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この問題小癪(こしゃく)な!  作者: スマイルメーカー


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スケールが大きいと小さい事に気付かない その3

初めて書きますので拙いですが、宜しくお願いします。

1話2000字前後で書いていきたいと思います。頑張ります。

僕は人生で初めて目が飛び足す経験をした。まだ10年しか生きていないが。

オワークさんの体の胸の部分がパカッと家のドアの様に開いたのだ。そこから出てきたのは小さい生き物だ。何だろうか?初めて見る、生き物だ。僕が困惑していると、

「オコジョよ、知らない?」

「初めて見たよ。」

「かわいいでしょ?」体をクネクネしてきた。そんなにアピールされても困る。

「初めて見た時からもうゾッコンなの。一目惚れよ。まさか自分がなるとは思わなかったわ。」

彼女の名前は阿柳院千花。僕より1つ下だそうだ。ある日、北海道の牧場で乗馬を練習していたら、一目惚れしたオコジョが居たので追いかけたそうだ。そしたら、この世界に来てしまった、オコジョの魔人として。乗っていた馬はどうしたんだろうか?

「知らないわ。どうでも良いでしょ、馬なんて。」オコジョ以外の動物には興味が無いそうだ。

どうしてグラヌに居着いたのか聞いてみると、

「最初は火山に行ったの、見晴らしが良いかなと思って。そしたら、中が凄く広い空洞でね、ワクワクして、探検したの。そしたら、キラキラしているのを見つけてね。気に入っちゃったの、金属に。それで、一番火山に近い所に住む事にしたの。」

「何でその姿で生活しているの?」

「決まっているでしょ?世界が違くても女の子は同じなの。かわいい物には目が無くなるから、余計な事が起きてしまうでしょ?それを回避するために誰も近付かない様な姿で居ようと思って。」それでこうなったのか。

「初めて土の魔法を使った時、ビックリしちゃった。こんな事が出来るなんてって。」彼女が初めて魔法を使ったのはこの世界に来た時だそうだ。オコジョの姿では立つ事も出来るが4足歩行の方が楽で、自分の足跡がかわいいのか確認したくて、触った時だ。足跡をもう少しかわいくしたくて、手に力を入れたら発動したそうだ。それから、自分でやれる事を確認していたら、あの姿を造れる様になったらしい。

「凄いね。」

「だって、その時は私しか居ないんだもん。自分でやるしか無いでしょ?」彼女は頼もしい。

「で、中を見てよ!暑くならないように氷で覆ったの、これ結構時間掛かったのよ。それと生活出来る様に色々家具とか揃えたの。」僕は思った、この体のデカさは家具のスペースが多いからなのか。中は女の子の部屋だった。僕は中を見ようと頭を突っ込んだ、と言うか僕の大きさでは頭で精一杯の広さの部屋だった。一目見ると、ピンク一色だった。壁は氷で覆っていると言っていたが、そもそも壁も床もピンク色で塗られているので色が反射しても、ピンク色だ。家具もピンク色で統一している。目がチカチカしてきた、よくこれで生活出来るなと思った。唯一ピンク色じゃないのは空気穴、否、換気孔だけだ。

「この姿だと服要らないのは良いよね、でしょ?」

「いや、要るよ。」僕はサメなので、毛が生えていないので寒い時は要る。しかし、彼女は毛が生えている。だから、服は要らないとはならない、そうでしょ?

「時期が変わると勝手に毛が生え変わるのよ。便利よね、動物って。しかも、お金がかからないし。」確かに元の世界では服を買う必要があった。この世界では必要では無い。この世界に住もうか。否、サメの姿のままは嫌だ。老人になっても歯が生えているのだ。歯茎を鍛えられないではないか。僕の夢は鍛えた歯茎で固い煎餅を食べれる老人になる事なのだ。決して歯が無くならないサメになりたい訳ではない。

「でも、毛があるから熱気が抜けないのよね。だから、氷は必須よね。」

「氷は毎年買っているの?」

「そうよ、だってずっと同じものを使っていたら壊れちゃうでしょ?」そうなのか、知らなかった。僕はエルフさんを見た。しかし、エルフさんはキョトンとしていた。そうだった、この世界の言葉でしゃべって無かった。僕はエルフさんにその事を伝えた。すると、エルフさんは

「そんな事は無いわよ。一生使えるわよ、魔力があれば。」え、と言う事はただ単に千花ちゃんの思い込み?僕はその事を千花ちゃんに言ってみた。すると、

「え~、あなたこの世界の言葉分かるの!」と驚いた。逆に僕も驚いた。人を近付かせ無いように、理解していないフリをしているだけかと思ったのだ。

「誰に教わったの?隣の人?」僕はゼティさんとルニーバさんの事を話した。

「カジキマグロの格好している人が居るの?何それ、会って見たいわ。ねえ、連れてってよ、そこに。」

「いや、でも、仕事があるんじゃないの?」

「ああ、あれね。刑務所を増やしてくれっていう話よ。」それは凄く重要な事だ。

「仕事中ずっと人に囲まれているのよ。耐えられなかったわ。」一回はしたんだ。

「あんなの私じゃなくても大丈夫よ。」そうなのか、僕はエルフさんに聞いてみた。すると、エルフさんは

「それがね、最近金属が必要な事が増えて、金属を扱う人数が手一杯なのよ。オワークさんがやってくれば助かるのよ。」

「何で、刑務所を増やすの?」

「最近、金属を盗むヤツが増えているのよ。だから、今のうちに対処したいのよ。増やすのは今回で終わるわ、だからオワークさんを説得してみてくれる?」

僕は千花ちゃんにその事を伝えた。

「本当に最後なの?それを確認してよ。後、クーも来て。」僕は思った、やる事が増えた。


読んで頂き有り難うございます。更新は不定期でやるつもりなので、ご容赦を。

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