スケールが大きいと小さい事に気付かない その2
初めて書きますので拙いですが、宜しくお願いします。
1話2000字前後で書いていきたいと思います。頑張ります。久しぶりに更新出来ました。
「大変だ、オワークが居なくなっちまった。大事な仕事があるのに。」
僕が一番最初に思ったのはオワークって誰?だった。
すると、エルフさんが説明してくれた。
「オワークは最強最高の運搬専用の土魔法使いよ。」運搬専用の人なんだ。
「まあ、私達が関わる事は無いわ。金属業者連盟が解決するわ。さあ、行きましょう。」金属業者連盟が何かは知らないが、解決してくれる存在がいるなら僕の出る幕ではない。そもそも出ても解決出来ない。
「また、分からない文字を書いた紙を置いていったのかい?」「そうなんだよ。」分からない文字?引っ掛かるなと思い、「その文字見せて貰えませんか?」と聞いてしまった。
綺麗な花畑を見に行ってきます オワークと紙には書いてあった。更に、書いてあった文字は僕の元の世界で使われている文字だった、しかも日本語だった。僕はそのオワークさんに会って、話をしてみたいと思った。何故なら、その人は僕やルニーバさんみたいに魔人の姿で来ていないからだ。どうやってこの世界に来たんだろうか?聞きたい事が結構ある。
来た人に花畑は何処にあるのか聞くと僕が来た道を戻る所にあるそうだ。金属業者連盟の人達は大事な仕事があるので、それに集中しなきゃいけないらしい。
僕はエルフさんを見た。すると、「明日にしましょう。」と。僕は宿題思ったより早く終わるなと思った。
次の日、エルフさんと僕はネメル湖へ戻る道を歩いていた。長閑で平穏だ。
「さあ、オワークが何処に居るか、調べましょう!」
「どうやって?クー、貴方は鼻が利くの?」
「全然。」
「なら、地図を用意してくれる?」
「分かった。」何をするんだろうと思っていると、エルフさんは氷でペンダントを作った。もしかしてこれはダウンジングか、やった事は無いが。エルフさんが集中している。僕は邪魔にならないように黙って様子を見ていた。
「位置が分かったわ。」
「どうして?」
「自分の魔法で作った物はね、分かるのよ、場所がね。」エルフさんはグラヌで唯一の氷魔法使いなのだ。なので、自分の魔法で氷を産み出して生計を立てている。そして、グラヌではお金持ちの1人として有名だそうだ。本人はどうでも良いと思っているが。オワークさんは一番のお客さんだそうで、暑がりらしい。エルフさんを先頭に僕たちはオワークさんの場所へと休憩を挟みながら歩いて行った。この世界では黒い雨が降らなければ何の不安も起こらない。平和だ、道中は。微かに甘い匂いがしてきた。花畑に近づいて来たのだろうか。辺りを見回すと、木箱があった。否、土で出来ている箱みたいな物が5つ位点在していた。オワークさんが作ったのだろうか。
「これは何かしら?オワークさんが作った様だけど。」何だろうか、ブーンという音が微かに聴こえる。う~ん、もしかして、これは蜂の巣箱だろうか。僕は点在している巣箱の中で一番大きい巣箱に近づいてみた。僕の身長と同じ位だ、この世界の蜂は大きいのだろうか?エルフさんに聞いてみようと思った。その瞬間、木箱が振り向いた。僕は何も考えられず、立ち尽くした。
「オワークさん!」エルフさんが嬉しそうに近づいた。オワークさんは何も言わない。
「オワークさんは物凄く寡黙な人なの。いつもジェスチャーでやり取りしているの。」そういう人も居るんだと僕は思った。僕は思わず元の世界の言葉で「大変ですね。」と言ってしまった。僕はオワークさんが僕と同じ元の世界の人でこの世界の言葉を学ばないでひっそり暮らしている人だと思ったのだ。なので、元の世界の言葉で話しかければ、親しみを覚えてくれるかなと思ったのだ。端から見れば、僕はサメなのだから。そう思案していると、オワークさんが
「あたしと同じ境遇なの?嘘~、嬉しい~。」
僕は思った、オワークさんって女の人だったのか。しかも、僕が初めて合うタイプかも知れない、不安だ。また思案していると、オワークさんの体がパカッと開いた。
「え~~~~~!」
読んで頂き有り難うございます。更新は不定期でやるつもりなので、ご容赦を。




