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言葉と植物

ホヤ•カルノーサ…


「ただの、風邪だって。疲れてたんだろうな……」


先生が来なくなって、4日が経った。


大我先生の寄せ書きはあと先生だけ……。


こんなにも長く先生と会えないってことがこんなにも悲しいのか…。


最近は先生の代わりとして大我先生が相手をしてくれる。


「まあ、先生がいないこのタイミングで寄せ書き終わらせちゃおう。」


「…そう、ですね」


今回先生に寄せ書きとして使うものは大切な人に「ありがとう」を書き込んで送るプレゼントブックを購入。


表紙は必ず緑色。


クラスが39人だから「サンキュー」でちょうど良かったのだ。


「だけど、本当にいいやつだよなその商品。よく見つけたよな〜」


「はい。ネットで……。」


…沈黙が続く。


なんか、話すことあったっけ……先生と違って気まずく感じる……。


なんか、なんか……


「…あ、そうだ…!植物、お母さんの店で買えるらしいです。結構前ですが、先生にどんな植物欲しいですかって質問した時に、ホヤ系って言ってたので…今のとこ自分が気に入った、ホヤ・カルノーサリップカラーにしようと思います。葉っぱにところどころ染まっている、白やピンクや赤が綺麗で可愛らしいんですよ。」


だけれど…もう1つ選んだ理由がある。


それは………渡す時に先生に言おっかな…?


「ふーん」


はやく、先生来て……やっぱ、俺この先生と合わないかも………。



 今日、18:00頃に家に推薦が通ったかどうかの連絡がくるらしい……。


少々緊張する。


先生は今日から学校に来て、またお話ばっかりしてくれて、優しく相手をしてくれた。


そして放課後には、俺の推薦を通すために頑張ってくれてる。


プルルルルルっ


「は、はい!もしもし?」


『あ、もしもし?今日学校推薦会議がありまして、……I学コースに推薦が通りました!!!』


「…っ本当ですか!ありがとうございます。…当日、頑張ります!」


『はい!応援してますね!』


「…ありがとうございます…。その……先生体調大丈夫ですか…?あの……今日もたくさん相手してくれて……自分のせいで先生疲れちゃったのかなって……」


『そんなこと…ないですよ。』


「え……」


『あんなの、僕が好んでやっていることなので……もう、大丈夫です!!気にしないでください!!じゃあ、明日また学校で!』


「…はい。ありがとうございます…。」


先生が俺のために頑張ってくれたんだ。


俺が頑張らないでどうする。


よし……勉強しよう。


今ならちょっとできるような気がする…!自分の中で、強く意気込んだ。



 夢を見た。


俺は大きな舞台で、大きな笑顔で輝いていた。


その姿はまるで、誰がどう見ても眩しく見えたであろう。


だけれど………自分は何で舞台に立っているか分からなかった…。

改めて作品を読んでいただきありがとうございます!!

最近たくさん学びを吸収している人でございます。7月もよろしくお願いします。

次の投稿は7月4日土曜日の予定です。

ありがとうございました!!

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