4/4
ラッコと幸せな日々
ある日ウィリアムがラッコを連れてきた。
「イダ、ラッコを拾ってきたぞ」
「なにこれかわいい」
「貝を割ることができるんだぞ」
「こいつは大変有能だ」
「え?こんなに可愛いよ?ほら見てしっぽふりふりしてる」
「キュッ」
「うむ、有能そうだ」
「ほらこっち見てるよ?」
「キュッ」
「何?可愛いから連れてきたんじゃないの?」
「貝だ」
「可愛いでしょ、撫でてあげて」
「何故だ??」
「可愛いから」
「キュッ?」
「可愛い?」
「キュッ」
「……少しだけ可愛い」
「キュッ」
「あっ!今可愛いって言ったあああ」
「可愛いと言えと言ったではないか」
「言ってないよおだ」
そんな楽しい日が沢山あった。




