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ウィリアムは街の本屋で恋について知った、今、自分が陥っている症状が愛情だということも。

「まさかこれが!?」

「胸がぽかぽかする」

「会いたくなる」

「笑顔を見ると幸せになる」

「なぜだか無性に触れたくなる」

それが全部ここに書いてあるではないか!

それがイダにだけ向けられていることも。

イダはウィリアムに恋しているのかもしれないと思い始めた。

まだ愛には至っていないけれど。

意識した途端、ふたりは少しぎくしゃくし始めた。

お互いを意識するあまり、まともに目も合わせられなくなってしまった。

そんな時に激しい雨が一日中続いた日があった。

ウィリアムは平気だったが、イダはそうもいかない。

イダは一日中家に籠っていた。

ウィリアムは昨日イダが来なくてどれほど心配したかを話した。

イダがこんなに心配してくれるなんて、もしかして私のことを好きなのかな?

と思い始めていた。

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