらっていた。

 尾道に行ったのは、小学生の頃だった。

 海がきれいで、猫が可愛くて、すごく楽しかった。

 椿も同じ様に楽しんでくれたらいいなと思う。

 



 翌朝、明日まで帰らないことを母に告げて家を出る。


 まずは高速のインターへ向かう。

 近くの入口から山陽道へと。


 ナビをホテルに設定すると、画面上のルートがまっすぐ遠く西へと伸びていく。


 時間的には尾道まで一時間半ほどらしい。

 ただ、今回はサービスエリアも楽しみたいので、片道二時間以上のつもりで走ることにした。


「これから走る道路はね、速く走るように決められてる道路だから、見える景色もちょっと変わるよ」

「まあ……いつでも十分速いのに、まだ速く走るのですか……」

「うん。そういう決まりの道」

 椿は少し考えてから、納得したように頷いた。

「決まり、なのですね」


 高速に入ると、一気に車の流れが変わる。

 信号がなくなり、景色だけが後ろへ流れていく。


 市街地の雑多な音が遠ざかっていき、代わりにタイヤの音だけが一定のリズムを刻む。

 この道だけは、時間の進み方が違う気がする。


 山を抜け、いくつかのトンネルをくぐるたびに、空気が少しずつ変わっていった。

 そしてしばらく走ったところで、最初の目的地が見えてくる。


 吉備サービスエリア。


「椿、ちょっと休憩するよ」

「はい!……椿さんお疲れ様です」


 車を駐車場に滑り込ませると、椿はスマホ越しに外を覗き込むようにしていた。


「ここが……休憩の場所なのですね」

「そう。ちょっとした食事もできるしお茶も飲める。椿の時代なら茶屋と飯の店が一緒にあるようなもんかな?」

「まあ、それは便利ですね!」


 ドアを開けると、春の空気がふわりと入り込んできた。


 確かここには……。


「あった」


 桃太郎ソフト。

 白桃のソフトクリームなのだけど、ここだと年中食べられるって聞いたことがあったので、これを椿に食べさせたかったんだ。


「椿、朝から冷たいもの平気?」

「冷たいもの、ですか?」

「そう、桃のソフトクリーム。甘いよ」

「……大丈夫です!」


 やっぱり食いついた。


 桃太郎ソフトを買うと、SA内の休憩コーナーに行き、写真を撮る。

 椿はさっそくかぶりついていた。

「甘いです……!これが……未来の桃の味……そふとくりいむはこのような味もあるのですね……」

「季節になったらもっと美味しいの食べられるよ」

「これよりも美味しいのですか!?」

「うん」


 夏前になったら、赤磐で買える桃が我が家では鉄板だ。

 家庭用だと20個くらい入ってるのが2000円くらいで買えるのでありがたい。

 母は買ってきた家庭用の桃を冷凍して、真夏になったらスムージーを良く作ってくれる。


「未来の桃は……すごいですね……」

 春の光が窓越しに差し込んで、ソフトクリームの淡い桃色が少しだけ眩しく見えた。



 それからしばらくそこで休憩してまた尾道を目指す。

 次のサービスエリアポイントは、福山だ。

 もうここは広島県内で、ここのサービスエリアの尾道ラーメンが美味しいと口コミで見たので、ここで椿に初めてのラーメンを食べてもらおうと思ったのだ。



 福山サービスエリアに入ると、一気にトラックが多くなった気がする。特に九州方面のナンバーが目立つ。

 長距離輸送の途中地点なんだろう。高速の上にある“現実の濃さ”みたいなものが少しだけ強くなる場所だ。


 車を停めると、一番にフードコートへ向かった。

 やっぱりソフトクリームだけじゃお腹がすくし、朝ごはんもちゃんと食べていない。


 迷いなく私は尾道ラーメンの券売機を押した。


 フードコートの端の席に座り、運ばれてきたラーメンをスマホ越しに写真に収める。

 すると、スマホの中の椿の前にラーメンの盆が置かれる。


「椿、これがラーメンだよ」

「これが、らあめん……。うどんとはまた違うのですね」

「うん。日本では今じゃカレーと同じくらいの国民食って言われてる食べ物だよ。じゃ、いただきまーす」

「はい、いただきます」


 昼前からラーメンなんて、普段ならまずやらない。

 けれど高速の途中というだけで、こういうのが妙に“旅の正解”みたいに思えてくるのが不思議だった。


 スープを一口飲む。

 醤油の風味に魚介の旨味が重なって、背脂のコクがあとから追いかけてくる。ストレート麺がそれをよく絡め取っていて、思った以上に完成度が高い。


「美味しい……」

 思わず声が漏れた。

「椿も食べて?」

「はい……食べてみます」

 椿は少しだけ真剣な顔をして、恐る恐る麺に口を近づけた。


 次の瞬間。


「……!」

 目を見開く。

「これは……!うどんとは違う“力”があります……!」

「力?」

「味が、口の中に広がる勢いが強いです……!熱いのにもう一口すぐに欲しくなります……!」

「それ、褒めてる?」

「はい、とても!」

 少し間を置いて、椿はもう一度麺をすする。

 今度は迷いがない。

「これも……とても美味しいです……!」

 その言い方があまりに素直で、思わず笑ってしまう。

「ラーメン好きになりそう?」

「はい。これは危険な食べ物です」

「危険なんだ」

「美味しすぎて、きっと忘れられなくなります」

 そう言って、椿はまたスープを見つめた。

 その横顔を見ながら、私はなんとなく思う。


 椿と知り合ってからの椿の毎日は、ほとんど全部“初めて”でできている。


 初めて見る景色。

 初めて食べる味。

 初めて知る言葉。

 初めて知る歴史。

 初めて出会う人たち。


 でも、その全部がちゃんと椿の中で記憶になって、積み重なっていくのが分かる。

 そしてきっと、それは私の中でも同じだった。

 この旅で、あといくつ椿と一緒に“初めて”を重ねられるのだろう。


 そう思うと、尾道へ向かう残りの道が、更に楽しみになってきた。




 尾道インターを降りて、ナビ通りにホテルへ向かう。

 今回は海沿いのホテルにしてみた。もちろん海側の部屋を予約して。

 結構な賑わいのある海岸通りのホテルにナビで連れていかれ、駐車場に車を停めると、まだチェックインまで時間があるので、荷物をフロントに預け、観光に出ることにした。

 まず目指すのは千光寺山ロープウェイだ。山の上まで3分で連れて行ってくれるらしい。

 子供の頃乗った時は、空を飛んでいるような気持ちになったのを覚えてる。

「じゃあまずロープウェイね」

「ろおぷ……うえい……?甘味ですか?」

「違う違う、山の上まで一気に連れて行ってくれる乗り物だよ」

「山の上までですか!?」

「そう」

 市街地の乗り場でロープウェイの片道分のチケットを買い、15分おきに動いているゴンドラに乗り込む。

 出発時に、ガタン、と大きく揺れて、ゆっくりと山頂目指して飛んでいく。

「まあ……本当に空の上に……!」

 スマホをゴンドラの窓にくっつけると、椿が感動したように驚きの声を挙げた。

 ちなみに今、このゴンドラに他の客はいない。私たちの貸し切り状態だ。だから遠慮なく椿とも話ができる。

「椿さん!私、とんでます!空を!」

「うん、気持ちいいよね」

「はい!」

 ぐんぐん地面が遠ざかっていく。


 瓦屋根。

 細い坂道。

 海へ向かって重なるように建つ家々。


 尾道の町は、平地の上にあるというより、山へ張り付くように存在していた。


「すごい……」


 思わず私も窓の外を見る。

 子どもの頃にも見た景色のはずなのに、大人になって見ると少し違う。


 家と家の隙間。

 坂の角度。

 海までの距離。


 この町は、こんなにも高低差のある場所だったんだ。


「川が見えます……!」

 椿が嬉しそうに声を上げる。

 春の光を反射した尾道水道が、山の向こうにきらきら広がっていた。

「向こう側、島なんだよ」

「まあ……ではあれは川ではなく、海なのですね」

「うん。ここも瀬戸内海」

「ここも瀬戸内……」


 大型の船がゆっくり進んでいく。

 その景色を見ながら、椿がぽつりと呟く。


「……不思議です」

「何が?」

「海は、私の頃と変わらぬはずなのに」

 椿は窓の向こうを見つめたまま続けた。

「その海の近くに、こんなにも違う景色があるのですね」

 ロープウェイはゆっくりと山頂駅へ近づいていく。

 尾道の町並みが、少しずつ下へ広がっていった。



 山頂駅に着くと、まず展望台へ向かった。

 そこには何人か観光客の姿があって、少し離れた場所には駐車場の案内板も見える。

 ああ、ここまで車で上がって来ることもできたのか。

 でも今回は、椿にロープウェイからの景色を見せたかった。

 だから後悔はない。


「見て、椿。海と街がすごく綺麗に見えるよ」


 展望台の先まで歩いて、スマホをゆっくり景色へ向ける。


 尾道の町並み。

 山肌に重なる家々。

 細い坂道。

 その向こうに広がる尾道水道。


 さらに奥には、橋で繋がった島影まで見えていた。


「まあ……!なんて見事な……!」


 椿が息を呑む。

 春の光を受けた海は穏やかで、町全体が陽だまりの中に浮かんでいるみたいだった。

 少し桜に蕾もつき始めていて、そろそろ咲きそうな気配があった。

「なんだか、箱庭みたいだよね」

「はこにわ……?」

「ここから見てるこの景色が、小さな世界をそのまま閉じ込めたみたいってこと」

 椿はしばらく黙って景色を見つめていた。

「……本当に、ここに人が暮らしているのでしょうか」

「暮らしてるよ。みんな働いてご飯を食べて、楽しいことをして生きてる」

「夢の中みたいです」

 その言葉が、少しだけ胸に残る。

 夢みたい。

 たぶん今のこの時間も、あとから思い返せばそうなるんだろう。


 春の海。

 尾道の風。

 空を飛んだみたいなロープウェイ。

 そして、私の手の中のスマホの中で笑う椿。


 全部まとめて、“あの頃”になる日が来る。


 そんなことを、ほんの少しだけ思った。



 展望台をあとにして、私たちはそのまま千光寺へ向かって歩き始めた。


 山の上は思っていたより静かで、観光客の声もどこか遠い。

 風が吹くたびに、木々がさわさわと鳴る。


「この道、なんかいいね」

「はい……石の道ですね」


 足元には古い石段。

 脇には苔むした岩や木々。

 尾道の町並みを背にしながら歩いていると、時間の流れが少しだけゆっくりになった気がした。


 途中、大きな岩が見えてくる。


「あ、これ有名なやつだ」


 “玉の岩”と呼ばれる大岩。

 丸みを帯びた巨大な岩が、まるで山に挟まるように置かれている。


「大きい……」

 椿が感心したように呟く。

「昔からある岩らしいよ。尾道ってこういう不思議な場所多いんだよね」

「この街そのものが、長い時間を生きているのですね」


 その言い方が妙に椿らしい言い回しで、私は少しだけ笑った。

 さらに歩くと、朱色の本堂が見えてきた。


 千光寺。


 崖に張り付くみたいに建てられたお寺で、舞台のように突き出た場所から海が見える。


「わ……」


 思わず声が漏れる。

 子どもの頃は“高い場所”くらいにしか思っていなかったけど、大人になって来ると景色の感じ方が違う。


 海と町が近い。

 人の暮らしと自然が混ざり合ってる。


 そんな尾道の空気が、この場所に全部集まっている気がした。


「椿、ここお寺なんだけどね」

「おてら……」

「椿のいた時代にもあったでしょ?」

 椿は静かに頷く。

「はい。うちの地域にもありました。そこで行われる祭りに旦那様といくのが楽しかったです」


 本堂の近くには、お守りやおみくじも並んでいた。

 観光客の女の子たちが「恋愛運だってー!」とはしゃいでいる。


 私はなんとなくおみくじを一本引いてみた。


「どうだった?」

「末吉」

「すえきち?」

「微妙」

「びみょう……」

「良くも悪くもない感じ」


 そう説明すると、椿は少し考えてから言った。


「でも、それは穏やかということではありませんか?」

 私は一瞬だけ言葉に詰まる。

 穏やか。

 そう言われると、なんだか悪くない気がしてきた。

「……確かに」

「はい。平穏は、とても良いことです」

 その言葉を聞きながら、私はおみくじを結ぶ。

 風が吹いて、白い紙が揺れた。

 少し先では、鐘の音が静かに響いている。

 椿はその音を聞きながら、ふと小さく呟いた。

「ここは、時間が静かですね」

 その言葉通りだった。

 尾道の町は観光客で賑わっているのに、この場所だけは、時間の流れ方が違う。

 まるで、急がなくてもいいと言われているみたいに。

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