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目覚めたら全裸で森でした  作者: マッタ・LI
アルトニアの迷宮
31/78

アルトニアの迷宮、目覚めた最強

来てくれておおきに‼

今回は俺がメインになるストーリーや固いこと言わんといてやw


ここは無限に広がる大宇宙、様々な銀河や惑星を発見した祖先は、世界の平和を守るために危険な戦いを繰り返しながら日々を過ごしていた。


その中の一人である俺は、夢中で宇宙を駆け回り市民の平和を守るためにずっと…ずっと戦い続けてきたんや。

家にも帰らず休暇も取らず、ひたすらに戦って戦い続けて、何時の間にかエースやら英雄なんて言われる様になっとったけど関係ない。


それがある時、緊急任務や言うて司令室に呼び出しが有ったから急いで行ったんやけど、総司令の爺が


「緊急任務だ!只今をもって一ヶ月の休暇とする、異論は認めん!」


って強引に休暇を取らせよるんや、ホンマにビックリしてもうたわ。


それから何年ぶりか分からへんけど、久々の休みやさかい思いっきり遊んだろう思って、今まで使って無かった貯金で旅行に行くことにしたんや。


目的地は前に任務で行った事のある、水の惑星地球や、ここの偉いさんは何がしたいか分からんけど、表だって交流しようとせえへんから、色々苦労をした思い出があるわ。


そやのに楽しい旅行に行くはずやった俺や他の乗客に不幸な事に巻き込まれてもうた。

なんや分からんけど地球まで後少しって所で、今まで見たこともない現象が起きて、ドン!って音がなったと思うたらビックリ!宇宙船に大穴が開いてて、俺を含む乗客が宇宙に放り出されてしまったんや。


俺ならこれくらい何とかなるけど、他の人らはどうにもならへん、俺は必死に救助していったんやけど、最後の1人を助けて一息ついた時や。

まだ外におった俺にまた不可思議な現象が襲ってきてな、そのまま意識を無くして誰かが必死に叫んでる声で目が覚めたら、何処にも登録されてない惑星にいたんやな。

後で知った話、異世界やって分かったときは、どうしょうも無さすぎて笑ってしもたわ。


それから何故か俺を知ってるカケルの意識に出会って?てのはおかしいな、一方的にあっちの声が聞こえてるだけやし。

少し考えてるうちに記憶も共有してる事も分かってきてな、カケルの記憶を頼りに一日を過ごしてみることにしたんや。

2人との練習に付き合ったり、ダンジョンに潜ってみたりな。



「んっとー、まずは自己紹介からやな、俺の名前は、チャック___」


うわ!…二人とも、えっ?って顔しとるけど、こればっかりは信じてもらわんといかんしな。

とりあえず、サクサクっと説明してまうか。


「___、宇宙船団オプス所属、特別隊員エスポワール、コードネーム《磯の金チャック》、まぁ簡単に言うとオプスの隠し球ってやつやな」


「え、えーと、、聞きたい事が一杯なんだけど、チャックって何?カケルくんは!?ふざけてるの!?」

「本当にどうなっているんだ」

「あ、あ~すまんな、そこから説明せなアカンな」

「納得できる説明してくれなきゃ、カケルくんでも許さないからね!」

チノが椅子を飛ばす勢いで迫って来るけど、こんなに怒る子やったか?


「まぁ、おちついてーな、ちゃんと説明するさかい。」

「チノ、」

「でも、でも…」

「チノ!気持ちは分かるが話を聞くのが先だ、チャックだったか?話してもらえるか?」

「おおきにな、ほんで話をさせてもらうけど、俺が目覚めたのは今日の事でな、カケルと記憶を共有してるちゅーかな、一方的になんやけど、なんかの拍子に俺らの身体が1つになってもうたみたいなんよな。」


それから、カケルが森で目覚めてから俺が目覚めるまでの事を説明したんやけど、二人はまるで信じられないって顔でずっと話を聞いてくれたんや。


「それじゃぁ、今はチャックさんだけど、意識は二人とも有って、頭の中で今もカケルくんは怖がってるって事でいいの?」

「そうやな、そういうことや」

「二人とも異世界の人間って事も本当なんだな?」

「そうやで、もっともカケルは俺の事を知ってるらしいけど、俺はカケルの事を知らんかったのは、不思議やけどな」

「不思議って、そうじゃないよ!カケルくんは?カケルくんはどうなっちゃうの!?一生会えないの!?返してよ!ねー!ねぇー!」


アカン、またチノちゃん泣かせてもうた、ケイトも何とか堪えてるけど、表情に出てるし身体が震えとる。


「それは、大丈夫やと思うで、俺が意識の無い間はカケルの意識が出とったやろ?それなら俺が引っ込めば大丈夫な筈やわ」

「嘘だったら、貴方のこと、絶対に許さないからね」

「私も、だ」

「俺としても二人が上手くカケルに説明して、俺が表に出てきても、カケルが大人しくしてくれる様に頼んでくれな、今も煩くてしゃーないからな、たまに出る度にこうやとこっちがもたんわ」

「なら、早くしなさいよ!カケルくんが怖がってるんでしょ!」

「まぁ、待ちいや、お願いもしときたいんや」

「お願いって、脅すつもり!?」

「脅しやなんて、そんなことせんって」

「な、なによ」

「カケルには俺が居ることを伝えて貰いたいのと、緊急時とかは俺が出るけど、宛にはするなって伝えといて欲しいんや」

「それでは、普段はカケルがメインって事に聞こえるけど、チャックお前はどうなる、一応お前も意識があるんだろ?」

「俺か?俺は暫くカケルと意識が共有できんか試そうと思ってるで、たぶんやけど、カケルがメインでも俺も体験してる事になるやろうから、暇じゃないやろうしな」

「なるほどな」

「ほんで今日、稼いだお金と俺のカード渡しとくさかい、二人がしっかり管理しといてくれんかな」

「わかった、これは、カケルには伝えなくていいのか?」

「これは内緒にしといてくれると助かるわ、楽に稼げてもつまらんやろうけど、折角の異世界なんや俺も宿はええところに泊まりたいさかい、使ってくれて構わんよ」

「ありがとう大切に使わせて貰う、それより、カードって同一人物なのにどうやって作ったんだ?」

「あれ?あかんかったんか?最初は疑われたから、変装して作ったんやけど確認してくれや、見ようと思ったら誰でも見れるんやろ?」

「普通は見せないものだが、確認してみよう」


ーカード情報ー


名前 チャック・シーマス

種族 ハイ・ヒューマー

レベル 100

魔力値 999

評価 見評価(要検討)

ダンジョン

アルトニア80階層


ーーーーーーーー


ん?何か変な所でもあったんか?二人してカード渡しとく見たまま固まってしもうたけど…


「「え、え、えぇぇぇぇ!!」」

「どないした?俺のカードやったらそんなもんやろ?ウェーグっておっさんは、あんま見せるなって言ってたけど、二人は特別やさかいな」

「イヤイヤイヤ、おかしいでしょ!レベル100って」

「1日でこの階層、魔力値もおかしいな、その人が見せるなって言ってるのも当然だ」

「二人はどんなもんなんや?ウェーグっておっさんも自分のは見せてくれんかったから、よう分からんのや」

「ああ、チャックさんも見せてくれたんだ、私達も見せよう」

「早くして欲しいけど、しかたがないか…」


ーカード情報ー


名前 ケイト

種族 ハーフバルキリア

レベル 21

魔力値 90

評価 D


ダンジョン

アルトニア30階層

ーーーーーーーー


ーカード情報ー


名前 チノ

種族 キャットシー

レベル 20

魔力値 140

評価 D


ダンジョン

アルトニア30階層

ーーーーーーーー


「なるほど、普通の冒険者はこんな感じなんや」

「ああ、分かって貰えたか?これでも一般のDランクより上位なんだがな」

「納得したわ、ありがとな」

「そんな事より、もう良いでしょ?お願い…カケルくんを返して…」

「あわわ、また泣きそうな顔すなや、別嬪さんが台無しやで」

「早く…」


ああもう、そんな泣きそうな顔してこっち見るなや、一応俺の身体でもあるんやで…


「ハイハイ、じゃぁ試してみるから、後の事頼んだで」

「ああ、任された」


うわー!、二人して早くカケルに戻るのを期待する様な目で見つめんといてや……失敗した時、めっちゃ気まずいやん。


そうして、俺(チャック)は意識をカケルに移そうと意識を集中させていった……


おぉ!成功や、カケルがいきなり身体の自由が戻って慌ててる様子も、チノとケイトが抱き付いてくる感触も全部分かる。


3人には少し悪いことしてもうたけど、一応俺も後ろに下がるの怖かったんやで。


まぁ今の二人を見てるとどれだけ思われてるか、よう分かるし今はこれでいいか。


しかし、これはこれで面白いな、視線も感触も全部共有しとるから、考え事しながら歩いててもぶつかる心配もないわ。


カケルの方に意識も強さも共有できたら心配事も無くなるんやろうけど、こればっかりはカケルに頑張って強くなって貰うしかないわな。


俺は俺でしばらく頑張ってみようか。

あ!、、オプスとかの話忘れ取ったけど、また今度話せばええか。時間はあるんや、今はこのままにしといたるのがええからな。

読んでいただきありがとう‼


ー情報更新ー

チャック・シーマス


宇宙船団オプスのエース隊員として活躍していた。

他の隊員からは独特な喋り方と狂気じみた程に任務をこなす事から変人扱いされているが、その功績は目覚ましく、戦闘力は圧倒的であり、生きる伝説や英雄等と呼ばれていた。

しかし彼が珍しく休みの時、事故に遭いそれが原因で行方い不明となり、帰らぬ人となってしまった。事故の原因も未だに特定されておらず、休暇を与えた上司は責任を感じ辞職したことで、一時的にオプスが機能しなくなる事件も起きてしまった。


レベル:異世界の住人


個人の資質や成長に伴って上昇していく、人族であれば成長に伴って成人して一人前になる頃に10レベルに自然となっていく。

しかし、レベルの数値が上がれば上がるほど、必要な努力や様々な経験が必要となり、普通に生きている一般人ではレベル15、専門家や武道家などの特化した人物でようやくレベル20を越える様になる。

仮にレベル30の人物が居たとすると、情報の伝達が遅いこの異世界でも、誰でもその人物の話を一度は聞いたことが有るような、有名人等が当てはまる。


スキル:槍技・壱式


何段階かあるうちの1つで、最も初期のスキル。

ゲームで言うと、槍技レベル1、と言う感じになり、示す数値が大きくなるほど効果も高まる。

カケルがゲーム時代に初めて取ったスキルもこれで、ゲーム中ではこれから派生するスキルを取っていき次第に強いキャラクターになっていく。

異世界の住人の場合は異なり、持って生まれた者は天才や神童として扱われ、それ以外では厳しい訓練やレベルアップ時に希に得られるスキルであり、このスキルを持っているだけでエリート街道まっしぐらである。

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