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わたしなんていなくても



ひさしぶりだね


なにがあったのと


かけ直してくれる


だけど悪い癖ぬけない


ただそれだけなのに


アナタはいまでも


わたしのはるか先


光に導かれ


光をもたらす


春の憧れ




アナタが居なくても


わたしは平気だから


無理に微笑み返して


いつまでも傍に居る


約束のように


誓いのように


聞き分けのいいアナタ


わたしのせいね


みんなわたしのせいね


八つ当たりもなく


愚痴もこぼさない


そんなアナタでいてくれる




でもいつか


別れた時みたい


なにかが弾けて


ふたりは壊れて


またいつか


そのかけがえのないもの


わたしの元から


きっと奪われていくの


ごめんねいつも


甘えていつまでも


愛が終わってもまだ


アナタに繋ぐ指先


受話器が呼び覚ます


わたしの中にわがままに


もっと振り向いて


もっと耳元で


ずっと優しくずっと眩しく




できなかった


想い出まるごと


アドレス帳もまだ


削除しきれない


いかなる裏切りよりも


痛くて辛い


わたしはアナタを


アナタの前から


全て消し去り


別れをうたった



繋がるアナタに心は


わたしなんて居なければと


眠るたび口元から


涙の因を積み上げて


やっぱり泣いていたの



やっぱり泣いていたのね


偶然繋がった受話器に


アナタが出ていたこと


気づくはずもなく


せつないね

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