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Episode:地球対異星人(弐本の艦隊”撃つな”)

榊は成神に連絡を入れた「成神よー、ちょうどいい塩梅で、登場させてくれたじゃねーか、ちーとばかし、こちとらの力っちゅうもんを見せてやりたいんだがよー」


「榊か、いつもこういう時には顔を出す奴だな、やるのは構わんが、専守防衛だぞ、撃つなよ」と成神が榊に念を押す。


「それはどうかな、撃つかもしれねーゾ」


「榊、撃つにしても条件がある、コロスナよ、殺してしまっては、怖がる相手がいなくなる、それに弐本の艦隊が宇宙レベルの武器にどれだけ耐えられるかも知っておきたいしね」


「けっ、んじゃぁ、撃たねーよ、それでいいんだろ、遊んでやるよ」と榊は渋々成神の指示に同意した。


デニーゼは「榊さん、ドレイク銀河でトップに位置する軍事力ですよ、侮らないでください」というと、榊から「誰だいデニーゼ?何もんだアンタ」と初めて話すデニーゼに問いかけた。


神原が「あんたの目の前にいるやつの偉い人だよ、榊、調子に乗ってヘマすんじゃないわよ、わかってるわよねアンタ、恥かかせなないでよね」と檄を飛ばした。


「へぇー、デニーゼさんとやら、神原に捕まったんだよな、お可哀そうに、良く命があったもんだ」


その話を聞いていたシズビーが「兄さま、私たちやはりあの時は、命の危険があったということですね」と本音を漏らした。


「何よ、優しく接したでしょ、叩くわよ、シズビー」「ドーラ、あんたは勿論、そんな風に思ってないでしょ!どうなのよ!」


すると神原の問いかけに、ドーラが「私は、と言うと、意を決してお話をした・・と言うか」と怯えながら返事をした。


「なによ、意を決してって、どこかの舞台から飛び降りるみたいに、言っちゃって、あんたたちは、ヒトを見る目が無いだけでしょうが、りーっぱなスキルまで持っていながら、何っ!その弱腰は、仲間になるんだったら、足引っ張るような弱々の仲間にならないでよね」


「私たちが仲間?で・す・か」シズビーとドーラが口をそろえて神原に尋ねた。


「そうでしょ、誤解は解けて、分かり合えたんじゃないの?それじゃぁ、それはもう仲間でしょうよ、ねぇ、仲間の意味わかってる? 助け合いよ、助け合い」と熱弁をふるう神原に、シズビーとドーラの神原を見る目は、憧れをもった視線に変わりつつあった。


こっそり御神が成神に「洗脳成功です」というと、成神は「神原らしいナ」と言って笑った。


「じゃぁ、行くぜー、度肝抜いてやろう、第一、3体上げろ、そんで弱そーな戦艦の砲塔ひん曲げてやんな!」という榊の命令で、Z、G、ダイザーのマジンガーチームが格納庫から飛び出し、物質転送で適当な戦艦の目前にいきなり出現した。


「なんだ、これは」と慌てるガイアーク陣営はなすすべもなく、マジンガーチームに何隻かの戦艦の砲塔はおもちゃにされた、砲塔は斬られ、曲げられ、溶かされ、ゴミを詰められ、好き放題に遊ばれていた。


「我らの艦隊を、ぶっ、侮辱する行為を、なんてことを」、ギール提督は艦載機を出せ、追い払えと怒鳴り声で指令を出した。


「榊さん、敵さんから艦載機出ました、こっちはどうしましょうか?」


「そうだな、同じ数だけ出して1対1で対応しろ、みんな負けんなよ、それと、先に撃つなよ」


「了解、全機、撃つなよ・・とはいうものの榊さん、ペイント弾なら打ってもいいかな」と隊長の山岡が意見具申をした。


「なるほど、じゃあ相手が撃ってきたら、ペイント弾の使用は認めるぜ、その代わり、機体の下側を狙って撃てよ、こいつぁ命令だぜ」と榊は難題を指示した。


「ヒェー厳しいねぇ、榊さんからの挑戦だ、みんな、やったローじゃねーか」


「飛行隊の山岡隊長さん、私はデニーゼです、今出ているガイアークの艦載機は、マークを見ると、第一空挺団です、一流のパイロットが搭乗しています、心してかからないと、撃墜されますから」


「撃墜だって、はっはっ面白い、全部受けきってやろうかな!」と山岡は余裕をもって応答した。


「なに、を言っている、撃墜だぞ、撃墜が怖くないのか」と最強と信じる第一空挺団の実力を信じて疑わないデニーゼは、再度の警告を山岡に送ったのだった。


「誰だか知らないけど、まぁ見てなって!」と山岡達の戦闘機黒虎の動きが急変した。


ガイアーク第一空挺団の各機から連絡が入り乱れた。


「こちらフューリー、なんだこいつ後ろに張り付いて、何をやっても離れない」


「バンシーだ、見えてるかこれ、俺の真上に宙返りしてくっ付いてやがる」


「こいつを何とかしてくれ、デモンです、グルグル周りを回ってついてくる、撃墜許可を求む」


「こちらシーダート、なんつう速さだ追いつけない、我らの機体が追いつけないのか」


「撃つぜロックオンした、スカイナイトだ、敵機を撃墜する、もう勝手に撃つぞ、デスシューター発射!、命中・・んっ、なんだ?まだ飛んでやがる、損傷も見られない、どうなってる?」


「榊さん、ガイアーク撃ってきましたよ、こっちもいいですか?」と山岡は応戦の指示を榊に求めた。


「オーケーだ、山岡隊長、お前らの腕前見せてもらうぜ」


「了解、ルールは分かってんな、じゃぁ行くぜ、せーのスタートだ!」ゼロ式戦闘機黒虎がさらに不規則な動きで、ガイアーク戦闘機の下側に一機また一機とペイント弾でマーキングしていく「急げよ、誰だ、最後になるやつは」


「何ということだ、我が第一空挺団がなにもできない、それにあれはペイント弾なのか、我らが遊ばれているのか?信じられん」と散々な結果にデニーゼは愕然とした。


そろそろとばかり榊は成神からの次の指示を与えた。「よーし、楽しんだな、お前ら、次は我慢の時間だ、敵戦闘機のすべての武器を受けきって情報収集に努めろ、いいな」


「へいへい、榊さんわかりましたよ、聞いた通りだみんな、お片付けの時間だ、我慢だぞ、短気に早るなよ、これも訓練だ」


「榊さんレーダー感、デカモノ3隻前へ出てきます、どうしますか」


「白金だせ、あいつらの甲板に地上モードに変形して、ちょっと悪戯してこいよ」


「了解」というと白金は大型戦艦に向かい甲板付近で地上モードに変形、そして持っているサーベルで ”バカ、アホ、マヌケ”と甲板にキズを付けて落書きをした。


これを見たデニーゼが神原に「あれは、何をやっているのか」と問いかけ、意味を聞いた。


「最大級の屈辱だ!だが、歯が立たないのも事実だ」そうデニーゼが話す中、ガイアークの艦隊陣営に動きが見えた。


「いけない、あの陣形は・・」というデニーゼに、神原が「なにがいけないのよ、説明しないと分からないでしょ!」と詰め寄る。


「あれはPD砲、最大級の威力だ、艦隊も、地球も跡形もなく消滅するぞ、止めないと、成神さん、ガイアーク旗艦に連絡を取りたい、いいですか」と焦るデニーゼだった。

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