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受験結果

高校への第一歩…

「あ……サーバーが渋滞しているみたい……。」


今は家で曙光高校の受験の結果待ちだ。


ネットで見るんだけれど、たくさんの人がいっきに見るから混雑しているみたいで、画面には順番が来るまであと約10分と書いてある。


「…はぁ…………」


緊張のせいか大きなため息が出てしまう。


明日先生に結果言って高校には行けるんだと安心させないと………。


自分の心も安心させないとだし。


「あ……きた…。」


順番が来て受験コードを入れ結果を見るページまで来た……。


これで、未来が変わるし明日からの気持ちも変わる。


そう思うとさっきよりも緊張してくる……。


「……いくよ…」


1人しかいない部屋に誰かに話しかけ結果を見た……。


「……え、、えええええ!?」

結果を見て俺は驚きすぎて立ち上がってしまう。


なぜなら…………


『II学コース合格』



 「本当におめでとうございます!」


先生は拍手してくれてる。


今日は、先生に褒められてなんだか気分が良い。でも、


「…でも、これは先生が推薦頑張ってくれたおかげです!本当にありがとうございます…!」


「いやいや…、僕は何もしてないですよ。推薦って言ってもI学ですし……。II学に合格できたのは勉強頑張ったからじゃないですか!!」


先生はいつもこう言う。


俺が先生のおかげって言ったら自分は何もしていないと。


だけれど、こう返してくる時は必ず俺が先生に感謝を伝えたい時だった。


「あとは県立後期だけですねー……本当に良かった……先生に安心して高校生の姿見せられる………」


少しは俺も大人にならないと。


いつまで立っても子供はダメだ……。


「……寂しいですね…。」


「…え」


「あ、いやー、みんながいなくなると考えると寂しく感じて……。」


「…先生………」


俺が卒業したら俺と先生の関係はどうなるんだろう…。


卒業したら生徒と先生ではなくなる…。


じゃあ何…?人生を変えてくれた人…?それは関係では……


唯一の話し相手…?卒業したら会えない……


じゃあ、もう他人……?


……それだけは……


「……本当に、寂しいですね……」


自分は先生にしてもらいっぱなしで何も返せてない…。


だから、最後まで楽しく…このまま……。



 「やっぱり……推しはこの人!榎本さん!やっぱ、演技がすごくて舞台で輝いててパフォーマンスもすごい人なんですよ…!!」


「本当ですね!格好いい人……あ、この人僕と身長いい勝負…」


「…先生もっと小さいですよね…?」


「……し、失礼な…!!」


「……っぷ、あはは」


今日は自分の推しを語る日。


たまにはこういう日があってもいいよね。


話が弾んで楽しいし。


「あ、聞いてきましたよ!Dynauvの曲。ちょっと知っていたけれど改めて聞くといい曲ですね!」


「え!?聞いてくれたんですか…?ありがとうございます!!特に“今日も僕は”って曲が大好きなんですよ〜」


「あ〜!聞きました!わかります…!!あの歌詞とてもいいんですよね〜」


おたがいの好きがわかる、もっと相手のことを知れるというのが素直に嬉しかった。


「また、おすすめの曲教えてください!なんでも聞きます…!!!」


この時間がもう…残り僅かだから……


「…はい!」


一秒一秒を大切に…今を大切に………。


「……あの……卒業式の卒業証書を…3年5組の代表として、お願いしてもいいですか…?」

改めて作品を読んでくださりありがとうございます!

みなさんからたくさんお話を聞けて本当に嬉しいです!

反応してくれる方ありがとうございます。

次の投稿は7月8日水曜日の予定です。

ありがとうございました!!

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