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Episode:異星人の最終兵器(弐本の艦隊 ”撃ってみろ”)

成神は榊に連絡を取った「榊、でかいのが来るみたいだぞ!」


「成神らしくないぞ、でかいのって?もっと情報をくれよ」


「惑星破壊砲の一斉射撃みたいだ」


「ほー、奴らまだ奥の手かくしてやがったか、惑星破壊砲を奴ら一度に全部が撃つとなりゃ、ちったー対応に工夫がいるな、アレをためしてみっか!」


「第一、第七艦隊さんよー ”to roll up one's umbrella ”ワールプール開始だ念のため最大でだ」という榊の号令で第一第七艦隊は今の鶴翼陣形のままMAXで右方向に大きな傘をまわすかのように回転し始めた。


速度が上がりやがて、渦を巻き始めた「準備整いました、回転数MAXです」


「でかいのが来るぜ、覚悟して対処せよ」と榊がショックに備えよと全艦に通達した。


「了解」第一、第七艦隊は指示通り衝撃に備えた。


「PD砲全艦出力80から100%・・・全艦100%を超えました、いつでも撃てます」


「そうかもう容赦はせんぞ、星ごとチリになれぃ、発射」というギール提督の号令と同時に通信がつながり、大スクリーンにはデニーゼの焦った顔が映し出されて「ロイズ待てっ!」と言うも、PD砲は放たれた後であった。


各艦から地球めがけて放たれたPD砲は艦隊のワールプールの渦に吸い寄せられるように渦の中心に集まって行った。そして大きな閃光があたりを多い、そこにいるほぼ全員が、目を覆った。


やがて閃光は静まり当然のようにギール提督は「どうだ、やったか!」というと、旗艦乗組員は”ぽかん”と口を開けて前を見ていた。


「なぜだ、なぜまだ存在しているのだ?」と言った瞬間、突然デニーゼと神原がギール提督の前に姿を見せた、そして神原が旗艦乗組員に向かって「ゴメン、これ借りてく」と言い、再び3人は消えた。


地球地下基地に半ば強制的に招待されたギール提督は周りも見ずにデニーゼに「いくら、幼馴染でも、兵士の前で気安く名前で呼ぶなと言っているだ・ろ・う・!・・って誰だこれらは」と言うと神原は「あぁー私たち、殺戮の異星人でーす」と答えた。


「なんとデニーゼ、あっシズビーもドーラもお前たち捕虜になっていたのか、おのれ―」と言うギール提督に対してデニーゼは「ギール、トランスするぞ」と言い、トランスをして今までの経緯のすべてをギール提督に見せたのだった。


「では、彼らは救助のためになのか、星々の民との共存をこの星で、・・なのに私は彼らを悪と決めつけ、大きな間違いを犯したと言うのか、そして私が滅ぼそうとしたこの星は、これからの我らが生きていける星になるものだったというのか、全艦に・・通信を開いてくれるか、デニーゼ」


「ギールだ、全艦に継ぐ直ちに戦闘を中止せよ、我らの誤解であった、戦闘を中止せよ」


「成神です、榊、誤解は解けたみたいだ、戦闘態勢を解除してください」


「なんでぃ、もう終わっちまうのか、でも良かったぜ、敵さんのあれ、さすがに効いた、今後の課題だな、受けたエネルギーの処理が間に合わないかと思ったぜ、まぁ、電気に変換して月と火星に送ったがな」


ギール提督は興味深く、艦隊、戦闘機、ロボット、PD砲がなぜ効かなかったのかと、矢継ぎ早にデニーゼに問いかけたのだった。


そこに神原が「アンタ、ギール提督だっけ、そんな事聞くより星の事の方が大事じゃないの?大丈夫、成神と榊と同じね、今やるべきことは星の話でしょ!」と言うと誰にでも物おじせず話す神原に、シズビーとドーラはさらに尊敬の眼差しを向け、デニーゼまでも憧れの眼差しで神原を見るようになった。


ギール提督は改めて「そうだった、星の民を第一に考えなければならなかったな、すまんデニーゼ」と言うと神原がギール提督を指さし「言ったのは、私でしょ、さすがに”殺戮の異星人 ”に怒られたなんでバツがわるいのかな!へんなプライドは捨てなさいよ、私たちは、誰が上で、誰が下かじゃないんだからね、いいわねギール提督さん」


三兄弟は神原をギール提督より立場が上であると認めたのだった。

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