またさらわれてしまった!?
デーモン編です。続けてしまいました… 楽しんでいただけると嬉しいです☆彡
最近ティが冷たいように感じる。
色々あったけど、俺は無事ティの嫁になった。
釣った魚に餌はいらないとかいうやつ?
結婚して落ち着いて考えたらやっぱり嫁は女が良いと思い始めたとか。
こんな異世界で離縁されて放り出されたら俺、生きていけない。
不安ばかりが大きくなっていく。
そんなある日珍しく朝からクラウスが呼びに来tた。
のびのびになっていたエルフの王に今回の詳細を聞く、平たく言えば尋問するということで、一応当事者である俺も呼ばれたのだった。
「お前らは早々に領地を明け渡し我らが軍門に下るがいい。
そうすれば寛大なロードはお前たちを…」
みな一様にこいつ何を言ってるんだ的な顔で眺めていた。
突然黙ると
「お許しをロード、お許しを。」
と叫びだした。
「私は…ロードの為…」
言葉半分でいきなりばりっと王の頭が割れた。
黒い…人…?
「ひろむ、下がって。デーモンです。」
デーモン?
なにそれ…悪魔…とは違うのか?
「ロード、今戻ります。」
そういうと縛ってあった縄を引きちぎり、いきなり走り出した。
俺を捕まえふいっと消えた。
「またかよ。あいつさらわれ属性でもついてるのか?」
ルゥの言葉にみなため息をつく。
「それだけひろむが貴重な存在ということです。早くひろむを取り戻しにいきましょう。」
ティの言葉にみなため息をつきながらもうなずいた。
…ここ、どこ?
いかにも魔界って感じの知らない風景。
荒れてた大地には、草木一本みあたらない。
空はなんかいい感じに暗雲たちこめ、全体が紫っぽい色の霧にうっすらと包まれている。
なんて寂しい所…
そして再び俺らは飛んだ。
今度は王座の間みたいな部屋だった。
玉座には同じく黒っぽいいかにもデーモンの王と言った感じの男がふんぞり返っていた。
「よく来た、天使族の巫女姫よ。」
姫って…
「お前にはしばらくここに滞在してもらう。」
またですか、俺最近こんなのばっか。
「城の中は自由にしていて構わんが城の外にでることはゆるさん。客人としてもてなそう。」
客人って、無理やり連れてきてなんだかなぁ。
でもまぁ、地下牢とか鎖でつながれるのではなさそうでそれだけは良かった。
もう鎖は十分堪能したので、結構です。
部屋につれていかれた。
思ったよりもちゃんと客室。
ティのとこほど豪華ではないが、ちゃんと家具もそなえつけられてて、何よりベッドが普通。
天蓋こそないが、ちょっと大きめの普通のふかふかベッドだ。
これがあれば十分。
「オレ、お前、護衛。お前、ここ いる。」
小山のような大きなデーモンがたどたどしい言葉で話す。
「えっと、お前、名前は?」
「オレ、名前? 好き 呼べ。」
「名前ないの?」
「名前 みな 呼ばない。 必要 ない」
「そっか、でも名前ないと不便だから…アニマってどう?」
「ア・ニ・マ? 名前?」
「そう、君の名前。俺たち異世界の言葉なんだけど生命や魂って意味らしいんだ。どうかな?」
「オレ、アニマ。 オレ 喜ぶ」
「そう、気に入ってもらえてよかった。いつまでかは分かんないけど、これからしばらくよろしくね、アニマ」
「オレ よろしく する。 ひろむ」
「うん、うん。」
ということで、護衛で張り付く予定のデーモンとは仲良くなれた。
この調子で仲間を増やそう。
とりあえずは命の危険はなさそうだけど、いつまでも助けをまってるだけじゃいけない。
逃げやすくするためにも、がんばだ俺。
誤字脱字、文章ミス等多々あると思いますが、見つけ次第訂正していきますので、ご容赦ください。




