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舞い降りた天使たち2(デーモン編)  作者: 結城南


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デーモン族

楽しんでいただけたら嬉しいです☆彡

なにごともなく、数日が過ぎて、ロードが部屋に来た。、

ロードって確か王って意味だったよな? 

何かの漫画かアニメでマイロード、我が主ってあった気がする。

デーモンの主ってことはやっぱ王様ってこだよな?

あの時はちょっと話ただけでちゃんと見てなかったけど。

黒っぽくみえるけど、よく見るとゃんと顔がある。

そしてこの人も美形だ。

こっちの世界って美形しかおらんのか。

なんか落ち込む。

「我が名はレイノルド・レガース レイと呼べ。それとここは別次元だから、助けを期待しても無駄だぞ。」

開口一番そう言われたけど、きっとティなら助けに来てくれる。はず…

いや、だから助けを待ってっちゃダメなんだって。

俺自身で頑張らないと。

「あれ? レイ? デーモンって名前ないのでは?」

「あぁ、下級デーモンは名前がないな。 アークデーモン以上の者は名前を持つものもいる。 めんどくさいと言って名前を持たない者も少数いることはいるがな。それよりも なぁ。」

なんか距離が近い。

「我のものにならないか。贅沢をさせてやるぞ。」

食に興味なくても贅沢とかってしたいものなのか?

「なりません。俺にはrティガいるし。」

「ティとはお前の天使か。」

無言でうなずいたけど、今もそう思ってていいんだよな。

まさか俺すでに見捨てられてたりしないよな…

「そう不安そうな顔をするな。」

手をひかれ、腕に中に倒れこんだ。

「我ならお前を不安にさせたりせんぞ。ずっとこうして腕の中で…」

「はなせよ。」

突き飛ばすように離れた。

「愛しき巫女姫よ。」

「俺はひろむだ。姫とかかゆくなりそうだからやめてくれ。」

「わかった。ひろむ。暇をもてあましてるのだろ、城内を案内してやろう。中庭は唯一日が差す。」

そう言って部屋から連れ出された。

王なのに、暇なのか? なにしにきたんだ?

中庭かぁ、まぁみておくかな。

俺はレイに連れられて城内を見て回った。

時折、怪訝そうなデーモンたちにもあったが基本黒い人なので表情はあまりわからない。

所々に人骨らしきものがころがっていたりするのだが、こいつらは人を食べるのか?

エルフも妖精も生気が主食だから人は食べなかったけど…

もしかして、俺ってこいつらにとって普通に食べ物?

みないふりして、早々に立ち去った。

中庭は…

本当に中庭の真ん中にだけ日が当たっている。

そこだけ、丸く囲ってあって芝生になっている、暖かそうだ。

レイがそこに寝ころび、俺を呼んだ。

俺もレイの横に寝ころんだ。

あぁ、久しぶりの日光浴。

ん~発芽しそう。

「こんな所で日光浴ですか?」

ここにくるまで誰も話しかけては来なかった。

城でも王であるレイとアニマ以外は俺に話しかけてはこない。

だれ? とみてみると本を抱えた少し神経質そうな男が一人珍し気に俺を見ていた。

「だれですか? 」

「おぉ、これは失礼、私はエドレスと申します。ここで色々な研究をさせていただいております。」

「研究者さん。」

「はい、エドとお呼びください。」

「えっと、エドさんはここでどんな研究を?」

「そうですね。主にこの紫の霧、魔障(ましょう)の研究をしております。魔障が薄まれば我らももとにもどれるのではないかと思っています。」

「魔障…」

「えぇ、この魔障がとりのぞければ、ここも生気あふれる土地に戻るはずなのです。」

「え…やっぱここの人たちも生気が主食なのですか?」

「そうですよ。だからあなたのそばはとても満たされます。」

「俺ってそんなに生気があふれてるんですか?」

「えぇ、だだもれですね。」

だだもれって…そうか、だからティも俺を選んだのかな。

俺ってもしや非常食あつかい?

「ここももとは生気あふれる緑豊かな土地でした。そのころ我らは魔人族とよばれていました。」

「魔人族。」

「天使族、妖精族、エルフ族、魔人族、悪魔族。その5種族が同じ大陸にいたのですが、魔人族と悪魔族はエルフ族と祖を同じくする同族だったのでともに領土をわけていました。 魔人族も悪魔族もそれほど数がいなかったので、ほかからみればエルフ族の亜種としてみられてたのですが。

魔人族は悪魔族の口車にのせられ、こんな異界の地においやられました。魔障が薄まれば我らももとの魔人族にもどれるのではないかと、研究しています。元は緑豊かで生気に満ち溢れた土地だったのに我らが居ついた途端、紫の霧がたちこめるようになり、見る間にここは荒廃していったのです。紫の霧は土地ばかりでなく我らにも影響し、見る間にこんな魔障に犯された身体に…」

「その黒っぽいのは魔障なんですか。」

「そうです。生気あふれるあなたのそばにいる彼は少し黒さが薄らいでますよね。」

「あぁ、そういえば。アニマの顔、他の人よりちゃんとみえますね。」

「彼はアニマと言うのですか? 名前を?」

「えぇ、名前ないのが普通って聞きましたが。ないと不便なので、勝手につけさせてもらっちゃいました。」

「まぁ、問題ないかと。」

「んっ…」

「ロードおられたのですか。」

エドさんがおそらく俺で見えなかったのだろうレイを見つけて驚いて膝を折った。

「まさかロードと思わず失礼いたしました。」

「エドか…良い、きにするな。我はもう少し眠る。ひろむのそばは心地よい。」

そう言って俺の膝に上がってきて、俺を抱きかかえるようにするとすぐにすーすーと寝息を立てた。

「ロードはおつかれなのです。この城にはられている結界はロードがお一人で維持されているので。」

「それは大変そうですね。このドーム型の結界ですか?」

「そう王が魔障が入り込まないように結界をはってくださっているのです。ちょうど魔障の海に浮かぶドーム型の土地って感じでしょうか、魔障の海にぽっこりと顔を出してる感じですかね、あそこだけ出ているんですよ。だからあの位置に太陽がくるとここにだけ日が差すということになります。」

「ここだけでも日が差しててよかった。ちなみにここに果樹園とか畑とかつくれば少しは生気の足しになるでしょうか?」

「なります。なります。」

「わかりました。早速レイが起きたら許可をとってみます。」

疲れた顔をして眠るレイをなで、なんだかほっこりとした気分でいた。




誤字脱字、文章ミス等多々あると思いますが、見つけ次第訂正していきますので、ご容赦ください。

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