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Episode:星人の和解(それぞれの言い訳と平和同盟)

翌日、完全平和同盟の幹部、研究所の笹川ほか主要メンバー、Teamsメンバー、ガイアークからは、ギール提督、デニーゼ、シズビー、ドーラが集まりお互いの状況報告を行った。


「まずは先日の我々があなた方に対して行ったことを深く謝罪したい、ガイアーク星を代表して、このギールがお詫びしたい」


「なにがガイアーク星を代表してよ!アンタが勝手な勘違いして、そして私たちに”攻撃”って言ったんでしょうが、あなたの判断に民を巻き込むなっちゅうの、あんたがスマンとただ、頭下げればいいのよ」と言う神原の発言で三兄弟は仕えるのであればこの方だと決心した。


「そういうな、神原よー、代表として言わなきゃならん社交辞令だよ、それに、こっちは痛くもかゆくもなんにもなかったんだからよー」と榊も思ったことを口にした。


「痛くもかゆくもか、ふっふっ、かなわないな、さらにあなた方は絶滅に瀕した星々を救済していると聞いた、この活動に私は深く感銘を受けた」とギール提督は続けた。


「あのねー、これは成神が、ガルムが落ち込むからって、適当に言ったことを、ガルムの勘違いで始めたことなのよ、大したことないわ、大げさよ」


「神原よー、いちいち言ってやるなよ、ギール提督さんだって、少しはこっちのいいとこ誉めなきゃと言う気遣いじゃねーか、本当の気持ちはわからんがな」と再び神原と榊はギール提督の話を遮った。


「なんなんだ、一言一言、私の言葉を遮るではない、失礼ではないか」と怒鳴って二人を見た。


「ちょっと、ギール提督さん、こんなことでいちいち頭に血を登らせているんじゃないわよ、一国一城の主でしょう、もっと冷静になりなさい!いいわね」と三度、神原は会話に入ってきた。


「すっ、すまない」ギール提督も神原にはかなわないと感じ始めた。


「では、地球とガイアーク星の状況をまとめよう」と成神が話し出した。


「お互いの星は2年も経たずに、地球はガイアークの大気構成となり、ガイアーク星は地球の大気構成へと変化をする、つまりそれぞれの星では生物は生きられない環境になるということだ」


「ガイアーク星としてはギール提督のもとまとまっているが、地球はと言うと、まだひとつにも、まとまっていないのが現状だ、神原の提案をもとに考えると、それぞれの星の生物が、あるタイミングで星を入れ替え生き延びることが、最善策と私も思っている。」


「それには、まず、地球側は大国4国の完全平和同盟入りの締結が必要ではあるが、星間移住計画の時間の問題で、急がなくてはならない。」


「4大国の件は地球の問題として進めるとして、先に私はガイアーク星との完全平和同盟を結びたい、さらにはリュート星、リザッド星・・・・とも完全平和同盟を同じタイミングで締結するするつもりだよ」


その申し出にギール提督は「成神殿、我々ガイアークは、今回、星を渡る際、宇宙連邦に所属する星と誤解から衝突があったのだ」


そこにまた神原が割り込んできた「なに、あっちこっちで、誤解を招いて、戦闘行為までに発展させちゃってんのね、なんなの、問題ばかり起こして、この星の王様は・・・」


するとギール提督は頭を下げ「まったくもって申し訳ない、同盟の話は、攻め入った私たちを寛大な心で許し、受け入れてくれたこと本当に感謝しています、だから尚の事、同盟の話はこれらの星と誤解が解けてからにさせてくれないだろうか」


すると冷静に成神がギール提督に問いかけをした。


「ギール提督、戦闘になったのは確か2つの星だった、だが宇宙連邦の誤解だと思うが、ガイアーク星が襲撃してきたと加盟するすべての星に連絡されているということですね、宇宙連邦に加盟している星はいったいどれくらいあるのでしょうか、その加盟する星々の誤解を解くのにどれくらいの時間が必要なのでしょうか?」


成神の問いにギール提督は答えを詰まらせた「それは、・・・」


そして恒例のように神原が会話に割り込む、「もう、じれったいわね、同盟結んでからでも、誤解を解くことできるでしょうが、それに見たでしょ、私たち地球の力を、宇宙連邦が来たって、けちょんけちょんよ、怖くないわ」


「おおー、よく言ったな神原、だがよ、今回、最後のあれはちょっとは、"やべえ"と思ったんだぜ、宇宙連邦となりゃ、もーっとやべーのが出てきそうだぜ、だが負けねぇがな」と榊は少しギール提督の肩を持った。


「各国の完全平和同盟の幹部の立場として4大国の同盟入りの説得を強力に進めようと思うのだが、以前言っていた大国が加盟する条件とは何か」と地球側をまとめようとする動きも見られた。


「そうですね、アメリアは特に条件はありません、資源供給をお願いするぐらいです。」


「イリギスは連邦として加盟するか、個別になるのかをしっかり決めて欲しいという事。」


「ロ連は、争って奪った国境線をもとの位置に戻し、それらの国と和解をしてからですね。」


「華国は独立したい国を認め、それらと同時に加盟すると言事です」と兼ねてから決めていたかのように成神は答えた。


「なるほど、ロ連、華国は最後までもめるかもしれませんな」


「でも、それを条件にしないと周辺国が認めないでしょう」


「わかりました、努力しましょう」


「次にデニーゼさん、そちらの星の科学者、生物研究者などの有識者リストを支給提出していただけませんか」


「わかった、至急作らせよう」


「それと、それぞれの星に避難船を置き出先機関とする、当然船内環境はお互いの大気環境でね」


「わかった、早速進めよう」


「では、明日、地球とガイアーク星たちの完全平和同盟の調印式を行いましょう」全員立ち上がり拍手で会議は終え、翌日は厳かに調印式が滞りなく行われた。

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