12 戦闘準備をします
ドナドナされ外に出た私はある重要なことに気づいた。
私、戦い方を教わっていない!この状態じゃ完全にサンドバッグ確定待ったなしなんですけど!
「私としたことがうっかりしていました!私と戦ってもらう前に最低限の事はお教えしなければいけませんでしたね。属性の話は覚えていらっしゃいますか?」
確かイメージして精霊に呼びかける事が大切なのだっけ。
「このイメージというものが大切と呼ばれるのは知識の差により、イメージの幅が広がるせいなのです」
「もしかして、イメージによって使える能力が多くなるとか?」
「そうです。地属性の魔法を初めて使用した際は私は、創造の能力があると言い、それを聞いた王女殿下は創造する事をイメージして能力を行使しました。しかし、地属性というものは何も創造する能力だけでなく、地に関するある事柄を理解し明確なイメージをして行えば、自分の想像できるうるものならばほとんど全て行使可能なのです。例えばこのように。地よ」
カリーン先生が唱えると、青々とした草木からふんわりとした香りが漂ってきた。
「草木は地面から生えています。なので地に関連するものであると認識し、花を咲かせる事をイメージしてみました」
「す、すごい・・・」
この後行われるであろう所業を忘れ、私は気分が高揚した。
「王女殿下の属性は地と光と無となっていますので、それらから想像できる物事の殆どは行使可能です。ただしイメージが足りなかったり、イメージする物事のスケールや威力が大きい場合はそれ相応のMPを消費してしまうので、それだけは注意をしておいてください」
「光・・・もしかして光線も出せちゃったりとか!」
王女ビーム・・・いやなんかダサいな
「もちろん出せますよ!イメージについては転生者はここの人たちより大分恵まれていますので、この仕組みを知ったならば化けますよぉ~!ちなみに私の属性は普通属性全てと闇属性です。」
「うわあああんチートだー!ずるい!」
私ってもしかしてチート?と思っていた時期もありました。普通属性全てと希少属性1つって属性過多すぎない?
「ずるくないですー忍者なら当然ですー」
「汚いなさすが忍者きたない」
「それとスキルについての補足ですが、スキル欄に表示される、経験により習得されるスキルの他にも所持している職業により発動することのできる強力な特殊スキルというものもあります。私の場合、職業は教師でそれにより発動できる特殊スキルは指導・教育という感じです。詳細は自分のステータス画面を出してから見ることが可能なので後で確認しておいてください」
成る程・・・だから特殊スキルを習得するためにスキルを習得して職業をたくさん取るのか・・・
私は今のところ王女と警察だけど、どんな特殊スキルがあるのだろうか。
確認し・・・え、後で・・・?
「さあ、説明し終えたところで今日の戦いの時間ですよ王女殿下!」
「も、もう始めちゃうの!?ま、まだ心の準備が・・・それよりカリーン先生、私のことは王女殿下でなく名前で・・・いや、トルーデと呼んでください!もうわたし達は仲間でしょう?よそよそしい呼び方はイヤよ!」
「それではお言葉に甘えて、トルーデ様と呼ばせていただきます。それでは始めるとしましょうか!」
こうして特訓が始まった。
汚いな流石忍者汚い。
続きは明日投稿します。




