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大切な部活友達

何気ない日常…


 「……この前ーお母さんに、お前の母親やめてやるって言われっちゃったんですよねー」


「…………」


「すみませんこんな話………。」


「……いや、そんなこと、、」


「ああー明日とうとう引退式で、、入部したのが昨日のように覚えているのに……早いなー」


「……あ、………本当に3年間お疲れ様です。……ファゴットとのお別れは少し寂しいですね……。てか、もう12月入るんですね……。早いですね……。」


現実逃避。


教室、先生と2人ゆったりと………。


地区音が終わって1週間。


もう部活には行かないから放課後は、暇な時間となった。


まあ、みんなは多分ちゃんと受験勉強しているんだけれども、自分はもう希望をなくした。


未来の想像ができない、、はぁ、いつまで経っても先生に甘えてダメだな………。


「引退式ってどんなことするんですか?」


先生に質問されて、去年や一昨年の先輩の引退式を思い出す。


「まず、3年生だけで、1年生からやってきた曲を一曲一曲合奏していって…それが終わったら、3年生から最後の挨拶を1人ずつ………。」


「……悲しいけど、いい思い出になりそうですね。僕も見に行きたいけど……お邪魔だと思うので、またお話聞かせてください…」


「……はい」


そこから、沈黙が続くけれど、別に気まずくも何もない。


この瞬間がやっぱり気が楽で…安心する。


「おーい!帰るよー!!」


5組の扉をバンっと開けて入ってきたのは、いつも一緒に帰っている同じ部活の友人だ。


放課後は俺はこうやって教室から動かないから、毎回迎えにきてくれる。


「ああ…ごめん。じゃあ先生、さようなら。」


「はい。さようなら。」


先生に挨拶をして、教室を出る。


すると、友人は何か大荷物を持っているのに目が入った。


「何持ってるん?それ。」


「ん?あーこれは、莉凪ちゃんからもらって……明日、引退式休むからこれ部室に返しておいてって言われて…」


「え……莉凪来れないの?アンコンやりたかったのに……」


莉凪はこの友人と同じクラスで同じ打楽器パート。


俺とはアンコンでおんなじチームになったり、去年おんなじクラスだったりと、たくさんいる部員の中では仲良くした子だ。


おとなしい子だけれど、ツボが浅くよく笑うかわいらしい子だ。


「何で来れんの?なんか聞いてる?体調?」


「それが、分からんのよ……別に今日も学校来てたし…。」


「そうか……まあ明日、莉凪の分まで楽しまなやな!」


「うん!!」


そして、2人自転車をこぎ帰った。

改めて作品を読んでくださりありがとうございます!


もっといろんな方と交流がしたいー!!!と最近は思っています笑。


いつでも待ってます!


次の投稿は6月13日を予定しています。


ありがとうございました!!

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