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Episode:見守る者たちの2つの脅威(地球とガイアーク星)

「では、惑星協議会を開催する、本日の議題は、先に起きたガイアーク星人による、グラーム星への戦闘行為とミレット星の破壊行為を審議したい」


「まずは、グラーム星に対する戦闘行為について、グラーム星代表、説明を」


「はい、最初にガイアーク星人との戦闘で損害を受け、それらの補償について、宇宙連邦の迅速な対応に感謝したい、さて、この度の戦闘行為であるが、調べによると、ガイアーク星からの戦闘行為に対して、我が方も応戦したと聞いている」


「間違いはないのか」


「・・・そのように聞き及んでおります」


「ならば、この度の戦闘行為は、グラーム星は、正当防衛という訴えで良いのか」


「はい、我々は正当防衛を主張し、ガイアーク星に対して厳正なる処分をお願いしたい」


「この戦闘行為での、知的生命体への被害はどうだ」


「はい、幸いなことに死者はありません、ですが、けが人においては百名ほど出ており、戦艦等にも大きな損害がありました」


「よろしい、では、評議員の皆さんも共有情報から厳正なる審議をお願いします」


「ガイアーク星人は宇宙連邦メンバーではありませんので弁明の機会はありません、では評決を取ります」


「有罪と思われる方、挙手を・・・」


「全会一致で有罪となります、罪の内容については、次のミレット星の破壊行為もあるため、次の結果を得て、協議したいと考えます、一時休憩としましょう」


休憩の間、モニターにはグラーム星戦闘映像とミレット星の破壊映像が評議員の印象を操作するかのように流されていた。


「では、お揃いですので、次は、ガイアーク星人によるミレット星の破壊行為についてです」


「今回の戦いはミレット星の先制攻撃と聞いていますが、間違いないでしょうか」


「はい、われらミレット星は、ガイアークによるグラーム星の侵略行為の連絡を受け、また宇宙連邦からの応戦許可指示を受けておりました、よって、ガイアークが現れた時点で、相手の侵略行為と判断し、抑止のための行動であったと評議員の皆さんに訴えたい」


「さらには、比較的威力の抑えられたこちら側の武器使用に対し、ガイアークは惑星破壊砲を用いて我がミレット星の一部を吹き飛ばす暴挙に出ています、これは、皆さんも映像でご確認頂いたと思います、このことを踏まえ正義ある判決をお願いしたい」


「この惑星破壊行為に対して、ミレット星の知的生命体の被害はどうか」


「はい、知的生命体への被害はありませんでした、被弾した場所が名前すらない辺境地でしたので、だが、確かに我らの星は傷つけられたのです、正しいご判断を」


「ガイアーク星人は宇宙連邦メンバーではありませんので、本件も弁明の機会はありません、では評決を取ります」


「有罪と思われる方、挙手を・・・」


「全会一致で有罪となります、続いてガイアークに対しての処置を検討する」


「こちらも惑星破壊兵器を使い、ガイアーク星、並びにガイアーク星人の消滅、つまり死刑を求めたい」


「死刑を求刑するには、やはり弁明を聞く必要が有るのではないか」


「監視団を派遣し、星の基礎を作り直してはどうか」


「時間がかかりすぎる、それに彼らは戦闘民族であり危険なものたちだろう、コントロールは、難しいと考える」


「ガイアークに対応するには、こちらにも準備が必要だ、各星からの選りすぐりの戦力で、これに当たらなければならない」


「最後に、ガイアークと戦闘した星、天の川銀河という外れの銀河にある地球という星が、ガイアークを追い返したと聞く、彼らを同盟入りさせ、戦わせてみてはどうか」


「なるほど、ガイアークを退けるほどの戦力も侮りがたい、この際、同士討ちで、双方が消えてなくなれば、宇宙連邦も安泰ではあるな」


「ガイアークを第一級戦犯として有罪とし、対処については地球との交渉を検討する、さらに各宇宙連邦加盟の星からの選りすぐりの戦力を準備することとしよう」


「しかし、地球とやらはどのようにしてガイアークを止めたのだろうか」


「誰か、地球について諜報活動を頼む、ガイアークにもだ」


「はい、ただちに」


「それでは本日の宇宙連邦惑星協議会を閉廷する」


その後宇宙連邦はガイアーク星に対して、早期対処に当たる為、各星の最新鋭戦艦を一時的に宇宙連邦所属艦隊として1万隻以上を準備した。


そして、地球には宇宙連邦入りを要請すべく、事前調査が行われようとしていた。

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